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LINK1 蒼き瞳の青年×悪魔な蒼き美少女=開幕する闇絆の物語

漸く本編スタート致しました!!が、幾つか注意点がございます。



・エロ要素が最初からクライマックスですので、苦手な方はユーザーページにお戻り下さい(^_^;)


・作中のリア充ぶりを見ても怪物の「親」になったり、「ベルト」「USBメモリ」「スイッチ」のご使用はご遠慮下さいませ(^_^;)(何の注意点だよ)



以上の事を踏まえて閲覧して下さいませm(_ _)m


ではでは♪

―路地裏



「うっ…ぐぅ…!!」


「ケッ…素直に渡しゃいいんだよ…!!」


紺色のブレザー型の学生服を着た太い縁の眼鏡をかけた太った体型にニキビ顔と、決して恵まれた容姿ではない男子学生が、柄の悪い不良の男から暴行を受け金品を巻き上げる、所謂カツアゲをされていた…。


「やっぱオタクなだけあって結構持ってんな〜♪ま、俺が有りがたく使っといてやるよ。じゃあな。…ん?」


不良はせせら笑いながら学生の財布の中の所持金を全て抜き取り、空となったそれを捨ててその場を去るべく踵を返す。そこへ…


「フフ…随分楽しそうじゃな〜い?」


見た目は15〜6歳程だが、それとは裏腹な妖艶な雰囲気を醸し出した美少女が現れ、今の光景を見つめている…。


「へぇ…可愛いじゃんか〜♪ちっと俺と付き合えよ♪」


「ふ〜ん…。」


「あ…え…?」


不良はそう言いながら、少女に近付き気安く肩に手をやり軟派をしはじめた。しかし彼女はそれを気にせず、何故か不良にいたぶられた学生の方に少し目をやり、そして…


「んんっっ…!!?///」


「ひょっ!!?///」


突然、少女はその不良の首に腕を絡めて彼の唇を奪った。あまりの唐突な光景にニキビの学生もすっとんきょうな声を漏らす。


「(な…何か知んねぇけどすげぇラッキー♪超ついてるぜ!!)」


この唐突だが、「美少女とのキス」と言う何ともおいしいシチュエーションに喜びを感じる不良。だが、次の瞬間思い知る…これが「最後の至福」になる事を…。


「(んんっ!!?何だ!?全身の力が奪…わ…れ…!!)」


「あっ…ああっっ…!!」


少女が離れると、不良は糸が切れた操り人形の様に倒れてしまう。身の危険を察知した学生は、怯えながら後退りをするが…


「ねぇ…」


「ヒッ…なっ…何です…か…!?」


突然少女に声を掛けられ、ビクつきながらオドオド返事をする学生。それを聞き彼女はゆっくり学生に近付く…。




それから数日後…




―喫茶店・トライスコープス



「ミイラ化した死体の怪事件…昨日で20件もあったのか…。」



中心に白い魚座のマークが付いた青いエプロンを身に付けた、眉が少しかかるくらいの黒い短髪、海の様に青い瞳をした端正且つやや中性的な顔立ちの青年・水始流(みなもと・ながれ)は、新聞に載った謎の連続怪事件についての記事に目を通し、カウンターの上に置いた。


「殆どの被害者がイケメンや弱い奴をいたぶってた不良ばかりで、事件後には必ず同じ可愛い女の子が近くにいるみたいだぜ?」


そのカウンターの内側にいる、中心が白い牡牛座のマークが付いた青いエプロンをした、後ろの首まで伸びたパーマがかった茶髪の青年は、その事件の詳細について語る。被害者は皆恐喝、暴行等の悪事を働く不良で、あのオタクな学生から金品を奪った男もその犠牲者となっていた。そして、その事件の真犯人が美少女であると言う…。


「何れにしても注意しないとな…。」


「しかし美少女かぁ…ちっと恐いけど会ってみたいなぁ…。」


「間違ってもあんたのとこには来ないと思うよ、店長。」


事件に巻き込まれない様注意を心掛ける流だが、この店の店長である茶髪の青年は逆にその美少女とお目にかかりたいと、命知らずな発言にツッコミを入れる。


「流!!俺の事はユージンと呼べと何時も言ってるだろ!!」


「はいはいすいませんね、ユージン店長。」


ユージンこと本名・葉月友人(はづき・ゆうと)は、店長でありながら何故店員の流にそう呼ばせるのか…本人曰く「店員やお客様と友達になりたい」と言う、フレンドリーな方針が好きな為である。


