今回は妄想エッセイと、奮闘記はお休みです。真面目なエッセイなので、期待していた人は無視してもいいよ。
今回は、短編小説についてです。
最近、ある方の企画小説に参加して、短編をかきました。
ちょうどそんな時に、私のお気に入り小説のエッセイで短編について、数字をあげてデータを取っていたので、短編を書いた時でもあり、興味深く拝見していると、やはりなろう内では人気がないようなのですよ。
私も拙いですが、短編小説を書いているので、気になって調べてみると、感想や評価どころか、まず読まれていませんでした。
長編などに比べると、極端にアクセス数が少ないです。
それに比例して、当然ですが、感想や評価がついていません。
何故なのか疑問に思い、ここ数日は短編を中心にして、なろう内の小説を読みあさっていました。
すると、短編もかなりの数が、毎日投稿されていました。
しかし、大半が起承転結の結がないのですよ。
面白い設定で読み進めていくと、最後に肩透かしをくらってがっくりします。
ひどいショートショートにいたっては、起だけで終わっています。
私は途中で、短編を読むのに嫌気がさしました。
こればかりが原因ともいえませんが、この辺りが人気のない一因かとも考えます。
短編小説を書くのが、文章の練習にもなるので、駄目だとも言いませんが、せめてオチは付けてほしいものです。
ここに、そんな短編に埋もれていた良質の短編を、4つほど紹介したいと思います。
まず最初は、
不死川命@Addict代表 さんの、
『雷撃文庫一次選考』
この作品は、3年ほど前に書かれた少し古い作品ですが、選考の様子を面白く書かれています。
なろう内の作家さんには、興味深く読めると思います。
次は、
蒼鈴六花さんの、
『雪山のご先祖様』
この作品は若干、設定(説明)小説の感もありますが、人気作品の連載を抱える作者様の力量なのか、ほのぼのとした作品になっています。
ほっこりとしたい人にお勧めです。
次は、
ハヤテさんの、
『最後の一滴』
この作品は他の作品と違って、現代を舞台にしたホロリとさせ、読後にはすっきりとさせてくれる文学作品です。
なろうにもファンタジーばかりでなく、こういった作品が増えるといいのですけどね。
次は、
荒川 晶さんの、
『あのなつのかっぱ』
この作品は、短編というには少し長い、2万文字ほどの中編といったところでしょうか。
ジャンルとしては、児童文学に近いかもしれません。
最後は、
チシャ猫さんの、
『オリヅル姫』
この作品は良質のホラー作品ですね。
この作者さんは短編を中心にして活動をしており、恋愛からSFまで幅広く、文章もしっかりしているので、他の作品も一読の価値ありです。
現在も、アンドロイドの学園物のSF中編を、数回に渡って投稿しており、そちらも、なかなかの作品です。
これらの作品以外にも、良質の短編が、かなりなろう内には埋もれています。
こういった作品の作者様を応援していると、いつか凄い作品が、なろうから生まれるかも知れません。
皆さんも、良質の短編小説を見つけたら、積極的に評価するように、心がけてもらえればと思います。
現在執筆中の作者さん達も、気分が乗らず書けない時は、短編小説を読むことをおすすめします。
短編小説なら時間もとられず、文章力の向上にもつながりますから。
後は、かってに紹介したので、お怒りの作者様はご連絡ください。
すぐにでも削除いたします。
あっ、それと冒頭で書いていた企画小説ですが、『究極下での選択』と検索すれば、全ての方の短編小説が見れますので、興味のある方はどうぞ。
私の小説が一番拙いので、あまりおすすめしたくないのですが(笑)
同じ設定のもと、何人かの方が競作して書いているので、勉強になるかと思います。
私もと思う方は、是非参加ください。
それでは、次の妄想エッセイにて。