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LINK13 橙瞳教師の日常×魔蔓延る非日常=非常に御節介入な教師

長文になりましたが漸く最新話を更新致しました!!


今回はタイトル通りの内容です。

―マンション真桜・1027号室



「兄さん♪今日はとても嬉しい報告がありまして///」


「お、どうしたんだ?」



満面の笑みを浮かべつつ何故か顔を赤くした諸葉は、リビングのソファにもたれ掛かって本を読んでる闇影に話を切り出した。嬉しい報告と聞き「新しい友達が出来た」、「授業で先生に誉められた」のだろう…と、嬉々として期待しながら話を聞く姿勢になる闇影。が…




「私と兄さんの子供が産まれました!!」




「そうかそうか…漸く俺の所にも子供が…!!諸葉、よく頑張っ…て、ウエェェェェェェェェッッッッイッッ!!!?」


今明かされた衝撃の真実…何と諸葉が闇影との子供を出産…「俺、誕生!!」したと言う、自分の予想した「嬉しい報告」と斜め先の先の先の事実に口から心臓が飛び出る程絶叫して驚く闇影。


「ま…待て待て待て待てぇぇぇぇいぃぃぃぃっっっっ!!!!?///お前が此処に来て未だ一週間弱しか経って無いだろ!!?そんな直ぐに子供が――!!」


産まれる訳が無い――闇影はそう言おうしたが、次の光景が視界に入った瞬間、潔白だと騒いで否定していた声を黙らせる…。




「父上、母上。僕は煌紫輝と申します。今後は厳しくも素晴らしい教養の方を宜しくお願いします。」




「」


闇影の様にカールがかった前髪をした、諸葉の髪型をショートヘアに右が橙、左が翡翠色のオッドアイが特徴の10歳程の中性的な顔立ちの息子だと思われる少年・紫輝(しき)は子供とは思えない程大人びた堅苦しく礼儀正しい挨拶をしてきた為、「成長早過ぎだろぉぉっっ!!?」とツッコまず口をあんぐりと開けてしまうのも無理はない…。


「ねぇ兄さん…いえ、貴方ぁ…今から三人でお風呂に入りませんか?家族のスキンシップを大事にしたいので…///」


「く…来るな…!!///」



「微力ながら、父上のお背中をお流れ致します。故に…」


「来ないでくれ…!!///」


諸葉は身体をいやらしくくねくね動かしつつ艶めかしい表情を、紫輝も二色の眼を輝かせながら闇影をじりじり迫り壁まで追い込み逃げ場を封じると…


「「服を全部脱いで下さい!!」」


「いやああああぁぁぁっっっっ!!!!?////やっ…止めろぉぉっっ!!!!///止めてって…!!///お…俺と諸葉に子供なんて…そんなの…そんなの…!!///」


家族水入らずで風呂に入るべく、闇影の衣服や下着等、身に着けている物を全て剥ぎ取ろうと彼に勢い良く襲い掛かる…。








「嘘だっ!全部嘘だぁぁっっ!!///」


「きゃあっ!!?」


その先の続きは途中で視界がブラックアウトした為、勢い良く飛び起きて目を覚ます闇影。


「はぁ…はぁ…選りに選ってあんな夢を見るなん…て…何だ?何か馬鹿に下半身がスースーするよう…な…!!?」


どうやら今のは全て夢であったようで、額から流れる冷や汗を左手で拭う闇影だが、同時に下半身辺りに何故か風が通る為、そこに目をやると…


「あ…!!///」


何時の間にか寝間着のズボンが下着と共に脱がされ、朝の生理現象のせいで垂直に立った「影松」が露わになっており、ベッドの横には先程の悲鳴の人物…諸葉が赤い顔をしながら目を泳がせていた。此処まで見れば、彼女がナニをヤラかそうとしていたのは明白である…。


「何やってんの…!?///」


「お…おはようございます…。///」


数秒間のチン黙は、闇影に声を掛けられ我に返った諸葉の朝の挨拶により破られる。


「何処に挨拶してんの!!?///」」


闇影の「影松」に向けての挨拶により…。



―津凪高校・職員室



「はぁ…(諸葉が家に来てから全く落ち着かないなぁ…。)」


闇影は、自分のデスクに両肘を付き両手を顎に触れながら、諸葉との生活について憂鬱な表情で溜め息を吐く。家事を積極的に手伝ってくれる等、非常に嬉しく助かっているのだが、彼が電話・台所・トイレ・風呂場に行けば、彼女もその後を付いて来て、まるで恋人の様に振る舞って来る。諸葉が訪れてから今日まで、闇影の布団に潜り込んだり、今朝の様なチン騒動が起きない日は一日たりとも無い…。


