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Epilogue We are (not) alone

本日三話連続投稿の三話目になります。

最初にこちらを開かれた方は一話目からお読みください。




 外は快晴、夏は本番。断続的に賑やかな、というモノを通り越してむしろ喧しいというかけたたましいというか、風情は感じるけれども度が過ぎて苛立ちの方が勝ってしまいそうな蝉の鳴き声が僕の鼓膜を破らんと襲い掛かってくる。けれども目の前の自動ドアをくぐったところでドアが締め切られて外と隔離されてしまえば、距離は大して変わらないのにその金切り声もどこか遠いものの様に感じてしまう。

真っ白の中にどこか淡い色合いの壁紙のおかげで清潔感と清涼感を感じる病院の中を進んで、通り過ぎる受付に軽く会釈。相手の反応を眼で流しながら僕はエレベータへと乗り込んだ。

階は四階。乗って床に足を押し付けられたと思うと今度は浮遊感。間もなくチン、と到着音がなって、そのすぐ正面にある病室を僕は覗き込んだ。


「こんにちはー」


 声を掛けて入るけれどもベッドの上には誰も居なくて、時折顔を合わせる部屋の主の家族も居ない。用事があるのか、もう今日の見舞いは終わったのか。はたまた彼女の妹が僕の親友の毒牙に掛かる前に退散したのか。ただベッドの布団は少し雑に剥がされているから、きっとどこかに行ったんだろう。今日のリハビリは終わったはずだからトイレか、はたまた――

そんな思考をしながら僕の足は自然と階段へと向かっていた。

陽光で明るいけれど、どこか影のある階段を一段一段登っていく。やがて明るい一筋の光が照らし始めて、登り切った僕は最後の扉を開けた。

むせ返る様な熱気と蝉の大合唱。つい数分前までその最中を歩いてやってきたっていうのに、思わずその迫力に後ずさってしまった。

けれどもそのすぐ後に爽やかな風が僕の頬を撫でてくる。涼し気なその風を浴びながら僕は外に踏み出して、そして屋上の柵にもたれかかってる目的の人物の姿を認めた。


「やっぱりここに居たんだ」


 そう声を掛けるとその人――ユズホさんは僕の方を振り返って顔を綻ばせてくれた。


「あ、ヒカリくん。やっほー。今日も来てくれたんだ。こっちにおいでよ。風が気持ち良いよ」


 風に負けないように元気な声で叫びながら僕に向かって手招きをしてくる。それに従って僕もユズホさんと同じように柵にもたれて街を見下ろした。

海近くにある自衛隊病院の屋上からは街の様子がよく見えて、遠くの小高い場所にある魔技高の姿も小さく見えた。少し視線を動かせば事件の傷跡が残る住宅街。そっと隣を窺い見ればユズホさんは眼を細めてその場所を見つめていた。


事件が解決して、一週間が経った。

僕たちとは別にノバルクス社に行っていたコウジと霧島さんもまた事件に関して全てを終わらせてきたらしい。

スバルが怪しいとふんでたノバルクス社だけど、どうやら魔技総研だけじゃなくてそっちも事件には関わっていたみたいだ。攫ってはいなかったけれども、魔技総研から獏を貰い受けてて、その数は少ないけれど何人かの獏たちが被験体になってたって話だ。だけどコウジが力づくで建物を破壊しながら助けだしたとは霧島さんの弁。

ただ、どっちかっていうと政治家とか軍とかへの裏金の方が問題としては大きくて、そっち方面での処分も免れなかった。破壊するついでに(霧島さんが)回収した資料とかが証拠となって、けれども政治家の横やりとか、ノバルクス社は急成長してる会社だし魔素技術の発展を推し進めてる政治的な力学の関係とかで秘密裏に処理される予定だったらしいんだけど、どこかからかそういった情報が漏れてメディアは大騒ぎ。政治家とか裏金を受け取ってた自衛隊の人間が何人も処罰される結果になった。