「俺も今年で26…いい加減彼女を作り結婚したい!!もうこの際だったらこんな危なめな美少女でも構わない!!」


そして、友人が事件の犯人と疑われている美少女に会いたい理由…26年間、全く彼女が居ないと言う最悪の非リア充ライフに終止符を打つべく、あろうことかその美少女と結婚したい為だと、とんでもない発言をぶちまけた。


「はいはい…あ、そろそろ定時なので上がらせて貰いま…」


「彼女ギブミィィィィッッッッ!!!!」


「やかましいわ!!」


「グボッ!!?」


定時が近付いた為帰宅の報告をしようとした流だが、友人が突然発狂したかの様に意味不明な絶叫をしたので、首の後ろに力一杯手刀を叩き込み気絶させてそのまま帰宅した。




「すっかり遅くなったな…。早いとこ家帰って飯作らないと…ん?」


あれからスーパーで夕飯の買い物をして、青い大きなエコバッグを持ちながら家路に向かう流。幼い頃に両親を事故で亡くしてからはアパートで独り暮らしをしており、トライスコープスでバイトをして生活費を稼ぎ、家事も一人でこなしている。漸くアパートの近くまで辿り着いた時…


「……。」


腰まで届いた水色の左目が隠れる程長い髪に、藍色の瞳をした黒い袖付きのワンピースを着た自分と同い年程の美少女がアパートの前で突っ伏して倒れていた…。


「だ…大丈夫ですか!?」


「あ…うぅ…」


流は、直ぐ様少女に駆け寄り声を掛ける。体力が弱まっている為、何処か体調が悪いのかと心配するが…


「お腹…すいたぁ…。」


「ただの空腹倒れかいっ!!」


あまりの情けない理由に流は、本日二度目のツッコミを炸裂させた。




「あ〜美味しかった♪ありがとね、ご飯食べさせてくれて♪」


「い…いや…全然構わ…ないよ…///」


本日の夕食・シーフードカレーに舌鼓を打ち、少女は流に感謝の言葉を送る。しかし流は何故か少女の顔を見ようとせず、顔を赤めていた。実は女性が苦手で、同級生の女子ともまともに会話出来ない程である。


「あっ、自己紹介まだだったわね。私は海噛深波(みかみ・みなみ)。貴方は?」


「お…俺は…水始…流…。///」


「流、貴方が助けてくれなかったら私死んでたかもしれない…。本当にありがとう。」


「い…良いんだよ、そんなに頭下げなくても。困ってる人をあのままに出来なかった。それだけだよ。///」


美少女もとい深波は、見ず知らずの自分を空腹から救ってくれた流の優しさに心から感謝して頭を下げるが、流は少し慌てつつ、「気にしないでくれ」と頭を上げる様彼女に促す。


「本当に優しい人…御礼にお部屋の掃除をさせて♪」


「い…いや良いんだよ!!そこまでしてくれなくても!!それにほら…もう暗くなってきたし君もそろそろ家に帰らないとご両親が心配するだろ?」


食事を食べさせてくれた恩を返すと言い立ち上がる深波だが、時刻はもう8時過ぎ…こんな時間まで男が住む所に少女を置いてはおけない意味も込めて帰る様促す流だが…


「嫌よ…命を救ってくれた恩返しをするまで絶対に出ていかないわ!!それに…私両親いないの…。」


「え…!?」


「両親は私が子供の時死んで、身寄りもいないの。」


「そう…なんだ…。」


あくまで恩を返すと頑なに言い張る深波は、悲しげな表情をしてそう呟く。両親や親類がいない…それを聞いた流は「自分と彼女は似ている」と、強いシンパシーを感じていた。


「お願い…家事でも何でもするから…恩返しをさせて!!此処にいさせて!!一人は…嫌…!!」


流の手を握り、涙を流しながら懇願する深波。その姿を見た流は…


「…分かったよ。此処に居ても良いからもう泣かないでくれ。」


「ホントに!?」


「ああ、アパートの人には親戚の子だって言っておくから。」


「嬉しい…ありがとう!!ホントにありがとう!!私頑張るからね♪」


「わわわ…分かったから抱き着かないでくれ!!///」


必死の懇願に負け、彼女を此処に住む事を許可した。それを聞いた深波は、喜びながら自身の豊満な胸を押し付けるかの様、流に抱き着く。その後深波は食器の片付けは勿論、テーブル拭きや服のアイロン掛け、風呂洗いや湯沸かしを全て懸命にこなしていた。