「よっ、青年。どうしたんだ?そんな『諸葉が来てたら全く落ち着かないなぁ…』的な顔してさぁ。」


「あんたエスパーか!!?」


真輝人は闇影の肩を叩いて、彼の今の心情をまるで聞いていたかの様にそのまま口にしながら声を掛ける。そのずば抜けた的中力にツッコミを入れる闇影。


「まぁまぁ。そんで、そんだけお前さんにベッタリくっ付いて来る神斬に嫌気が差した…とか?」


「別に諸…神斬が嫌いになった訳じゃありませんよ。ただ…あまり俺にくっ付き過ぎてそれが癖になるのはちょっと…ね…。」


無論闇影は、その程度で諸葉に見切りを付けるつもりは無い。が、今後も恋人…それ以上の関係の如く、自分に対して度を超したスキンシップを取り続けるのは彼女の為にはならない、と危惧をする必要はある。


「ま、そんなに心配しなさんなて青年。昔は直情的過ぎたお前さんも今やこうして落ち着いた大人に成長している。そんなお前さんに慕っているあの子も、いつか何らかの成長をするだろう…。」


「魔霧先生…。」


真輝人の言葉を聞き安堵する闇影。思えば、嘗ての自分も理不尽な出来事を見過ごせず感情的になるきらいがあり、よく真輝人に迷惑を掛けていた事もある。それも真輝人の指導のお陰で多少は改善された。ならば、そんな自分の後に付いてくる諸葉もいつかは…と希望を見いだし始める。が…


「お前さんに飽きて彼氏作ってそいつにくっ付き、ゴールイン!!ってなるかもしれないから大丈夫さ♪」


「それはそれで全然大丈夫じゃないんですけど!!?」


最後の方で別の意味で良からぬ(かのうせい)を口にする真輝人にやはりツッコむ闇影。諸葉がくっ付き過ぎるのも問題だが、彼氏を作るのは…と懸念する我が(ややシスコン)闇影(コイツ)も闇影で問題なのでどっちもどっちである。まあ、あんだけヤッといて諸葉が闇影以外の男に興味を示すなんて事はけして有り得ないだろう。




―昼休み



「ふむふむ…皆思い思いに青春してる…なっ…!?」


そんなこんなであっと言う間に昼休みとなり、昼食を摂り終えた闇影は校舎を廻り、スポーツで遊んだり、廊下で談笑したり、教室で自習したり、昼寝したりと充実した過ごし方をする生徒達を見て笑みを浮かべる。しかし、一部の生徒の行動を見て凍らせたかの様に顔が固まる…。




「み…深波…はぅ…!!///こ…此処じゃマズいって…あっ…!!///」


「ふふ…此処だから良いの♪」


あまり人気の無い場所にて、立ったままズボンや下着を脱がされ下半身を露わにした流の真下で、深波がブラウスから豊満な胸を惜しげ無く出しそんな彼の「ディーペスト」に挟んで動かしながら妖艶な笑みを浮かべる、と言うトンデモ場面を目にしたからだ…。


「(何あれ!?///あいつ等学校であんな変態的に解放する関係だったの!!?///)」


当然こんな変態バカップルぶりなやり取りをヤろうと言い出したのは深波なのだが、彼等の詳しい内情を知らない闇影から見れば流も「変態(そっち)側の人間」だと認識してしまうのも無理はない。


「だんだん硬くなってきてるわねぇ…だったら…ウフフフ♪」


「あ…おっ…あ…あまり動かすな…って…!!///」


「(その先は危ないィィィィッッッッ!!!?///早く止めさせ…!!)」


これ以上先の展開はモラル的にも執筆的にもアウト(既にアウトだが)な為、陰から見ていた闇影は教師としてそろそろ彼等に厳重注意をし、然るべき処罰を下そうとするが…


「(いや…アレを止めるのは何やら更に危険な気がする…!!水始、すまないっっ…!!)」


何故か注意するのを止め、欲望爆発寸前の流に詫びつつその場を立ち去って行く。水を差すなんて無粋な真似をしたくないと言う理由でもなければ、注意するのが怖い訳でも無い。闇影は深波がリンキュバスである事を知らないが、もし注意してしまえば想像以上の恐怖が起きるのでは?と本能的に危機を感じた為である。


しかし、問題なのは流と深波(ふたり)だけではなかった…。




「ねぇ詞音〜。今から放課後まで奏と遊ぼ。遊ぼうよ。遊んでったら〜。」


「はっ…離せって奏…!!俺は今からギターの調整を…!!」


体育倉庫の前にて、奏が詞音の右腕を掴んでその中に引き摺りこんで遊びと言う名の「禁断(ふたりきり)の保健体育」をヤらかそうしている。


「じゃ奏を調整してもいいよ。奏は今から詞音の楽器…詞音の好きな様に奏をいっぱい弄って『色んな』音を出させれば一石二鳥でしょ?」


「いや何言ってんの!!?」


「(こっちもかいィィィィッッッッ!!!?)」


自宅でならまだしも、流同様に「学校内でそんな真似は出来ない」、「ギターの調整をしたい」と言う詞音の訴えに奏は自分を「楽器」として扱えとやや奴隷じみた台詞をサラッと口にしてツッこまれる。そんな第2の変態バカップルを陰から目撃した闇影は、心中絶叫して驚く。