ノバルクス社も株価が大暴落。瞬く間に株が売られて倒産の危機、なんてマスコミが煽ってたけど、どこかからか大量の資金が融資されて会社自体は存続したらしい。ただこの前会ったイチハがホクホク顔だったのが気になるところだけれど、それについては追求するのは止めておこう。


 そしてタマキとかコウジたちの手で解放された獏たちだけど、ほとんどは特に体にも問題は無くて、リンシンの両親も無事に元気になってまた親子で暮らし始めてる。何人かの獏はすでに助けられなかったらしいんだけど、彼らの事に蓋をしてリンシンのご両親が無事で良かったと喜んでる僕は人として正しいんだろうか。よく分からない。

ともあれ、また人の間で暮らし始めた獏たちだけれど、誤解とは言え噂で犯人とされたからかご近所さんとの関係はぎこちないってリンシンが言ってた。でも獏たちはみんな人当たりも良いし、それに彼女の話を聞いてると近所の人たちも悪い人じゃないみたいだしきっとまた元の通り人と獏の共存が上手くいってくれるものと信じてる。

一方で獏誘拐事件の主導組織である魔技総研は解散処分になった。他にも色々と問題のある研究をしていたらしく、国のお金が入ってたからか「魔素技術急発展の闇!」とかの週刊誌の煽り文句で散々バッシングされて、臭いものには蓋的な感じであっという間に組織は解散させられてた。

一応この魔技総研とノバルクス社の件に関しては、表向きは英雄たるコウジの内部告発という形で処理された。そのおかげで僕らの周りは特に変わること無く日々を過ごせている。コウジは、と言えば元々英雄ってことで高かった世間の評判が更にうなぎのぼり。コウジ自身はこういった扱いが好きじゃないんだけれども、ずっと英雄扱いされて慣れてしまったのか、それとも諦めてるのか「仕方ねぇ。これも仕事だ」の一言で受け入れてくれた。全く以て僕は良い友人を持ったと思う。


 街を眺めながらそんな風に事件のことを思い返していたんだけれど、不意に爆発音とガラスが割れる音が響いた。そして怒号も。その音と声を聞いた僕とユズホさんは互いの顔を見合って、揃って深々とため息を吐いて肩を落とした。


「またあの二人か……」

「もうすっかり日常茶飯事になっちゃったね……また謝れば許してもらえるかなぁ……?」

「……さすがにムリかもね」


 呟きにも近い僕の嘆きに、揃ってもう一度ため息。まったく、あの二人は本当に……。

二人で頭を悩ませてくれてるタマキとスバルだけれど、二人は相変わらずだ。スバルは失血が多くて、タマキは満身創痍で二人揃って入院している。しかも同じ病室で。

スバルはともかくとして、最初タマキの姿を見た時はさすがに驚いた。顔中包帯まみれだし腕も足も傷だらけ。全身に包帯が巻かれててまるでミイラみたいだった。魔技総研で何があったのかはお見舞いに訪れる前におおよそは聞いてはいたんだけれど、ここまで激しい戦闘だったとは想像してなかった。詳しく聞けばあと一歩で命を落とす直前だったらしい。そこまで傷つきながらもやり遂げてくれた事に感謝と申し訳無さがいっぱいになったけれども、当の本人は、


「ワタクシがやりたくてしたことですもの。それに、事件に首を突っ込むのを主張したのもワタクシですし、むしろこちらが付き合ってくださって感謝すべきですわ」


 とまあ、こんな感じだ。それでも仲間として、労うくらいはしてもいいかなと思って毎日お見舞いにはくるようにしてるんだけれども。

スバルと同じ病室だっていうのが悪い。些細な事で言い争って、最終的には怪我人同士で魔術を使ってダブルノックアウト状態。毎日スバルとケンカしててその度に病室を破壊し、僕とユズホさんの二人で眉尻をピクピクさせている看護師長さんに平謝りする日々だ。いい加減労う気持ちも失せてきて逆にコッチを労ってほしいものだ。誰だ二人を同じ病室にしたのは。