「ふぅ…ちょっと変わった娘だけど悪い人じゃないな…。」


入浴中の流は、浴槽につかり天井を眺めながら深波の印象について呟いている。戸惑いはしたが、彼女の自分に対する誠実な「恩返し」を見て好印象を持ち出していた。そこへ…


「な〜がれ♪背中流してあげるわ♪」


「ぶーーーーーっっっっ!!!!///な、な、な!!?何で君まで入ってくるんだ!?///」


なんと、深波は流がまだ入浴中なのにも関わらず全裸の状態で参戦すると言う、超想定外の事態が発生した。そのあまりの刺激的な光景に鼻血を噴き出す流。


「言ったでしょ♪何でも恩返しするって。さ、出て出て♪」


※ここからは18禁的シーン故、台詞のみ楽しんで下さいませ。


―やっ、止めろって!!///


―良いでしょ〜♪これから一緒に住むんだから♪あっ!おっきいわね〜♪


―何処見てるん…だ!?さ…触るな…!!///


―大丈夫よ、私のも触っていいから。ほらほら♪


―そういう問題じゃない…!!うぷっ…!!///


―うふふ…か〜わいい♪




「はぁ…はぁ…一体どういうつもりなんだ…!!///」


風呂から上がり、顔を真っ赤にしながら顔とは真逆の色をした青いパジャマを着て就寝の準備をする流。深波とはどうなったか気になる方には「手は出していない」と告げておきます。(笑)


「笑うな作者!!」


と、天井に向かって何者かに三度目のツッコミをする流。今日の所は自分の布団は深波に使わせ、自分は毛布を巻いて茶の間で寝る事にした。




「zzz……ん…んん…?」


夜中の2時…爆睡している流の耳に何らかの違和感を感じ、後ろを振り向く。その正体とは…


「ふぅ…あ…んふふ…お邪魔しま〜す♪」


「(なあぁぁぁぁっっっっ!!!?///)」


別の部屋で寝ている筈の、妖艶な笑みを浮かべながら胸元を大きく開けた水色のパジャマ姿の深波だった…。


「(何やってんだ!?君には布団用意した筈だろ!?///)」


「(今日ね、流の裸見てムラムラしちゃった…♪それに貴方だって私の裸見て興奮したでしょ?)」


「(なっ……!?///)」


「(だから…もういっその事しちゃおうよ?)」


真夜中故、近所迷惑にならぬ様小声で会話する二人。深波は、あの風呂での出来事から流に欲情して「既成事実」を作ろうと彼に迫る…。


※またも18禁的シーン故、台詞のみ楽しんで下さいませ。


―やっ…止めろって…ひゃあっ!!?///み、耳を舐めるなっ!!///


―はぁ…はぁ…流の見たせいで興奮しちゃったの…ほら見てぇ…こんなになっちゃったぁ…///


―ぎゃあぁぁぁぁっっっっ!!!!?////な…何見せてんだあぁぁぁぁっっっ!!!!?////


―はぁ…はぁ…もう…はぁ…はぁ…もう我慢の限界!!流を食べちゃいたい!!いただきま〜す!!


―さっ…させるかぁぁっっ!!///


―はぅあっ!!?