「お昼の授業だったら休むって深波お姉ちゃんに言付けを頼んどいたし、今日は全部体育が無いから安心して奏とい〜〜〜〜っぱい遊ぼ♪」


「全然大丈夫じゃねぇよっっ!!!!離してくれっっ!!俺はこんな所でして変態にアウェイキングしたくないっっ!!!!誰か…誰か助け――!!!!」


如何に魔契者になり身体能力が上がったとは言えリンキュバスである奏の握力には適わず、詞音はその力により徐々に体育倉庫へとネビュッて行き、手を伸ばして助けを求めるも完全に引き摺り込まれ、倉庫の扉は閉まってしまう…。


「(弾麻よ…無力な俺を許してくれ…!!)」


その一部始終を見ていた闇影だが、先の深波同様に奏の中に只ならぬ見えざる狂気を感じ取り、己の力不足を嘆いて詞音に詫びつつまたもその場を立ち去ってしまう…。


だが、まだ問題は続く…。




「」


「はぁ…はぁ…はぁ…!!」


第3の問題…それは身体中を蓑虫の様にロープでグルグルに巻き付けられ身動き一つ取れず吊され全身から流血し真っ赤に染まった竜駕と、同じく血に染まった棘バットを片手に息を荒くした七花の姿がそこにあった。が…


「あんまやって死なせるなよ…。」


これほどの惨劇を目の当たりにしたにも関わらず、何とこれまでみたくツッコミはせず、軽く注意だけしてその場を立ち去る闇影。よく見ると足下には破損したビデオカメラがあり、何時もみたく女生徒のいかがわしい場面を撮影したのだと瞬時に理解出来る。今の様な対応を取ってしまうのは、これまで同じ事が何度も起き続けており、闇影の中でこれが日常茶飯事と化してしまったのが要因となっている…。


「いや無視すんなよ!!?」


と、惜しくも…ゲフンゲフン!!辛うじて生きていた竜駕が何か言っていたみたいだがさしたる問題では無い。


「いや問題あるだろがぁぁっっ!!?」


と、何者かへとツッコミを炸裂させているが気にしない気にしない。


そんなこんなで午後の授業を終え、終わりのショートホームルームにて必要事項を告げて本日の授業を終了させ、職員室にて仕事を一通り終わらせた闇影は、17時半間際に帰宅準備をして他の教師達に挨拶して退室すると…


「お疲れ様でした、煌先生♪」


「うおっ!!?…って諸葉、お前まだ帰ってなかったのか!?」


出入り口付近にて、諸葉の姿が直ぐそこにあった為少し驚く。現在、生徒会や部活に入らない生徒は疾うに帰宅したであろう時間帯…にも関わらず、彼女は闇影が仕事を終わるまでずっと待ち続けていたのだ。


「だって…兄さんが居ない家に帰ってもつまらないじゃないですか。」


「はぁ…入りたい部活を見学したり、図書室で本を読んだりすればいいじゃないか…。」


「兄さんの居ない部活に興味はありませんし、図書室の本は一通り読んじゃいました。だから、こうして待つ事しか出来なくて…。」


「ふぅ…分かったよ。じゃあ今から一緒に晩飯の材料を買いに行こう。」


「はい♪」


「自分が夕方まで学校から離れられないからああして待つしか無い」…と、理由にならない理由を暗い表情で述べる諸葉に闇影が夕飯の買い出しに誘うと、「先程の表情は何処行った?」と思うくらい明るい顔で弾んだ声で頷いた。この様子だと、今朝真輝人が語った「良からぬ未来」が近付く日は未来永劫無い…。




―間桜マンション・1027号室



「やはり兄さんの作る料理は美味しいです♪」


「それは良かった。」


本日の夕食は、闇影が作ったウインナーやマッシュルームがふんだんに入ったスパゲティミートソースとレタスや胡瓜、トマトを盛り付けた簡単なサラダである。それを綺麗に完食しその味を賞賛する諸葉。同じく完食しながら、それを聞き嬉しく思う闇影は、真剣な表情で話を切り出す。


「なぁ諸葉。新しい高校に入ってもう一週間経つけど、学校は楽しいのか?」


「…楽しいですよ。今までとは違って兄さんが常に近くにいますし。」


「そうじゃなくて、俺関連以外で楽しい事…例えば、入りたい部活があるとか、新しい友達が出来たとかって話だよ。」


切り出した話の内容、無論それは諸葉の学校生活についてだった。自分が終業するまで職員室前で待ち続けている事を知り、新しいクラスと馴染めているのか、学校で何かやりたい事は無いのか心配なのだ。


