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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
神罰が精霊のイタズラ的な事で起こっているとは
(でもあながち間違ってないわよ、精霊が人間がやりすぎと思ってわざとやってる事はあるから、何となくこんな事になるだろうとは思っているからね、さっきのものもう少ししたら魔力が尽きて止まってたと思うし、だけで私達は戻すまでは出来ないではない、精霊同士互いに魔力調整するのは難しいのよ、貴方は感覚で出来るでしょ?)
「確かにな」
そんな話をしながらギルドに戻るとちょうど面接が終わったようで御用商人も決まっていた。
「ちょうど貴方の店で先程買わせてもらいましたよ、貴方が御用商人になりましたか」
「ありがとうございます、レイ侯爵様の御用商人になりました、アイールと言います」
「あーそんな固くならなくていいよ、侯爵とかつける必要もないから、俺は貴族だけど冒険者みたいなもんだから、かしこまられるのは俺自体が慣れてない」
「わかりました、これからよろしくお願いいたします」
「早速で悪いんだけど、米とあれば味噌って分かるか?」
「味噌ですか?はい、米と同じ所で確か取れたと思います、ただ見た目と使い方が良く分からないと人気がないのでここらで取り扱ってる店はありませんね」
「そのまま使えばしょっぱいだけだしな、だが味噌は使い方次第で化けるぞ、多分樽とかで売っているはずだ、取り寄せてくれ、米もあればあるだけ欲しいので一緒に取り寄せてくれ」
「はい、わかりました」
「あ!なんなら米は稲もあれば良いな、こちらで栽培するのも手だ」
「かしこまりました」
それから屋敷で使う魔道具とか相談する為に2、3日後に屋敷に来てくれと話した。
「レイ様嬉しそうですね」
「ああ、米と味噌は俺のふるさとの味だからな、それに出汁が必要だな、明日は海とか山行って、昆布や椎茸とか取ってくるか、漁港で有名なところってあるか?」
「そうですね、我が国は海がありませんから、それこそ隣の国、いえ、今は国ではなくなってますね、そこの沿岸には海があったと思います」
「そうか、それなら俺は明日海に行ってくる」
「お待ちください、明日は雇った者が来ます、顔合わせはして頂かないと」
「あーそれもそうか、ならそれが終わったら行くから、朝で良いのか?」
「いえ、ほとんどの者が屋敷に住みますので明日、朝から荷物や家族が居るものは家族等も一緒に来ると思います、片付け等して午後からになるかと」
「屋敷に住むと子供とか学校とかどうするんだ?」
「平民は学校通ってる者等は大きな商家の子供ぐらいです、一緒に来る子供は小さく1人で住めない者や奥方等だと思います、何か手伝いをさせる為に連れて来ると思います」
「そうか、子供は手伝いより教育した方が将来の為になるんだが、そう言えばネルもまだ9歳か、うーん少し考えを変えよう、連れてくる子供は教育を受けさせる、ネルも含めてな、魔法では無く、一般教養だな算術や読み書きが出来るように、家庭教師みたいなの雇うから手配してくれ、そしてその中で優秀ならば学校に通わせる、将来、優秀な執事やメイドが俺の元で働くのは糧になるからな、勉強が嫌いと言うなら騎士に学ばせるのもありだが、必要最低限の読み書きは出来ないと将来痛い目にあうのは本人だと言えば学ぶだろう」
「はい、わかりました手配致します」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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