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プロローグ

どうも。シリウスです。初めてちゃんとした小説を書くので緊張しています。

できれば感想等々教えていただけると幸いです。

それではどうぞ。

俺は南雲(なぐも) 紫苑(しおん)大学生だ。

今日は講義が10時からなのでのんびりと大学へ向かっていた。

いつも通りの道を歩いていると何やら踏切の真ん中でこれまたゆっくりと渡っているおばあちゃんがいた。

その時ふと横を見ると猛スピードで電車がやってきている。

「踏切が壊れているのか!?おばあちゃん!危ない!」

考える暇もなく俺はすぐさまおばあちゃんのところまで走って行って突き飛ばした。

グシャリ…

電車の急ブレーキの音と共に俺の体が鳴らしてはならない音を鳴らす。

その瞬間、俺は意識を手放した。









「オギャァ!オギャァ!」

目を覚ますと何やら赤ん坊の声がする。うるさいな。

…あれ?俺死んだはずじゃ?

恐る恐る目を開けると中世の部屋?のような場所にいた。

…ここはどこだ?

その部屋には4、5人程度の人がおり、そこはまさに出産の現場のようだった。

…なんで俺がこんなところに?

何やら話しているがわからない。言葉が通じていないみたいだ。ただとても嬉しそうにしていることから出産で無事に産まれたのではないだろうかと予測がつく。

…なんか、おめでとう。っていうか俺こんなところにいていいのか?

ふと嫌な予感がして自分の体の写っている鏡を見る。

「オギャァァァ!(うっそぉ〜ん!)」

電車に吹き飛ばされた俺は体が縮んでしまっていた。

…どこぞの名探偵だよ!

そう、さっきから聞こえていた赤子の声とは俺の声だったのである。

…良くある異世界転生ってやつ?(良くあるものではない)

自己完結し、しばらくして落ち着くと不思議とその両親のある言葉が聞こえた。

「しをpwksっmーオルドーm↑うhwんsっkーオルド・フォン・グローリア*」

…オルド・フォン・グローリア?

何故かストンと落ちたそれはどうやら俺の名前であるらしい。

…貴族転生というわけですか。うーん。どこかでその名前聞いたことあるんだよなぁ。オルド・フォン・グローリア、オルド・フォン・グローリア、オルド………

どこかで聞いたことのあるその名前。

…おっ!思い出した!妹にやらされたラブリープリンセス略してラブプリっていう乙女ゲーの悪役だ!

そう、なんとこの乙女ゲーにはバトル要素があり、それが難しくて妹に全部押し付けられたのである。その中の最後の裏ボスとして特定のルート以外では最初にヒロインにダル絡みし、その後もことあるごとに嫌がらせしてきて最終的には悪役令嬢と一緒に断罪される悪役子息に転生してしまったらしい。

「オギャァァァ!(ウソだろぉぉぉ!)」

今日1番の悲鳴を俺は上げた。

いかがでしたか?一応毎日頑張って書いていくつもりなので温かい目で見ていただけると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても引かれるタイトルと続きに期待させてくれる一話の内容と、サクサクと進んで行くストーリーでとてもいいと思います! [気になる点] 言ってはなんですけど、更新が遅すぎませんか……?毎日書く…
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