「学校でも言いましたが部活に興味はありませんし、学生の本分は勉強…友達を作る暇があるならそちらに時間を費やすのが有益だと思いますが?」


「学校は勉強するだけ場所じゃないぞ。色んな奴と友達になれば学校では学べない事もあるだろうし、思いもよらない所で楽しく感じられる事もあるだろうし…!!」


しかし、当の彼女は部活に入部する事や友人を作る事に無頓着である。諸葉はこう見えて剣道10段とかなりの有段者で、部活に入る必要は無い程運動神経が抜群であり、勉学も実家にて有力な家庭教師の教育により成績優秀である。彼女の言う事は間違いでは無い。が、様々な人間関係を築き、学び、楽しむ事が大事だと闇影は諭すが…


「兄さんが居る事、それ以上楽しい事が他にありますか?」


「なっ…!?」


キョトンとした表情で闇影が自分の近くに居る事自体が学校生活…否、人生の中で唯一「楽しい事」だと迷い無く答える。その言葉を聞き、闇影は唖然とすると同時に妙な寒気を感じ取る…。


「…お前がそれで幸せだと思うならそれで良い。でも何時か、それ以外で楽しい事が見つかると信じているからな。話は終わりだ。」


現時点では今のままで良い…そう答え話を終了させた闇影は、席を立ち上がり食べ終えた夕食の後片付けを開始し、使い終えた粉チーズやドレッシングの瓶を納めるべく冷蔵庫のドアを開けると…


「あぁぁぁしまったぁぁっっ!!!?」


「どうしました!!?」


突然目を見開き、何かを思い出したのか忘れたのか大声を上げ出す。それに気付き台所へ駆け寄る諸葉は原因を尋ねる。その原因とは…




「ラー油プリン買うの忘れてた〜〜!!!!」




「……はい?」


食後のデザートであるラー油プリンなる意味不明なデザートを買い忘れた為である…。


「今日スーパーに売ってなかったから後でコンビニで買おうと思ってたのにうっかり忘れるなんて…馬鹿!俺の馬鹿!!作者の大馬鹿!!!」


ラー油プリン…それは通常のプリンの上に食べれるラー油を乗せた、甘さと辛さが超融合(オーバーレイ)した凄まじき究極のデザートである!!(闇影談)


そしてこの闇影(バカ)は、一日の終わりの〆として毎日食べているのだ。そんな大事な物を買い忘れてしまった事にorzの姿勢で拳で床をダンダン叩き付ける。おい、最後のどういう意味だ…!?


「そ…それは災難でしたね…。きょ…今日はもう遅いので諦めたら…」


「いや駄目だ絶対駄目だっっ!!あれ食わないと周りの人間が『森の怪物』に見えるくらい意識がヤバくなるんだ!!」


「どんな禁断症状なんですかそれ…!?」


しかし、一日でも口にしない駄目だ、森の怪物とか訳の解らない事をほざきまくる闇影。て言うかそんなヤバい禁断症状になるなら食べんの止めろよ…。と思った方は画面向こうの皆様だけでは無い筈です。


「兎に角!!俺は今からラー油プリンを買いに行って来る…!!済まないが留守番を頼む。うあおおおおぉぉぉぉっっっっ!!!!」


諸葉に留守番を任せ、何処ぞの国際空軍みたいな叫び声を上げながらラー油プリン求めて激走…、否爆走して飛び出して行く闇影。さっきまでのシリアスな雰囲気を台無しにしたまま…。




「……!!///」


一方、流と深波は夜の9時半頃にも関わらず現在帰宅途中だった。しかし、何故か流は赤くしながら顰め面のままで後ろから付いてくる深波と顔を合わせない様にしていた。


「流、いい加減機嫌直してよ〜。まだ怒ってるの?」


「当っったり前だっっ!!帰る前にいきなり体育倉庫に引き摺り出してあんな事やらかしてやがって!!///」


深波の方に振り向き、顔を大きくしながら指を差して烈火の如く怒り出す流。どうやら放課後、詞音と奏のヤってた行動に触発された深波により体育倉庫に引き摺り込まれ、先程まで彼等と同じ事をヤりまくっていたのだ。


「途中で部活中の誰かが入って来て見つかるかどうかで気が気じゃなかったしよぉ…!!」


そして、その過程で体育系の部活を行う部員が用具を取りに倉庫へ入って来た時には、万一見つかってしまえば変態バカップルと認定されてしまう恐怖心に幾度も脅かされてしまう始末である…。


「良いじゃない結局見つからなかったんだし、ああいうのも結構興奮するで…ショッカァァッッ!!?」


「やかましいわっっ!!あんなアホな真似、二度とすん…!!」


反省の色を見せず、スリルがより快感になるとほざく深波に拳骨を見舞う流。その直後に何故か真剣な表情になる…。


「深波…!!」


「ええ…!!」


深波も先程までの変態めいた表情から真剣な物となり頷く。その理由は勿論、この近辺にてリンキュバスの魔力を察知した為である。


「向こうの方から強く感じるわ。」


「よし…急ごう!!」


流と深波は自宅とは逆方向の、リンキュバスの魔力が近い方角に向かって駆け出した…。




「ここから強く感じるわね…!!」


「気を引き締めて行こう…!!」


10数分後、最も強く魔力が感じる場所…現在職場として全く機能しておらず、不良等の溜まり場と化している廃工場前に辿り着く流と深波。ここにリンキュバスがいる、そう確信し工場内に足を踏み入れると…