……頭の痛くなることを考えるのは辞めよう。そうそう、この事件でドッペルゲンガーを失った人たちだけれど、まだ生き残っていた人たちの大多数は何とか助けることができた。何人かは間に合わなかったみたいではあるんだけれど、イチハの手解きを受けたリンシンが一人ずつ肉体とドッペルゲンガーの融合作業を進めて、今じゃほとんどの患者が動けるようになるまで回復してる。

最初はドッペルゲンガーを無くして数日しか持たなかった体も、榛名さんの努力のおかげで何とか半月レベルまで延命することができていた。無論そこにはイチハの知識とリンシンの助力があったわけではあるんだけれど、それでもほぼたった一人で短時間で研究し、延命装置の実用化にこぎつけたあの人は本当に凄いと思う。

結局事件そのものには蚊帳の外ではあったし、知識源は隠してはいるけれどイチハの功績が大きいからプライドを痛く傷つけてしまったんじゃないかと危惧してはいた。だけれど、彼はこう言ってくれた。


「べっつに気になんざしてねーよ。単に俺の実力不足の結果なんだし、患者を救うのが最優先に決まってんじゃん? ンな犬も食わねーよーなプライドなんざハナっから持ってねえからさ。ていうか、君らみたいな子供がそんな気を遣うんじゃありません。むしろ、これからも何か新しいことが分かったら俺に教えてくんない?」


 本当に器の大きい人だと思う。人柄も信用できそうだし、協力してくれるかは別としてイチハのことを教えてあげてもいいんじゃないかって、そう僕は思ってる。


そして――ユキヒロは眠ったままだ。

カリストが死んで、そして他のドッペルゲンガーたちも解放されて元の持ち主のところへと戻っていった。けれどもユキヒロは眠ったまま、今もこの病院の隔離病室に二十四時間監視された状態で横たわっている。

致命的な外傷は無くて、肉体も持ち主へと戻った。それはイチハにも確認したし間違いはない。そして、原因も分かってる。


「簡単に言えば、『魂』が欠損してる状態よ」


 ベッドの傍らでイチハはそう僕に告げた。

魂というと概念的だけど、言い換えればユキヒロ自身の精神(ドッペルゲンガー)が傷ついてしまっているため、乗っ取られたユキヒロの精神を肉体にきちんと定着させても肉体と精神の不整合があって、だから眼を覚まさないのだという。精神を「心」と置き換えてもいいかもしれない。

魔技的な意味でも、概念的な意味でもこの一連の事件でユキヒロの心はひどく傷ついた。自分が乗っ取られていく恐怖。自分の意思に反して殺めた人々。責任感の強いユキヒロの事だし、そうそう自分を許すことができないのかもしれない。


「ま、魂の欠損も時間が経てば無事なところから情報が補完されて元に戻るはずだから、気長に待ちなさい」


 定着作業を終えたイチハは去り際にそう言い残して、また何処かに消えていった。

アイツがそう言うのならそうなんだろう。元に戻るのがいつになるのかは分からないけれども、僕としてはのんびりと、ユキヒロが自分の事を許せるまで待つことにする。それまではユキヒロが帰ってくる場所を守りながら。

