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93ページ目

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ナニー!?ソコマデヤッタノカー!?


あたし「騒がしいわね…」


母さん「まあまあ、男と男でしたい話でもあって盛り上がったんじゃないの、うふふ」


あたし「そうかしら…ま、なんでも良いけどさ」


母さん(お父さんたら、大声出しすぎよ…でも、あの反応…この子ももう大人なのねえ)シミジミ


あたし「へーアステルはこういう番組やってんのねー」グウタラ


母さん(まだまだ子供に見えるけどねぇ…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


父さん「あ、あ、あはは、ほーらメシだぞー」ギクシャク


ゴロ「い、いやー、運ぶの手伝わせてす、すみません…」ギクシャク


あたし「待てや、明らかに様子がおかしいでしょ」


父さん「…」


ゴロ「あ、あはは…」


あたし「…」ジロリ


父さん「うっうっ…お前はもう大人なんだなって…」ブワッ


ゴロ「!?」


母さん「あらあら、情緒不安定ね今日は」


あたし「あ!まさかゴロ、あんた!」


ゴロ「え!?ぼく!?」


あたし「言ったでしょ!あの変態じみた質問に答えたでしょ!」ムキー


ゴロ「うそ!?バレた!?」ドキーン


あたし「しんっじられない!クソ親父!変態!変態!」ゲシゲシ


父さん「うっうっ」ブワー


母さん「みんな落ち着きなさい、ほら、ゴロくんのごはんが冷めちゃうわ」ヤレヤレ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



父さん「まあなんだ、腹がふくれたらなんだか穏やかな気持ちになってきたよ」


ゴロ「それはよかったです」


あたし「許さんぞ変態」


父さん「まあなんだ、その、俺はなにも咎めないからな。安心してくれ、ゴロくん」


ゴロ「あっはい…どうも…」ペコリ


母さん「まあ孫がもしかしたら見れるかもしれないのは嬉しいものね、でも節操は守りなさいな」ウフフ


ゴロ「あ、それはもう…無責任な行為は絶対しません…」


あたし「ま、まご…!?」カァァ


母さん「そうよ、孫。まあゆっくり仲を深めてくれればいいからねぇ」


父さん「でもゴロくんは王女様も彼女にしてるんだろ?そこんとこどうよ」


ゴロ「そ、それは…」


ゴロ(そうだ。ぼくは恋人が二人いるんだ…無責任に孫を見せてあげます、なんて言える立場じゃない。つくづく甘いな、ぼくは…)


母さん「いいじゃない、それはもっとじっくり考えさせてあげなさいな。ゴロくんは必ず、答えを出してくれるはずよ」


ゴロ「不甲斐なくてすみません…」


あたし「孫…ゴロとあたしの子供か…」ウフフ


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家の部屋


あたし「うふふ、やっと二人っきりね…」ベタベタ


ゴロ「そうだね…やっぱり君といるとぼくも落ち着くな。それにご両親、昔会ったときと同じですごくいい人たちだったね」ナデナデ


あたし「うん、二人ともアステルで平凡な生活送ってるのが分かってよかったわ。ずっと連絡とってなかったからさ…」


ゴロ「今日はたくさん話せてよかったね。ご両親は明日からまたお仕事だそうだけど…」


あたし「ん…まあ仕事三昧なのは昔から変わんないわ。逆に、1週間いーっぱいイチャイチャできて嬉しい…なんて…」テレテレ


ゴロ「ふふ、最近のきみは変わったね。少し前までは口が割けてもそういうこと言いそうになかったのに…でもそういうの、好きだよ」


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