「うっ…!!?これは…!!?」


「随分とエグい真似をしてくれたわね…!!」


2人が見た物…それは血溜まりの上に複数人分の全身に茶色い繭の様な物に包まれ、頭部のみが喰い千切られた変死体と言う凄惨な光景だった。恐らくその死体はこの工場を屯している不良等の物だろう。あまりの惨状と血の匂いに流が手で口を覆い、深波が眉を顰めていると…


『ヒョ〜ヒョヒョヒョヒョヒョッッ!!また獲物が現れたと思ったら、俺サマ達と同類だったか!!』


暗がりの中から、黒い全身をした茶色い6つの複眼と背後から8本の虫の足の様な棘を生やした、蜘蛛を模したリンキュバス「スパイダント・スランドリング」が奇妙な笑い方をしながら現れる…。


「あんたみたいな下品な奴と一緒にしないで頂戴!虫唾が走るし!!」


「お前の仕業なのか…!!?」


『そ〜だよ〜ん♪こいつらったら日頃から人様に迷惑かけてばっかりのクズなんだから死んでト〜ゼンの奴等なんだよ!!ま、1つ良い事をしてくれてたな〜。俺サマのご飯になった事でさぁ!!ヒョッヒョヒョヒョヒョッ!!』


同類だと言われ嫌悪感を抱く深波とこの所業について静かに怒る流の問いに、悪びれるどころか挑発めいた口調でペラペ自白するスパイダント。その理由は被害者達が他人に迷惑を被らせる存在だと言う一方的な言い分である。だが、奴の苛立たせる話し方から鑑みるに「正義の鉄槌」では無く、単なる嗜好と自身の食事の為だとしか思えない…。


「言いたい事はそれだけか…!?」


『ヒョッ?』


「それだけならもういい…てめぇは絶対に許さねぇっっ!!行くぞ深波!!」


「ええっ!!」


「闇絆の証!!女帝鮫の帰還!!」


溜め込んだ怒りを爆発させた流は、外道たるスパイダントを討伐するべく女帝鮫の帰還に変化した深波を装備し、戦闘体勢を取る。


「そぉぉぉぉらぁぁっっ!!」


これまで以上の外道である為、流は力を込めて女帝鮫の帰還をスパイダント目掛けて大きく投げ振るった。


『おっと!!へっへ〜ん!!当たらないよ〜ん♪』


しかし、あまりに単調過ぎる攻撃だった為か、スパイダントはジャンプして女帝鮫の帰還を回避し右人差し指で目元を下に動かす、所謂「アッカンベー」のポーズで流達を挑発するが…


「そいつはどうかな!?」


『ヒョッ…ぐああぁぁっっ!!?』


それに対し不敵な笑みを浮かべる流を不審に思った瞬間、背後から避けた筈の女帝鮫の帰還を諸に直撃してしまう。無論、例に漏れず女帝鮫の帰還は流の手元に文字通り帰還する…。


『流、こいつ今までの奴等と比べててんで大した事ないわ!』


「ああ!だが、まだ倒した訳じゃない。気を抜くなよ!」


女帝鮫の帰還は標的を斬り付けるまで追尾は続く…それに警戒せず攻撃を受けるスパイダントを見て、これまで戦って来たリンキュバスの中で最弱だと断定するシャクリアだが、流は敵を倒すまでは油断しないと気を緩ませずに構える。


『おのれ〜俺サマを怒らせた代償は高く付くぞっ!!』


「何!?あいつ…地面に潜れるのか!?」


ここまで虚仮にされて怒りを露わにするスパイダントは何を思ったのか?突然、水中に飛び込むかの様に地面へと素潜りしていった。この事から、奴のモチーフは蜘蛛は蜘蛛でも妖怪の土蜘蛛だと思われる…。


『適わないと思って逃げたのかしら?』


「いや、奴は俺達に散々扱き下ろされて相当キレている。ただ潜っただけとは到底思えない…!!」


スパイダントが地中に潜って姿を見せないのは実力の差を思い知らされたのだと未だに最弱認識しているシャクリアに対し、逃亡の為では無く次の攻撃はどう仕掛けて来るのか警戒している流。


奴が潜って数分経つが全く姿を見せない…何処から再び現れるのか警戒し続けていると…


―大地の棘よ!!ロックスパイク!!


「ぐああぁぁっっ!!?」


『流!?ちっ…まさかの魔撃で来たみたいね…!!』


流の足下から、土で構成された茶色い複数本の棘を放つ地属性の初級魔撃「ロックスパイク」が彼の足を貫く。正面からでは不利だと解り、地中に姿を隠しそこから魔撃を放つ…一見姑息に見えるが、有利な場所から敵にダメージを与えるのは理にかなった戦術である。


「なら…っ痛…!!なら一度…離れる必要がある…な…!!」


(スパイダント)が地中にいる以上、此方からは攻撃の仕掛けようが無く、流は魔撃で痛めた足を引き摺りながら一旦離れて態勢を整えようとするべく工場から出ようとする。が、それを許す程敵は甘くない…。


―無駄ピョ〜♪今だ矢雲っ!!