 軽く眼をつむって、もう一度、僕は目に焼き付けるように目の前の見慣れた街を眺めた。


「……ユキヒロくんも、早く眼を覚ますと良いね」

「そうだね。ま、アイツもなんだかんだで強い奴だからさ。きっとすぐに眼を覚ますさ。じゃないと僕がバカ二人のお守りのストレスで死んでしまう」

「あ、それは言えてるかも。早く戻ってきてくれないかな……」


 ユズホさんも冗談めかして僕の軽口に付き合ってくれてるけど、でも最後の呟きから本気でユキヒロのことを心配してくれてるのが分かった。


「ユズホさんは……怖くない?」

「え?」

「だって、ユズホさんからしてみればユキヒロは……加害者じゃない? そんな奴が傍に居ても大丈夫なのかなって」

「んー、そう言われればそうだよね」


 人差し指を顎に当てて考えこむ仕草をする。でもすぐにその仕草を止めた。


「でもさ、ヒカリくんもスバルくんもタマキも何の心配もしてないんだよね?」

「そりゃあ、まあ……」


 約束したし、例え約束なんてしなくたってユキヒロは僕らの仲間だ。だから怖いだとかそんな感情は微塵も無い。


「みんなユキヒロくんの事、信頼してるんでしょ? ならそれだけで私も信頼できるよ。だって、私もユキヒロくんと友達になったんだから」


 そう言って彼女は隣で爛漫に笑った。その笑顔に、僕は言葉を無くして、けれども心の底から感謝した。ありがとう、と言いたかったけれど、何だか気恥ずかしくなって口にはしなかった。

二人して街を眺めて、静かな時が流れる。少し風が強くてユズホさんの髪が時折乱れて、それを手櫛で整える。僕はそれを何の気無しに見つめていた。


「私ね、ずっと夢を見てたんだ」

「夢?」

「そう、夢。ドッペルゲンガーを奪われてからずっとずっと、長い夢」


 そう切りだすと、ユズホさんはその夢について語ってくれた。暗く、どこか分からない場所で独り過ごしていた事。どれだけ助けを呼んでも誰も助けに来てくれず、どれだけ泣き叫んでも声が枯れるばかり。光も音も無く、決して何かが起きるわけでも無い。ひたすらに独りの世界。夢の内容を思い出しながら、ユズホさんは時折震えていた。


「たまにね、独りになれたらなって思ってたんだ、私。お父さんもお母さんも妹も嫌いじゃないし、むしろ大好きなんだけどさ、それが煩わしいっていうか、息が詰まりそうな時があるっていうか……誰も傍に居なくて独りになったら、そうすれば息抜きができるんじゃないかってずっと思ってて、そんな時が来たらなって想像してたんだ。学校の寮に入ったのも独りになれる時間が欲しかったから」

「でも、実際は全然違った?」

「そう。とても怖かった。誰も助けてくれなくて、どんなに頑張っても何もできないの。これが本当に独りなんだって思ったら、怖くて、辛くて、何もできなかった」


 そしてユズホさんは僕の方に向き直ると、深々と頭を下げてきた。


「だから助けてくれて本当にありがとうございました。あのまま夢の世界に居続けたらきっと私は立ち直れなかったと思う」

「……お礼ならタマキに言ってよ。今回の件で一番頑張ったのはアイツだし、それに……本当の事を言うと、僕は周りに流されただけで、その、ユズホさんの事を本気で助けようなんて思えてなかった。ただ僕の自己満足のためだけなんだ」


 真摯な態度で頭を下げてくれるユズホさんの姿を、僕は直視できなかった。動機は最低だし、友達だと言ってくれる彼女に対して、僕の気持ちは釣り合ってない。感謝される様な人間じゃないんだ。

僕は眼を逸らして、だけどユズホさんは緩々と首を横に振った。


「タマキにはもうお礼は言ったわ。ただ私がお礼を言いたいだけ。ヒカリくんの気持ちはどうであれ、結果として私を助けてくれた。その事に変わりは無いし、それに、私とタマキを友達にしてくれたのもヒカリくんなんだよ? だからお礼を言うの。

 ――ヒカリくん、ありがとう」


 そう言って彼女は僕に向かってもう一度頭を下げた。

今彼女が言ってくれた事を僕は眼を閉じて反芻する。今まで色んな人の手助けをしてきたつもりだ。些細なことが多いけれど、それでもほとんどの人はユズホさんと同じように感謝の言葉を告げてくれた。そのどれもが僕は嬉しかったけれど、どこか僕自身が作り物めいた感覚を抱いていた。素直に感謝の気持ちを受け取っていたつもりだけれど、何かが違った。

