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ゴロの部屋
あたし「と言うわけで、アステルに行くらしいわ。ちなみにあたしとゴロはアステル着いたらしばらくお休みする予定なの」
ゾシ「なるほどー、ご両親がおるのじゃな。ご両親も久しぶりに会えたらさぞ喜ぶじゃろうな」
ゴロ(なんか普通にぼくの部屋がたまり場になってるなあ)
あたし「避難して親とはぐれてからもうだいぶ経ってるからねえ…成長したあたしにびっくりするだろうなあ」
ゴロ「うん、絶対喜ぶよ。以前よりなんだか大人びたし、なにより怪我もなく無事にしてるんだものね」
ゾシ「ゴロも両親と離れてさびしいじゃろう?近いうちに会えるといいのう」
ゴロ「あ、そうだ。今日はゾシさんの服買いに行かないと」
あたし「あー、もはやあたしの服着すぎてて馴染んでたから忘れてたわ…」
ゾシ「それじゃネオスを出港する前に3人でネオスの街へいくとするかの」
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ネオスの服屋
ゴロ「ね、ねえ…ぼくも一緒にいないとダメなの?明らかにこのお店に場違いな気がして恥ずかしいんだけど」
あたし「いいじゃない、女の子の買い物に付き合うのは男の努めよ」
ゾシ「妾もゴロの趣向にあった服をなるべく着たいしのう」
あたし(ん?今さらっと妙な事…)
ゴロ「はぁ…分かりましたよ、居ればいいんでしょ居れば…ぼくも頑張ってお店にいるから、君たちもなるべくはやくお願いね…」
ゾシ「のじゃー!」
あたし「しかたないわねえ」
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ゾシ「ゴロよ、これはどうじゃ?」ヒラヒラ
ゴロ「すごいね、やっぱ王女様だからか分かんないけど、だいたい何でも似合うよ。今の服もヒラヒラしてるけど軽薄な感じはしないよ」
ゾシ「ぬふふー、じゃこれも買うのじゃ!次はこっちを着てみるのじゃー!」シャー
あたし「ね、ねえ…こっちはどうよ…」シャナリ
ゴロ「おーオフショルダーねぇ、すごく魅力的に見えるよ。それにしおらしい君もとてもかわいい。もっと近くで見せて」ズカズカ
あたし「もう…しょうがないなあ…」クルリ
ゾシ「こっちも見てほしいのじゃー!」シャー
ゴロ「はいはい、今いくよ」
ゴロ(女の子と買い物するのは…大変だ!確かに二人と過ごせて楽しいけど、全然終わる気配がしない…!)グッタリ
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夕方
あたし「いやー、パイロットってやっぱいいわねー!こんっなに買っても全然お金減る気がしないわ!」ニコニコ
ゾシ「いやあすまんのうゴロ、妾はまだパイロットになって日が浅いからお金が無くて…こんなに買ってくれて申し訳ないのじゃ」
ゴロ「全然いいよ、戦艦にいるとお金使う機会もあんまりないしね。ちょっとした感謝のプレゼントだと思って受け取ってよ」
ゾシ「分かったのじゃ、大事に着るのじゃ。ありがとうなのじゃ!」ニコニコ
あたし「んじゃ部屋にしまいに行くからまた後でね」
ゾシ「服屋で長いこと付き合ってくれて嬉しかったのじゃ!」
ゴロ「うん、二人ともまた後でね」
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