「なっ…うわああぁぁっっ!!?」


何処からか茶色い糸が流を襲い、彼の身体を首から下まで繭の様に包み込み拘束し、身動きを封じてしまう。


『流!!何なのこの繭…まるであの死体をくるんでる奴と…!!』


不良達の死体を包んだ物と同じ…そうシャクリアが考えていると、またも暗がりの中から、茶色い蜘蛛の紋章が刻まれた黒い宝玉を埋め込んだ指輪をはめ、右肩に茶色い蜘蛛を乗せたスパイダントの魔契者らしき女性が現れる。


「動かしても無駄です。この『蜘蛛への供物』で作られた繭は簡単に引き千切れませんよ?」


スパイダントの魔契者・矢雲(やくも)曰く、魔術型の闇絆の証「蜘蛛への供物(デッド・ギフト)」から発する茶色い糸は地属性の魔力で構成された物であり、その強度はリンキュバスの力でも、火でも焼き切れない程頑丈な物らしい。


『くっ…くっ…くぅっ…!!駄目、全然破けないわ!!』


「何で…こんな事を…!!?」


「ここは亡くなった父の工場なの。例え潰れたとしてもそれは変わらない…。それを土足で踏み入る人は誰であろうと…許さない!!」


元々この工場は亡き矢雲の父親が経営していた場所であったが、不況の煽りを受け呆気なく倒産してしまった…。が、それでも死の間際まで職人として働く父を矢雲は尊敬しており、この場所は父の誇りの「証」となっている…。それを下らない建物や不良達の溜まり場と化してしまうのは彼女にとって我慢ならない事…スパイダントと魔契約したのもそれらを排除する為であった…。


「お話はお終い…貴方達には消えて貰いますよ!!スパイダント!!」


『ヒョッヒョッヒョ〜♪お前等も俺サマのご飯にしてやるよ〜♪』


矢雲は流やシャクリア達も「父の誇りを汚す者」だと一方的に決めつけ、地中から現れたスパイダントと共に彼等を始末しようと戦闘態勢を取る…。




「よっしよっし♪俺のライフエナジーの源、ラー油プリンゲェェッット!!」


一方、赤いラインが敷かれ背中には団栗に剣が刺さったデザインに「NEVER GIVE UP!」と書かれた黒いジャケットを羽織った闇影は、ラー油プリン10個入った箱を入れた紙袋を片手に嬉々とした表情で家路に向かうと言う、更に残念なイケメン要素を晒け出していた。


「こいつを食べなければ生き残れない!!それが俺のひび…ん、あれは…!!?」


好物を手に入れて嬉しいのか、1人アホな事をとあるキャッチコピーと無理矢理融合させてほざいていると、とある建物にてとある光景を目にする…。




『まだ私がいるのを忘れんじゃないわよ!ギッシャアアアアァァァァッッッッ!!!!』


流が戦えなくてもまだ自分は戦える…シャクリアは女帝鮫の帰還からリンキュバス態へと変化し、単身でスパイダントと矢雲に向かって走り出し、腕のフカヒレでスパイダントに斬り掛かる。


『ギョエッ!!ギョエェェェェッッッッ!!?くそ…矢雲!!』


「蜘蛛への供物!!」


『おっと!!そんなの当たらなきゃ意味ないわよ!アクアロー!!』


『ギョエェェッッ!!?』


シャクリアからの攻撃に怯むスパイダントだが、直ぐ様彼女の動きも封じるべく蜘蛛への供物を使う様矢雲に指示を出し、茶色い糸を放つも、回避された上アクアローを直撃する事となる。


『くっ…だったら嫌でも当たる様にしてやるよっ!!サンドフォッグ!!』


『うわっ…!!プッ…ペッペッ…!!女に砂撒くとかホンッと最低な奴ね!!』


スパイダントは確実に蜘蛛への供物の糸でシャクリアを拘束するべく、口から砂煙を吐く地属性の魔撃「サンドフォッグ」を彼女目掛けて放つ。それにより口に入った砂を唾諸共吐き出しつつ、更に嫌悪感を増すシャクリア。


『けどそれが何?あんたの魔力を探知すればそんなの何の意味も無いわ!!アクア…!!?』


だが敵の魔力を感じ取ればそこへ目掛けて攻撃すれば良い…サンドフォッグは単なる一時凌ぎの視界封じだと言いつつ、スパイダントのいる方向へアクアローを放とうとするシャクリアだが…


『おやおや〜ん?俺サマを攻撃するんじゃなかったの〜?ヒョッヒョッヒョ〜!!』


『な…流…!!?』


何と何時の間にか、繭で包まれた流をスパイダントが前に差し出している。先程のサンドフォッグは単なる視界封じだけでは無く、その隙に動けない流を捕らえて盾にする為だったのだ…。


