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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
それからセバスと一緒に商業区の家に来た。
「こちらがレイ様の家ですか?警備とか無いですが大丈夫なのですか?」
「ああ、それは問題ない精霊魔法と魔道具で色々対策してある、それで入るのにセバスも登録するのでお前が入る分には全く問題ない、それと呼び出しは今後の事も考えてこれを渡しておく」
今作った呼び出し装置。
「これをボタンを押すと何処からでも俺に届く、これを何個か渡しておくから、ナルニスや他のメイドにも渡して置いてくれ、それとこれを持っていれば、この家には入れる、仮に盗まれても大丈夫だ、盗んだ奴には手痛い罰が発動すし手元に戻ってくるようになっている、死ぬような罰では無いが盗んだ手が使えなくなるぐらいの罰だな、子供のスリとかにそこまで酷い罰を与えるのもと考えたが、人様の物を盗んだらどうなるか教える必要もあるからな、治療魔法で治す事も出来るし大丈夫だろ?」
「治療魔法は高額なのでスラムの子供とかには払えないと思いますがそこは仕方がないですね、私達も易々と盗まれるつもりはありませんが」
それから中を案内する。
「それにしても生活してる気配がありませんね」
「うーんまぁなここはちょっと住むために買った訳ではないんだよ、どちらかと言うと商談とかするためか?まぁ屋敷を貰ったから必要なくなってしまったんだが、それ以外にも別の使い道があってな、それはまた別に機会があれば話すよ」
「はい、わかりました」
「ではこんなところで大丈夫か?」
「はい、問題ありません、それでは私は戻ります、何かあれば連絡致しますので、よろしくお願い致します」
「ああ、わかった」
セバスは家を出てギルドに戻っていった。
「さてと出てきたのは良いんだが特に目的があった訳てはないんだよな、1日使うのが面倒だっただけで」
(確かに1日面接は面倒だな、
それならばせっかくここまで来たのだから拠点の整備でもしたら良いのではないか?)
「確かにでもあそこも今すぐ欲しい物とかないんだよな、屋敷にバカでかい風呂もあるし、それならば屋敷の設備を整えたいが、今行くと色々面倒な事になるし、仕方がない今日はこの辺の商店でも周り何か面白い物がないか探してみるか」
(そういえば、貴方は怪我の心配とかないが、新たに従業員を雇うならそれなりに用意しておいた方が良いのではないか?)
「確かにそうだな薬草やら準備して屋敷に置いておくか」
それから渡した魔道具を持っていると中に入れるように家の中の魔道具やらを改造し商店に向かう事にした。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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