表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/117

自由に生きろと言われたので自重もせずに自由に生きます

キングオブチートこの世の不条理を全て踏み潰し歩いて行く姿を見てください。

 目が覚めると雨に濡れてる、しかし体は動かない、何故?そして寒い、手を見ると小さい、子供と言うより赤ちゃんだ。


「バブバブバフ(なんじゃこりゃぁ)」


(フフフ、ねえねぇこの子であってる?)


(うんそうそう、神様から守ってやれとと言われた子)


(ねえ、この子このままじゃ死んじゃうよ)


(えっ?)


(人間のそれも子供、こんな雨の中晒されたらすぐに死んじゃう)


(大丈夫、もう私の加護、光の大精霊の加護を与えたから、永続的に体力も魔力も回復するから)


(ずるい、ずるい、なら私も風の大精霊の力を与える、そしたら雨なんて吹き飛ばせるでしょ?)


(それまでだ、この小さな体に大精霊の力を与え続けたらそれこそ壊れるぞ、火と水と土の物よ良いな)


(闇の物よそれならどうするのだ?)


(これから器が大きくなってきたら渡せば良い、人間族の成人は15歳だ、そしたら全ての物が与えられる様になるだろう、しかし光と闇を1番最初に渡したかったのに、風の物が渡してしまったからな、光の使い方が難しくなるだろう)


(ごめんなさい、光の物が渡したの見て私も渡したくなっちゃったの)


(まぁ仕方がない、しばらくすれば私が渡そう、異論は無いな火と水と土の物よ)


(はーい)(わかった)(わかったわ)


(風の物は頭より行動が先に出るから、何も考えてないのでしょう)


(光の物言い過ぎです、私も考えているわよ、風があれば何処へでも運べるから)


(はぁー闇の物が与えれば転移でも出来ただろうに)


(あっ!ごめんなさいそうよね)


(まぁ仕方がない、加護は与えられなくても、力は貸せるからな)


(それでどうするの?)


(人間の世界には教会と言うのがあって、孤児院がある、そこに庇護を求めよう)


(はーい)


 何か分からないが、色々と決められてる、神様に守れと言われた?何を言っているのか?何が起きているのか?理解ができない、そして体が暖かくなり眠くなってきた。


(眠っちゃったね)


(ああ、神はこの子に破壊と再生をして欲しいと言っていた、この世界はお主らもわかっている通り、破滅に向かっている、全てを司る我ら大精霊の力を与え、自由に生きさせ、新たな世界として生まれ変わらせたいのだろう、自重はさせなくて良いと言っていたからな)


(でも人間にそんな事できるのかしら?)


(ああ、神様が言うには、この子はそれらを持ってるらしい)


(まぁ人間が滅びれば、この世界も少しは良くなるかもしれないしね)


(今この世界にいる人間なんて害悪でしかないからね、この前も戦争により、また死の大地が生まれたからね)


(まぁ作物が取れなくなり、他の国を侵略する、そして死体の山を築き不浄な大地が生まれる、人間は学ばないからな)


(光の物が清浄化すれば良いのではない?)


(やってるけど間に合わないのよ、1つの平原全て清浄化するのにどれだけ時間がかかると思ってるの)


(そうだな光の物を責めるのは筋違いだ)


(まぁいいわ、早く孤児院とやらに向かいましょう、さすがにお腹が空いてるのは私達ではどうにもならないわ)


(そうだな)


(風の物よ運んでくれ、この近くで国が安定している、クヌート国が良いだろう)


(はーい)


 闇の大精霊が転移を使いクヌート国のとある領都に転移し教会に子供を置く。


(気がつくかしら)


(風の物よ扉を叩いて知らせるのだ)


(はーい)


 風に石つぶてを乗せ扉を叩く。


「あら、また子供が置かれてるわ」


「この教会も手狭になってきたわね」


「シスターこの国も危ないのかしら」


「そうね、この国は比較的平和で戦争はなくてもやはり作物は取れなくなってきてるから仕方がありません、さぁ早く中に入れなさい」


なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。


少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります。


よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