「飛散せよ、無数の礫!!ガトリングストーン!!」


『きゃああぁぁっっ!!?』


『今だっ!!』


「蜘蛛への供物!!」


「あっ!!くっ…こ…のっ…!!?」


シャクリアが流を人質された事で動揺した隙を狙い、矢雲は無数の茶色い小石を散弾銃の如く放つ中級魔撃「ガトリングストーン」を放ち、彼女を人間態に戻す程ダメージを与え、更に蜘蛛への供物の能力で茶色い繭で首から下まで包み込ませた…。




「あれって水始…それに、今悪魔だった奴は海噛!!?」


偶然この戦いを目にした闇影は、流と深波の正体に目を見開き愕然としていた。自分の生徒が異形な上、同じ異形の存在と戦っていると言う非日常な光景を目の当たりにして言葉を失い、身体を震わせている。


「……!!」


そんな光景を一通り見た闇影は、身体の震えを止めて険しい表情をし、そして…




『ヒョ〜ヒョッヒョッ!!こりゃ良いや!!女のリンキュバスの「ソーセージ」だなんて初めてのご馳走じゃないか〜!!』


スパイダントは身動きが取れなくなった深波を見て、これまで以上に最高の食事(ソーセージ)だと下卑た表情で蜘蛛の様な口から涎を垂らしている。


「この変態…!!卑怯者っっ!!」


『ヒョ〜ヒョッヒョッ!!卑怯も辣韮も大好物…けど、人間でもリンキュバスでも…可愛い女の方が蝶〜大好物なのさっっ!!』


深波の吐く罵倒も耳を貸さず、自分の好物は人間やリンキュバス問わず美女美少女だと変態的な発言をするスパイダント。それを聞いた矢雲も、少し眉間に皺を寄せて不快な表情をしている。


『さぁ〜てと!!そろそろお食事と行きますか!いっただっきま〜す!!』


スパイダントが流にじりじり近付きながら口を大きく開け、先ずは彼から喰らおうとしたその時…


「ぅおりゃああああぁぁぁぁっっっっ!!!!」


『はがああぁぁっっ!!?』


突然何者かの某バイク乗りを彷彿させる強力な跳び蹴りを背中に喰らって大きく吹っ飛ばされ、流を喰らわれる所を間一髪で阻止された。


「痛てて…だっ…誰だお前っ!!?」


「お節介教…じゃなかった…えーコホン!!俺か?俺は…その2人の学校の先生だよ…!!」


「「煌(先生)!!?」」


背中を押さえながら何者かを尋ねるスパイダントの問いにその人物…闇影は、某光導者の台詞を言いかけるも直ぐ様咳払いをして中断し、某地味だが熱血な眼鏡女教師の様な台詞を吐く。流達の担任でなかろうと、悪魔だろうと何だろうと、自分の生徒は必ず救う…それが闇影の選択だった。


『学校の先公〜?ヒョッヒョッヒョッ!!誰かと思えば先公だって〜!!?こいつ等放っておけば命は助かったのに〜♪』


「大事な生徒見殺しにして命を永らえるくらいなら死んだ方がマシだ…!!それに…お前のその殺人や人質を取る卑怯なやり方…到底無視出来る物じゃない…"虫"なだけになっっ!!」


「「「『…………。』」」」


スパイダントの嘲笑に耳を貸さず、彼の殺人(しょくじ)や流達に対する卑劣な戦術に静かに怒りを露わにしながら、親父ギャグをかまし彼を人差し指で差す。やはりと言おうか、当然ギャグはスベり闇影以外の人物は皆言葉を失い、冷たい風が吹きふさぶと言う結果に終わった…。


『ふざけやがって!!だったらお望み通り、お前から殺ってやるよっ!!』


闇影のふざけた親父ギャグにブチ切れたスパイダントは、先ず彼から始末しようと鋭い爪を立てて攻撃を仕掛けてくる。


「はっ!おっ!よっと!!そんな単調な攻撃じゃ当たらない…よっっ!!」


『グボアアァァッッ!!?』


「凄い…リンキュバス相手にここまで戦えるなんて…!!」


だが、それも全て大きな動きをせず無駄なく回避され、隙の出来た腹部目掛けて闇影の正拳突きにより背後まで大きく吹っ飛ばされた。それを見ていた流は、戦闘能力が低いとは言え、魔契者でも無い闇影がリンキュバスを圧倒する戦い方に感嘆している。