「はぁ…はぁ…勝った…はぁ…はぁ…こんな変態だったなんて…はぁ…はぁ…!!///」


激しい戦いを勝ち抜いたのは、理性を保ちつつ変態(深波)の首に手刀を叩き込み気絶さすた流だった…。





―翌朝



「あ〜…昨日は散々だったな…。」


目の下に真っ黒な隈を作り、茶色の学校用鞄を持ちながら眠そうな顔をした紺色のブレザーの学生服を着た流は、学校へ向かうべくとぼとぼ歩く。こうなった理由は勿論、あの激戦の後深波からの強襲に備えて全く一睡もしなかった為である。


「待ってよ流〜♪」


「あぁ…悪い…って、ついて来るなっ!!留守番しろって言った筈だろ!?」


何時の間にか自分の後ろからついて共に学校へ行こうと企む深波に、顔を大きくして帰る様指を指しながら怒鳴る流。もしこの事が公になってしまえば、当然クラスから質問責め&「リア充爆発しろ!!」と非リア充の男子共から罵声が飛ぶ事は確定し、最悪退学と言う事態に追い込まれてしまう…。


「だってぇ…流から離れるなんて嫌だしぃ…他の人間の女に目移りされたら私が困るの…!!」


「(うぅっ!!?)」


そう言いながら深波は、声のトーンを低くし暗い表情をしながら鋭くした濁った目付きで流を睨んだ…。流は、昨日までとは全く違う彼女の表情に言い知れない恐怖を感じている…。


「授業の邪魔はしないからさ…ね?お願い…。」


「あ…うぅ…!!///」


邪魔をしないのならついて来るな…と言いたいが、先程の深波の表情が怖くて中々言い出せず、上目遣いをする彼女に胸を押し付けられながら抱き着かれる流。その時…


「きゃあぁぁぁぁっっっっ!!!!」


「な!何だ!?学校で何かあったのか!?」


「!!(この気配は…!?)」


学校の方向から女生徒の悲鳴が聞こえた為、流はそこへ向かって走り出す。深波が何かの気配を感じている事には気付かず…。




津凪(つなぎ)学園



「ぶはははは!!!!全て真っ二つ!!真っ二つなのだぁぁっっ!!」


校内で、眼鏡をかけた此処の男子生徒が物騒な言葉を叫びながら生徒や教師達を襲っていた。勿論何の手段もなく暴れている訳では無い…。


『フフ…御主人様の悪い波動、ビンビンに伝わって来てます〜♪もっと人間を殺して下さいませ♪』


なんと生徒の右腕が、尖端部分に蟹の紋章が刻まれた黒く巨大な蟹の鋏の様な物になっており、紋章から響くアニメ声風の女の声が、「御主人様」である彼に更なる殺戮を仄めかす。


「ぶほほほ!!ボクちゃんの恩人のシスーザたんの頼みなら何でも聞いちゃうよ〜♪ま〜ずは…」


「ヒィッ!!?た…助け…!!」


鋏の声・シスーザを「たん」付けで呼ぶ、清廉な顔付きに似つかわしく無いオタク風な口調の男子生徒は、逃げ遅れ腰を抜かした女子生徒に向けて腕の鋏から無色の泡を発射すると、彼女から人形の半透明のエネルギー体が抽出されそれを鋏で切断、吸収していくと、彼女はまるでミイラの様に全身が乾いてしまい無惨に絶命する…。


『美味しい…美味しいよ御主人様〜♪』


「ぶほほほ!!ボクちゃんも三次元の女を始末出来て嬉しいですぞ〜♪」


「なっ…!?何だよこれ…!!」


男子生徒とシスーザが女生徒の殺害で余韻に浸っていると、流と深波が現場に到着した。流は、目の前の光景に目を大きく見開き愕然としている。


「ん〜?諸君等、ボクちゃんとシスーザたんに何用ですかな?」


「ミイラ化した死体…!!まさか…あの事件は皆お前がやったのか!?」


流は二人の足元に倒れたミイラ化した女生徒の死体を見て、あの連続ミイラ化死体事件の犯人が彼等なのかを尋ねた。


「ぶほほほ!!正解♪これも全てシスーザたんのお陰でござるよ♪」


「シスーザ…たん…?」


『初めまして〜♪アタシが大嫌いなイケメン野郎と未契約の「リンキュバス」のシャクリア・シィヴァイトさんよぉ…!!』


「リン…キュバス…!?深波が…!?」


「…相変わらず不良とイケメン嫌いが激しいのね。シスーザ・シィプット!!」


腕の鋏が学生から分離すると、蟹の鋏をした両腕、兜蟹の様な頭部をした水色の瞳に、女性の様な括れたスタイルをした身体に禍々しい形をした青色の「C」を模した模様が刻まれた黒い悪魔ことリンキュバス「シスーザ・シィプット」となり、先程迄のアニメ声とは違いドスの利いた低いチンピラの様な粗暴な口調で流と深波ことシャクリア・シィヴァイトを罵る。


