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翌日
ゴロ「やあみんなおはよう。今日はいよいよネオス出航だね」
あたし「おはよう。そういえばアステルまでどのくらいかかるんだろう」
フツメン「ネオスからなら2日ほどかな」
ゾシ「近いとはいっても2日はかかるんじゃのう」
ゴロ「お、ゾシさんは昨日買った服だね。うん、君の魅力が引き立ってて素敵だよ」
ゾシ「にょほー、照れるのじゃ」ポッ
ゴロ「君も…新しい服だから新鮮味があるね。いつもと違う魅力があって綺麗だよ」
あたし「ふふん、綺麗なのは当然よ。でもちゃんと言われるとなんだか嬉しいわね…」ポッ
フツメン「ゴロくんって唐突に女の子口説き始めるね」ボソリ
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ゴロの部屋
ゴロ「はいカフェオレだよ。どうぞ」コトン
ゾシ「こないだ自分で作ってみたんじゃが、どうにも味が薄くてのう、加減が分からなかったわい」アリガト
あたし「ふーん、カフェオレねぇ。こんな洒落たドリンク作れるんだ、ゾシのために、ほー」オイシソウ
ゴロ「味の調整さえ慣れれば、コーヒーと牛乳だけで作れるから簡単だよ。カフェオレは安いインスタントコーヒーでも美味しく飲めるしね」ゴクリ
あたし「ん…まろやかな味…だけどしっかりとした苦味も感じられる。美味しいわね」ゴクゴク
ゾシ「カフェオレとはなんたるか?それはこれだ!と言えるほどゴロのカフェオレはうまいのじゃ!」グビー
ゴロ「あはは、まあちょっと飲みやすいように少し砂糖を入れてるのがぼく流かな。牛乳だけで割ると、まろやかすぎる気がしてね」
あたし「なーにバリスタぶってんのよ!って言いたいけど、好みに合わせて味を微調整するってほんとにバリスタの端くれみたいね…」
ゾシ「あーうまいのじゃ、もういっぱい!」カラーン
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あたし「くー、また負けたわ…なんであんたそんなポンコツであたしに勝てるのよ!」ユールー…
ゴロ「そうだね、きみはやっぱり狙いが分かりやすいからかな…もっと雑な、簡単な狙いでも良いと思うよ」ユーウィン!
ゾシ「のう、妾は何が悪いのかのう」ユールー…
ゴロ「ミサイルすぐにいっぱい撃ちすぎ。もう少し間隔開けて撃って波状に相手にミサイル届くようにすればいいと思う」
あたし「あたしとゾシ相手にしながらよく短所まで正確に把握できるわねー」
ゴロ「うーん、勝つためには相手の弱いとこ苦手なとこを覚えて動く、っていうのが定石だろうからね」
ゾシ「その理屈じゃゴロは特に短所ないから勝ちようがないのでは…」
ゴロ「ぼくにもいっぱい苦手なとこはあるよ。現にこないだも助けられなかったら死にそうな場面あったし」
あたし「どっちかと言うとあんたの短所ってより、ロボットの短所のが多いわよね。あんたの場合」
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夕方
ゾシ「もう昼じゃの、ゲームをしてると時間がすぐ過ぎるのじゃ」ノビー
あたし「今日はいつにも増していい勝負だったわね。まだまだ勝ち越されるのはシャクだけど」
ゴロ「二人ともメキメキ上達してるよ。でも実際の戦いでは絶対に油断しないでね」
ゾシ「じゃのう。今の結果じゃ妾たちの命はいくつあっても足りぬのじゃ。精進するのじゃ」
あたし「さて、少し早いけど夜ご飯でも食べに行く?」
ゴロ「そうだね。早めに食べるのもたまにはいいよね」
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