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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
まずは敵国の情報だな
兵の数は3万程か、もちろん全部では無い、出立した後に国を守る兵も必要だし、領地を守る兵も居る、王都から出るのは3万、その後領都を通り、領都や街から兵を招集しクヌート国へ来るのは5万程に増える感じか?装備は剣や槍、弓と近代兵器は無いのか?
(ここは貴方の居た世界より文明は遅れてるからね)
(魔法もあるので君の言う銃やらは無いな)
「そうか、1番強いのでどれくらいなのか?」
(あの率いてる人が騎士団長で魔法も使えるし、剣の腕もそこそこありそうね、でも強いのは冒険者よ、あそこに居る冒険者はSランク冒険者この世界でもトップレペルで強いわね)
「Sランク冒険者?」
(そ、この世界の冒険者はランクがあるの、上からS、A、B、C、D、E、Fってなってるわ、ランクの条件とかは私も知らないけど、それは冒険者に登録すれば教えてくれると思うわ)
「それならはあの冒険者を倒せば俺もその上位に位置するって事か?」
(何を言ってるの、あんなの一瞬で倒せるわよ)
「??」
(あのね、貴方の魔法、火柱上げたら耐えられる人間なんてこの世に居ない、地割れを起こして穴に落として圧死させる事だってできる、まず貴方には魔法も物理も通らない、貴方を守ってる光の大精霊はありとあらゆる攻撃から貴方を守ってるって言ったでしょ?風の大精霊で上空に巻いあげ落としたら数メートルなら耐えられる鍛えた冒険者や兵もいるかもしれないけど、数百メートルから落として耐えられる人間なんて存在しないのよ)
「魔法で障壁作ったり出来ないのか?」
(居るけどそれは火球を弾くとか、風の防壁で多少和らぐぐらいよ数百℃の熱に晒されて耐えられる人間なんて居ないわよ)
「水の魔法で体を覆うとかは?」
(少しの水なら一瞬で蒸発するし、水と言うより熱湯に耐えらる人間が貴方の世界に居たの?)
「いないな」
(それにその気になれば相手の魔法にも干渉できるし)
「??」
(貴方の価値観が分からないけど、魔法だってこの世の魔力を使ってるの、精霊が干渉出来ない訳ないでしょ?)
(そもそも貴方が砂漠で使った魔法あんなのこの世界に数人居たらこの世界別の意味で終わってるよ、この世界で1番強いと言われてるスレイン魔法国の魔道士団長がインフェルノって魔法を使うんだけど、数百メートルの範囲に火柱が上げる魔法、火力も数百℃ね、戦争で相手に打ち込めば1個師団ぐらい、数百人ぐらいは焼けるけど全ては焼け尽くせないよ、燃え盛るのも数秒、大火傷だけど耐えられる人もいる、それこそ水魔法が使えればある程度は耐えられる、だけど貴方の魔法は数秒どころか何時間でも焼けるし温度だって数千度、普通の人間に耐えられる訳がないでしょ?風魔法だって風の刃ウインドカッターだって魔力がなければ傷をつけるぐらい、貴方は大木どころか岩すら切り刻める、岩の槍、ロックスピアって魔法しかり、魔力を込めれば固くなる、普通の魔法使いだとせいぜい木に刺さるぐらい、貫通はしない、さっき言った師団長位で貫通させる事は出来るけど、でも貴方の魔法なら木なんて粉砕、岩だろうと砕ける、硬さがダイヤモンド並だからね、貴方がメテオって魔法使えばあの国はそれだけでお終い、粉塵とかで少しこの国にも影響出ちゃうかもしれないけど、あのね何度も説明してるけど、私達はこの世界の理、風の大精霊が風を停めればこの世界は空気が動かなくなる全ての生命は死に絶える、水しかり火しかり、貴方はこの世界の頂点、それは私達よりもよ)
「えっ?」
(私達は自分の系統しか使えない、もちろんその1つの系統で人間を滅ぼす事も出来る、でも貴方は全ての系統を使える、厳密にはまだ水が使えないけど、その気になればこの星事消し去る事も出来る、神様はそれでも構わないとさえ思ってる、この世界は貴方の動向で全て変わると言うことよ)
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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