『人間の分際で〜!!サンドフォッグ!!』


「あ…あいつまた…!!」


『今だ矢雲っ!!』


只の人間である闇影に押された事に怒りを露わにするスパイダントは、先程の深波同様サンドフォッグで視界を封じその隙に矢雲に蜘蛛への供物で拘束しようとする。


『ヒョ〜ヒョッヒョッ!!随分舐めた真似してくれたけどこれで終わっ…!!?』


これで闇影も動きを封じられ、邪魔者は全て居なくなったと思い込むスパイダントだが…


「何勘違いしてやがる…!?戦いはまだ終わってないぜっ!!」


砂煙が消え彼の眼前にいるのは、捕らわれた闇影ではなく、何時の間にかアクアチャージにより水の魔力を纏った女帝鮫の帰還を手にした流だった…。


『ピョォォォォッッッッ!!!?お前等、どうやってあの繭か…らっ…!!?』


頬に両手をやり絶叫するスパイダントは、何故流達が蜘蛛への供物から解放されたのか疑問に思っていると、直ぐ様その理由を知る事になる…。


「残念だったな。彼女の指輪が水始達の動きを封じているのは分かってた…だから、目を閉じながら彼女に近付き気絶させてから指輪を壊したのさ。」


スパイダントが目にした物…それは、気絶した矢雲を抱き抱えた闇影だった。サンドフォッグが放たれる前からスパイダントの目論見を読んでいた闇影は、その直前に目を閉じたまま矢雲に近付き、手刀で彼女を気絶させて闇絆の証の発動の元となる指輪を消失させ、流達を解放したのだった…。


『くっ…クソがああぁぁっっ!!』


「覚悟しろ虫野郎っ!!ストリーム・サークルッッ!!」


『ギョエェェェェッッッッ!!!?』


全ての手を失いヤケクソになって突撃するスパイダントだが、流とシャクリアの必殺技・ストリーム・サークルの一撃により呆気なく爆散してしまう…。




「成程…粗方解った。」


流と深波から事情を聞いた闇影は、解ったようで解らない様な言葉で彼等の話を理解した。


「信じてくれるんですか!?」


「あんなの見て信じられない要素が何処にあるんだ?それにこんな言葉もある…『悪魔は人を欺いても、嘘は付かない』ってな。」


「煌先生…!!」


「信じる要素も無いけどね。つーかそんな言葉も無いし。」


流は悪魔…リンキュバスの存在をあっさり信じる闇影に驚いていた。普通ならこんな馬鹿げた話、夢だと一蹴するか信じたとしても差別する物なのだが、闇影は何の疑いも無くその存在を認め、挙げ句勝手な名言を口にしている。とは言え、魔契者やリンキュバスを受け入れてくれた事に流は嬉しく思っている。


「これからは悪いリンキュバスって奴から人々を守る為に俺達は日々研鑽していかないとな…!!」


「はい…って、え?」


「俺が加わったからには、これからは毎日お前達に基礎訓練を叩き込んでいくからなっ!!」


「「えぇぇぇぇっっっっ!!!!」」


「ああ、安心しろ。俺もサポート出来る様一緒に鍛えていくから…くれぐれも"サポ"らない様にな。ハッハッハッハッハッ!!!!」


「はぁ…。」


「リンキュバス以上に厄介な奴に知られちゃったわね…。」


こうして闇影は流達のサポートとして仲間に加わり、彼等は授業以外に基礎訓練を受ける羽目になってしまう。まさかの展開に流は闇影の親父ギャグが耳に入らない程溜め息を吐き、深波もある意味敵のリンキュバスより非常にめんどくさい奴に自分達リンキュバスの存在を知られた事に頭を痛める事となる…。

てな訳で、闇影もリンキュバスの存在に気付き流達の仲間となりました!!


冒頭のいきなり闇影と諸葉が結ばれ子供が出来ると言う超絶展開…と言う無駄な夢オチからの諸葉のヤろうとした行動…。闇影にはこんな朝が毎日やってきます( ̄∀ ̄)


煌紫輝(きら・しき)…ICV:白石涼子

闇影と諸葉の受け継がれし命の結晶…と言う初の夢(妄想)のキャラでございます(^_^;)もう少し闇影が起きるのが遅かったらこんな良からぬ(?)未来が起きかねませんよねぇ…。しかし、夢とは言えで妹同然の子を孕ますなんて奴も心の中では意識しているのでは?


闇影「意識するかっ!!勝手な事言うなっ!!///」


諸葉「(チッ…!!)」


紫輝「これが現実であって欲しいですね♪」


今回のゲストリンキュバスたるスパイダント・スランドリング、口調は完全にあの虫野郎です、はい(^_^;)こうなるつもりは無かったのですが無意識に書いちゃいました。皆様、「魂を狂戦士」にしないで下さいね(^_^;)


そして、ちと早過ぎですが闇影も流達の秘密に気付き何の疑問を抱かず理解、更に勝手にサポーターとなり流達を鍛えると勝手に決めると言う相変わらずのお節介ぶり…とは言え、悪魔と言う非常識な存在を信じる器の大きさも前作と変わりません。


今回の自分なりの反省点は、無駄に長過ぎる上、前話以上にネタを盛り込み過ぎた所だと思います。他にも多々ありますが(^_^;)


次回は詞音メインの話にするつもりですので期待せずお待ち下さい!!そういやあいつLINK6以降全く戦ってない様な…( ̄○ ̄;)


ではでは ノシ

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