長男も発症
DAY-5 8月19日(火)
ひどい夜を過ごした。夕べは9時半頃から布団で本を読んでいたのだが、しょっちゅう寝落ちしていて、気が付いたら11時半頃になっていた。それからちゃんと寝たのだが、6回くらいトイレに起きた。
夫が帰って来たのは12時過ぎで、私が具合悪いのに遅くまで飲み歩いて、と、ちょっと面白くなかった。その上夜中にトイレに行った時に夫の布団の端に足の小指の爪を引っかけてしまい、爪が割れてものすごく痛かった。仕方なく電気を点けて爪を切ったりもした。
とにかく頭というか顔回りが暑くて、保冷剤を用意して顔につけながら寝た。熱を測ったら37.5度くらいだった。寝る前は37.1度だった。私にしては高くない。だいたい伝染病にかかれば39度くらいになるのに。
朝になると熱は37度くらいに落ち着いていた。化粧もせずに洗濯などをしたが、だんだん元気になってきてコンタクトも入れて午後はパソコン作業もできた。小説の連載中は投稿作業が欠かせない。だが、新しく小説を書き始めるのは本調子の時にと思い、早めにパソコンを辞めて本を読んでいた。
夕方、37度ちょうどだったが、それほど熱がある感じではなかったので夕食を作った。今日まで夏休みだった長男だが、夕方から調子が悪いと言っていた。やはりうつったか。ワンチャン、長男は免疫力が高くてうつらないかと思ったのだが。私も明日の美容院の予約をキャンセルした。咳はたまにしか出ないのだが、しゃべると出てしまう。土曜日に歌の練習があるのだが、それも行かれなくなりそうだ。
DAY-6 8月20日(水)
今日はだいぶ元気になったと思い、掃除もした。だが、お昼になっても全然食欲が湧かなかった。お腹はグーグー鳴っているのに。それでお茶漬けを作って食べた。なんとか流し込んだ感じだ。部屋の気温は34度だったが、ちょうど良かった。やはりおかしいかもしれない。
長男も調子が悪く、朝37度くらいの熱があったので、オンラインで仕事をするという事だった。今は便利な時代だ。だが、会社員はやはりコロナかどうかが気になるようで、病院に行くと言って出かけた。ところが……。
かかりつけの耳鼻科へ自転車で行ったところ、夏休みだったそうで戻ってきた。その時に診察券を落としたらしい。多分ポケットからスマホを取り出した時だと言って、徒歩で探しに行ったがなかったそうだ。次にかかりつけの内科へ出かけた。こちらは近いので徒歩で。しかし忘れていたがここは、水曜日は午前中しかやっておらず、その足で初めて行く内科へ行ったそうだ。そこで検査をしたら、コロナではなかったそうだ。カロナール(解熱剤)といつもの咳の薬をもらってきた。つまり、抗生剤はなしだった。
なんだ、それなら私も医者に行かなくて大丈夫ね、と思った。便秘も解消されたところだったので、次男の為に買って来た咳止めの薬を飲んだ。そう、あの薬は買う時に薬剤師から便秘になりやすくなる、と言われたのだった。次男は腸閉塞になりやすい。薬剤師は軽い感じで言ったが、次男にとっては重大だった。けれども、どの咳止めにもその成分は入っているという話だったので、むしろ黙っていた方がいいか、言っておいた方がいいか迷ったのだった。多少すったもんだあったのだが、その話はここでは割愛しよう。
咳止めのおかげかどうか、咳は割と減ったが、それでもしゃべると出てしまう。声もガラガラだ。ネットで調べると、百日咳の咳は乾いた咳だと出てくる。つまり痰が絡んだ咳ではないという事だろうが、痰が絡んでひどい。次男は、
「痰が絡む事もあるらしいよ。」
と言っていた。
パソコンで小説の公開作業をし、新しい小説も書き始めた。読書もし、熱はないと思っていたのだが、やっぱり夕方6時になると37度をちょっと超える。夕飯作りたくない病か?いや、確かに寒い気がしたのだ。室温が34度から32度に下がったからかな、などと思ったが、少し手がだるいしそうではなかろう。だが夕飯は作った。食後に3人でしゃべると皆で咳だ。お風呂の後には換気扇を回し、夫が帰って来る前に換気をする。その後私が咳をする時にはハンカチを口に当てるようにしている。
昼間はけっこう元気だったのに、夜に熱を測ったら38度あってびっくり。長男も38度だった。それでも夏だし、お風呂には入るのだ。夫もちょっと鼻が出るから心配したが、寒気もないし大丈夫だと、今の所言っている。
お風呂の後、少しして熱を測ったら36.8度に下がっていた。一体どういう事だ。38度!という時に土曜日の歌の練習をお休みする連絡をしたのに、すぐにこれだ。だが、逆に調子がいいから運動しちゃおうかな、と思った時に測ったら38度だったのだ。むしろ熱が上がった時の方が調子いいのかもしれない。とはいえ、なんだか左肩が痛いし、しゃべっただけで咳が出る。歌うのなんて2~3日後に出来るわけがない。それに人にうつしてしまうし。