今の気持ちと他の時の気持ちの違いが何に起因しているのかは分からない。けれども、僕は今、彼女の気持ちがとても嬉しかった。


「……僕の方こそありがとう。生きていてくれて、こうして、また僕らと繋がってくれて本当にありがとう。そしてこれからもまた宜しく」


 自然と僕は手を差し出していた。ユズホさんは僕の手を見てキョトンとしていたけれど、すぐに顔を綻ばせて手を握ってくれた。


「どーいたしまして! こちらこそこれからもよろしくっ!」


 どこか照れ臭そうに満面の笑みを僕に向けて、それを見てると何だか僕も恥ずかしくなる。自然と僕の顔にもはにかんだ笑顔が浮かんできた。

ホント、恥ずかしいけれど悪くない。彼女とはこれからも仲良くやっていきたいっって素直にそう思えた。


「ふふ、スバルくんを諦めてヒカリくんに乗り換えちゃおっかな?」

「え?」

「なーんて、ね!」


 ペロ、とユズホさんは可愛らしく舌を出してウインクした。

なんだ、冗談か。思わずドキッとしたじゃないか。


「本気だと思った?」

「……ちょっと」

「ふふ、なら私の魅力も捨てたもんじゃないかもね!」


 あはは、と笑うユズホさん。だけど――


「でも強ち冗談でもないかもよ?」

「それってどういう――」


 意味か、と真意を問いただそうとしたその時。


「あー! ユズホちゃんがヒカリの手を握ってるぅっ! ダメだよユズホちゃん、ヒカリはボクのものなんだからね!」

「ヒカリ! ユズホの手を離しなさいな! 勝手に触れることを許可したことはありませんわ!」


 一体どこから見ていたのか、ケンカしてたはずのバカ二人が屋上の入り口でギャーギャー騒いで、いつの間にか僕らそれぞれに抱きついていた。

僕にはスバルが、ユズホさんにはタマキが。


「見えなかった、だと……!」

「ハァハァ! クンカクンカ! ああ、ヒカリの香り、ヒカリの体温……ペロペロペロペロペロペロ! ダメダメ、ヒカリ分が、ヒカリ分が絶対的に足りない……! ね、ね! ヒカリの汗もっと舐めさせて!!」

「おいこら! 止めろ! この、バカ……あ、こら! 首を舐めるなっ! 耳を甘咬みするなぁぁぁぁぁっ!!」

「むほぉぉぉ! いいですわ、この肉感、豊かなおっぱい! このまま時が止まれば……いいえ、まだですわっ! ユズホ、あなたのこのはちきれんばかりのおっぱいに私の顔をはさみなさいっ! いえ、はさんでくださいませっ!!」

「あ、ちょ、ちょっとタマキ! はうぅ! 止め……ダメ、胸は感じやす……!!」


 なんだこの地獄絵図。せめて抱きつくなら僕にタマキでユズホさんにスバルだろ。せっかくいい感じの雰囲気だったのに。

でもまあ、これが僕らの日常だ。傍にはスバルが居て、タマキが居て、ユズホさんが居て、そしていつかユキヒロが帰ってくる。バカばっかりだけど、僕の大切な仲間だ。これからもずっと一緒に泣いて、笑って、怒って、ケンカして、けれども一緒に歩いて行く仲間だ。

これからもずっと――




 We are never, never walk alone.




これにてこのお話は終わりになります。

連載開始から約10ヶ月、お読みいただいた方、応援いただいた方、感想を下さった方全てに感謝致します。

次は「ゆるねばっ!!2」の方の連載になりますので、しばらくこちらはお休みです。またそのうちお会いしましょう。

それではありがとうございました!

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