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ゴロ「でもね、ぼくはまだ言わないといけないことがあるんだ」
ゾシ「な、なんじゃ…？」
ゴロ「きみが好きだ…けどもう一人ぼくは好きな女の子がいる」
ゾシ「ちょ…待て、それは…まあそうじゃよな…」
ゴロ「うん、あの子だよ。ぼくはきみもあの子も好きだ。同じくらい好きだ」
ゾシ「いや…今妾とそなたは両想い、ハッピーラブラブー…じゃなかったんじゃ…」コンラン
ゴロ「そうだよ、両想いだよ。それは確かだ。でもぼくは二人のうち一人は選べない。そう、優柔不断なのさ」
ゾシ「そ、それは納得がいかんのじゃ！こっちは本気でゴロが、その…好きなんじゃ！そりゃおぬしがあの子とただならぬ関係なのは知っておるが…」
ゴロ「…ぼくもどうすればいいか分からないんだ。あの子も好きだしきみも好き。できるなら二人とずっと一緒にいたい…」
ゾシ「むぅ…この話は彼女も交えてせねばラチがあかん。ゴロよ、今すぐ彼女に告白して連れてくるのじゃ」
ゴロ「ええ、ちょっと、簡単に告白とか言わないでよ…」
ゾシ「ならば妾かあの子か今決めるのじゃ！おぬしそれはワガママだと自覚するのじゃ！」プンプン
ゴロ「そうだね、悪かったよ。それじゃ少し待ってて」ガチャン
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あたしの部屋
ピンポーン…
あたし「はいはい…あれ、ゴロじゃん。なに、遊びに来た？」
ゴロ「とても大切な話があるんだ。時間あるかな」
あたし「え？大丈夫だけど…なに？まさかあんたクビになった！？」
ゴロ「違うよ…えっとね、その…」
あたし「うん」
ゴロ「きみが好きだ。きみに大きな魅力を感じて…好きになりました。返事ください」ドキドキ
あたし「え？」ポカーン
ゴロ「突然でごめん。でもね、本気なんだ。ゆっくり考えていいから。ぼくはいくらでも待つからさ」
あたし「そ…そんなの…あたしも好き、好きよ、あんたが…」ポッ
あたし「嬉しいわ…うん、あたしもゴロが好きなの。ね、ギュッてしてよ。あ、頭も撫でて…」
ゴロ「くっ…反則的なかわいさだ…」ギュウ…
あたし「ああ…ゴロ…好き好き、抑えられない…」ガシ
ゴロ「ちょ、ちょっと…」コマッタナ
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ゴロ「ふぅ、落ち着いたかな」
あたし「落ち着かないわよ、だって…もう！」カァァ
ゴロ「えっとね、すごく言いづらいんだけどね」
あたし「な…なによ…」ドキドキ
ゴロ「さっきね、ゾシさんに告白されてさ、ぼくオッケーしちゃったんだよ」
あたし「は？」
ゴロ「そのことで色々話をしたいから、3人で集まろう。ゾシさんの部屋に行こうか」
あたし「ちょっと待って、あたしはあんたに告白されてさ、オッケーしたから…あたしたちが恋人なのよね？」
ゴロ「そうだよ…と言いたいけど、ぼくはきみもゾシさんも同じくらい好きなんだ。だからできるなら3人で関係を持ちたいと…」
あたし「バカ言うんじゃないよきみ」
ゴロ「うん、言いたいことは分かる。優柔不断とか、ワガママとか言っていい。けどぼくは本気できみのこと愛してるし」
あたし(口説きだけはいっちょまえね…)
ゴロ「ゾシさんも好きなんだ。とにかくまずは3人で集まろう、ね？」
あたし「いいわ…ゾシの意見も聞きたいしね…」
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