「どういう事なんだ…!?」


『アタシはてめぇみてえなイケメン野郎と御主人様をいたぶるゴミ不良が大っ嫌いでな、これまでそいつ等を一人残らずブッ殺してきた…!!そして、あの糞野郎に金だけじゃなく大事な宝を壊されて泣いていた御主人様を見て慰めたいと思って契約したんだよ。』


シスーザは、自分の好みに合わないと言う身勝手な理由によりその対象となる人間を殺戮し続けていた。そして、あのカツアゲされた男子生徒は彼女のタイプである為契約をした。彼の外見が変わったのも契約が影響した物である。


「その契約をしたボクちゃんは変わった!!ボクちゃんをカツアゲする社会のゴミ(不良)や二次元を小馬鹿にしてきた三次元の糞女共に積年の復讐を果たす正義の戦士にっ!!」


「…その為に何人も殺してきたのか…。」


「なが…れ…!?」


「そんなてめぇ勝手な理由で他人を殺すてめぇ等に…正義を名乗る資格なんて無ぇっ!!」


流は、シスーザと彼女の影響で悪に染まった男子生徒の一方的な先入観による殺戮に歯を軋ませ、怒りを露にした。彼はただ優しいだけの人間では無い…いや優しいからこそ人の命を簡単に奪う彼等の行為を許せなかったのだ。


『粋がってんじゃねぇよ糞野郎!!御主人様、殺っちゃいましょ♪』


「了解であります!!闇絆の証!!魂鋏!!」


男子生徒が左手を胸の一歩手前にやりそう叫ぶと、シスーザの身体が青く光ると、全身が黒い巨大な蟹鋏(シザースハンド)に変化して彼の右腕と同化した。これがリンキュバスが変化した武具「闇絆(ダーク)(ヴォンズ)」であり、シスーザは「(ソウル)(キャンサー)」へと姿を変えたのだ…。


「真っ二つに引き裂いてやるでありますよォォォォッッッッ!!!!」


男子生徒は流を殺そうと、魂鋏を構えながら彼に襲い掛かる。が…


「何ですと!?」


「深…波…!?」


『流は…死なせない!!』


Sを模した藍色の禍々しい模様が特徴の豊満な胸に括れのある腰をしたスタイルの良い体つきをしている水色の瞳をした黒い鮫を模したリンキュバス態となったシャクリアは、両腕をクロスさせて刃の様な鰭で流から攻撃を守る。


「邪魔でござる!!」


『キャアアァァッッ!!』


『未契約のあんたが魔契約(ダグレクト)したアタシと魔契者(ダグレクター)の御主人様に勝てる訳ねぇだろ!!』


しかし、魂鋏の勢いが強まり大きく横に薙ぎ払われシャクリアは吹き飛ばされてしまう。これがリンキュバス(シスーザ)と魔契約(ダグレクト)した人間・魔契者(ダグレクター)と未契約のリンキュバス(シャクリア)との力の差である…。


「深波…何で俺を庇ったんだ…?」


『言った筈でしょ…貴方は私の命の恩人…恩人を救うのに人間もリンキュバスも関係無いでしょ?絶対に…貴方を死なせたりしない!!』


シャクリアの「自分を守る」と言う言葉を聞き、流は暫く考え込みそして…


「…どうすればあいつ等を止められる…?」


魔契者とシスーザと戦う事を決意し、彼等倒す術を彼女に尋ねた。


『魔契者には魔契者…貴方も私と魔契約すれば勝てるわ。その為には…!!』


シャクリアはその方法を教えるべく、全身から青い光を発して深波の姿となり流の肩を掴み…


「えっ?んんっ…!!///」


対象者(あなた)とキスをする…。」


強引に顔を引き付けて流に濃厚なキスをし、妖艶な表情をして自分の口元から銀色の糸を引きながら彼の口から離す。すると、流の右の手の甲に魔契者の「証」として黒い鮫の紋章が印される。


