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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
洞窟の前の広場に転移し風魔法で覚醒し告げる。
「盗賊の討伐依頼で来ました、抵抗するなら死を、今出てきたら捕縛して連れて帰ります、事が起こった後に助けを求めても助けるつもりはありません、全て殺します、あー一撃で死んだら運が良かったと思ってください、腕や足がもげて長く苦痛を味わったら運がなかったと思ってください、では盗賊の皆さん許しを乞うなら10秒以内に出てきてください・・・10、9」
「なぁ俺さ不思議なんだけど、奴は何故魔法が使えるのだ?」
そんな事を盗賊に扮した騎士の1人が言う。
「魔法?」
「ああ、あれ拡声関係の魔法だろ」
「魔法は使えないだろう?魔道具じゃないのか?魔道具なら辛うじて使えるだろ?」
「なのかな?何かとてつもなく嫌な予感がするんだけど」
すると先頭に居る取りまとめている者が
「おい、そこ黙れ」
「騎士だんち」
そこで口を噤む。
「魔法も使えないのに殺すからそれに変装してるとはいえ、盗賊と言われるのはあまり気分が良くないな、早く捕まえるか」
「殺すのでは無くてですか?」
「ああ、ラーニ公爵様がご自分で最後手を下したいらしい」
「そうですか?あまり趣味が良いとは言えませんね」
「今代公爵様は前公爵より全ての教育が終わった訳では無いからな少しわがままな所もある、しかし前ラーニ公爵にくれぐれも頼むと言われている、しっかりお仕えし、そして私達が教え立派な貴族となるよう育てよう」
「はい」
「0」
まず外に居る盗賊?騎士団を逃がさないように彼等の外側に土の壁を作る。
「なんだ?」
「壁が出来てます」
「どういう事だ?魔法は使えないはずでは」
そこで洞窟の方へ歩いて行くき、1本の剣を出す。
「(魔法が使えないんだから多少は威力が落ちるだろう?)」
洞窟目掛けて横に一閃振るう。
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
「「ヒィィィ」」「痛い」
「(なんか威力落ちてる感じしないな)」
(それはそううだろ、アダマンタイトの剣、剣の内包に魔力が貯まってるんだ、魔法を使えなくする魔道具は魔力の霧散をさせる魔道具、貯まってる魔力が膨大なのと貴方の力で振るえばこんな事になる)
「(やはり普通の鋼の剣とかにしないと駄目か、アダマンタイトとかミスリルなら切れ味だけ良くなると思ったんだが、まぁ仕方がないか)」
「では盗賊の皆さん行きますよ」
洞窟に斬撃をいくつも放つ。
「外の皆さん逃げられないので、見てるだけだと死を待つだけですよ」
外にも斬撃を放つ。
「「ぐぁぁぁぁ」」「「痛い」」「「ヒィィィ」」
洞窟の外も内も阿鼻叫喚の光景になっていく。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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