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アステルのおうち
あたし「ふー、とにかく着替えなきゃ!あー気持ち悪い!」イソイソ
ゴロ「せっかく温泉入ったのに、お風呂に入り直しだねこりゃ」
あたし「あれはあれで楽しかったしサッパリしたからいいじゃない。あ、先入っていい?」
ゴロ「うん、いいよ。ぼくは洗濯でもしようかな」
あたし「あら、そんなことまでしてくれるの?ほんと主夫もできるわね、あんた」
ゴロ「まあ泊まらせてくれてるしね。なんかやっておかないと気がすまないんだ」ウズウズ
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昼過ぎ
あたし「改めてさっぱりしたわ!ん?いいにおい…」クンクン
ゴロ「お風呂に入ってる間にお昼ごはんの用意しといたよ。ぼくがお風呂入ってる間に食べてていいから」
あたし「うわ、チャーハン!?何これ、え、チャーハンの素ってあったっけ?」
ゴロ「調味料は一通り揃ってたし、パパッと作らせていただきました」フフフ
あたし「すげー!じゃお腹すいたし遠慮なく食べるわね!この香ばしいにおい、食べるの待てないわ…!」クンクン
ゴロ「どうぞ召し上がれ。じゃお風呂いってきます」
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ゴロ「あれ?あんま美味しくなかった?ごめんね、違うの作ろうか」
あたし「違うの!なんか一人で食べるのわびしいから…ほら、さっさと食べるわよ!」
ゴロ「そっか、待っててくれてありがとうね。ちょっと冷めちゃったけど、それも愛嬌ってことで」
あたし「ん!いただきます」
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夕方
あたし(ん?夕方…お昼ごはん食べたあとウトウトして寝たんだっけ…)モゾモゾ
あたし(部屋にゴロは…いないのか。リビングでテレビでも見てんのかな)ボンヤリ
ゴロ「…ゴニョゴニョ…」
あたし(ん?誰かと話してるの?父さんたち帰ってきたのかな)スック
スタスタ…カチャン
ゴロ「あー、そうだったんだね。ぼくのロボットがそんなことに…うんうん、そうだね…あ、あの子が起きたからまたその内電話するよ。それじゃあまたね」ピッ
あたし「ゾシ?」
ゴロ「うん、ちょっと電話しとこうと思ってね。ごめんね、寝てたのに声大きかったかな」
あたし「そういうわけじゃ。にしてももう夕方なのね、ちょっとお休みを潰しちゃった気分」ガックシ
ゴロ「まだ半分もお休み終わってないのに、そんな気を落とさないでよ。それに昼寝た分は…」
あたし「夜使うってわけ?ふふふ、いいわね」フッ
ゴロ「あっひ…首に息吹かないで…ゾワッとした…」
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