表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/209

83ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゾシの部屋


ゴロ「夜ご飯おいしかったね。それで、用事ってなにかな」


ゾシ(つ…つい何もないのにゴロを部屋に呼んでしまったのじゃ…)


ゾシ(どうしよう…)アセアセ


ゴロ「ぼんやりしてるね、ちょっと疲れてるのかな。そうだ、カフェオレでも作るよ」


ゾシ「うみゅ!しゅ、しゅまんのう!」カミカミ


ゾシ(し、しまった…噛んだのじゃ…)カァァ


ゴロ「カフェオレくらいお安いご用さ。気分が優れないんなら、横になってね?お医者さん呼んでくるからさ」コトン


ゾシ「ぐ、具合が悪いわけじゃないのじゃ。ただ…」ドキドキ


ゴロ「うん…ゆっくりでいいからね。落ち着いて話して」ニコニコ


ゾシ(うう、そんなに優しくされると胸がドキドキしてきて逆に乱れるのじゃ…)ドキドキ


ゾシ「えっと、あの、変なこと言うかもしれんが…」


ゴロ「大丈夫だよ。話して楽になるんなら、話してほしいな」ニコリ


ゾシ「ううー、あ、あの…妾のことは好きか?」バクバク


ゴロ「え?」


ゾシ「あああーーー!!やっぱ今のなし!なしで!」カァァ


ゴロ「え、あ、好きだよ」


ゾシ「そ、それはどうせあれじゃろ?友達的なあれで、その、はぐらかすあれじゃろ?」ドキドキ


ゴロ「…」


ゾシ「そ、そうなんじゃな…そうじゃよな…」ガーン


ゴロ「違う。女性として君が好きだ。友達的な意味ではない、恋的な意味で好きだよ」キッパリ


ゾシ「」バクバク


ゾシ「」ヨロリ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゾシ(ん…薄暗い視界…ベッドの上かの?)ボンヤリ


ゾシ(妾は…一体どうしたんじゃったっけ…)


ゴロ「あ、起きたかな?急に倒れちゃったから驚いたよ。やっぱりお医者さん呼んだらよかったな」


ゾシ「ゴロ…?」ボンヤリ


ゴロ「なんだい、ゾシさん。顔が赤いよ」


ゾシ「その、ちょっと倒れるまでの記憶がボンヤリで…記憶が確かなら、妾は妙な事を口走ってたような」


ゴロ「ああ、好きとかどうとかってやつかな。覚えてる?ぼくが好きって言ったらきみ倒れたんだ」


ゾシ「ゆ…ゆめじゃなかったのか…」


ゴロ「そう、ぼくはきみが好きだ。きみも…ぼくが好きかい?」


ゾシ「も…もちろんじゃ!…ん?もしや両想いなのか?」ドキドキ


ゴロ「そうだね、よかったよぼくの片想いじゃなくて」ニコリ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