「後は『闇絆の証!!』と叫べば良いの。さぁ、早く!!」


「分かっ…た…///」


流は、先程のキスの影響で顔を真っ赤にしつつも深波の言う通りに従い、強く握り握り締めた右手を胸の前で構え…




「闇絆の証!!女帝鮫の帰還!!」




そう叫んだ瞬間、深波の身体が青い光に包まれ、頭部に鮫の紋章が刻まれた青い瞳の黒い鮫を模した投刃(ブレードブーメラン)の闇絆の証「女帝鮫(シャーク)帰還(リターン)」へと変化し、流の右手に納まる…。


「これが…闇絆の証…!!」


『まさか…あいつまで魔契者に…!!』


「恐るるに足らず!!魔契者成り立てのあ奴に使いこなせないでござるよ!!おおぉぉっっ!!」


男子生徒は(しょしんしゃ)に負ける筈が無いと豪語しつつ、魂鋏を構えて流に向かって走り出した。


「せぇぇいっ!!」


「無駄でござるよ!!こんな物防いでしまえば…!!」


流は、女帝鮫の帰還を男子生徒に向けて勢い良く横に投げ付ける。円状に描いて回転する女帝鮫の帰還に対して、魂鋏を盾にして突き刺さったままだが見事攻撃を防いだ…かに見えたが…


『ギャアアアアァァァァッッッッ!!!!痛い痛い痛い痛いィィィィッッッッ!!!!』


『馬鹿ね。私の回転は対象を斬り裂く迄簡単には止まらないわよ?何処まで耐えられるかしらね♪』


突き刺さった女帝鮫の帰還は、そのまま回転を続け魂鋏に斬り込みを入れて斬り裂こうとする。あまりの地獄の様な激痛にシスーザは悲鳴を上げながら元に戻り、学生から分離する。それと同時に、女帝鮫の帰還は流の手元に帰還する。


『相手は弱った…。流、右手に力を入れて!!』


「分かった!!はああぁぁぁぁ…!!」


言われるがままに右手に力を籠めると、流の右手から青いエネルギーが発生し、女帝鮫の帰還に流れ込む…。


『そのまま投げて!!』


「そぉぉぉぉらっ!!」


『ギャアァァァァッッッッ!!!!』


それを大きく横一文字に投げると、青い電撃状のエネルギーが女帝鮫の帰還を纏い出し、そのままシスーザに直撃、真っ二つになり大爆発を起こした。そして再び流の元に舞い戻る…。


『やったわね♪』


「闇絆の証か…。」


闇絆の証の力に圧巻している流に対し、勝利に喜ぶシャクリア。リンキュバスとは何者なのか?何故人間と契約するのか?そして、リンキュバスの目的とは?

水始流と海噛深波/シャクリア・シィヴァイト…二人の物語は、今紡がれようとしている…。

如何でしたか?このグダグダぶりなストーリーは(^_^;)


第一話からとんでもないエロ展開(風呂と夜這いシーン)を書いてしまっちゃいました(^_^;)且つ始まったばかり故にヤンデレシーンも少なく「何処がヤンデレなんだよ!!」とお怒りの方も多いと思いますが、本格的なシーンはこれから先に起こすつもりですので御勘弁を(^_^;)(言い訳すんな)


序盤に出てきた流のバイト先の喫茶店の店長・葉月友人(はづき・ゆうと)…この名前に聞き覚えの方もいらっしゃると思います…そう、「強さは別格」なバイク乗りの関係者でございます。性格は、彼の元ネタとなった人物とは真逆な物としました。因みにイメージキャストは中村悠一さんです♪武士道?でら強い?何の事やら(とぼけんな)


そして今回のゲストのリンキュバス、シスーザ・シィプット…人間態は不明ですがキモオタ系がタイプ好きイケメンや不良嫌いと、その手のタイプホイホイな美少女という設定です♪リンキュバス態の姿は現在放送中の「宇宙キターー!!」なバイク乗りの蟹の敵幹部を女体化した物だとイメージして下さいませ(読者に丸投げすんな)


次回は学園生活のシーンを書いていくつもりです。期待せずお待ち下さい!!



ではではm(_ _)m

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