表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/209

79ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日


ゴロ「おはよう諸君。今日も平和な日だと嬉しいが、適度な緊張を忘れずに心がけるように」キリッ


あたし「え、なに変なしゃべり方してんの。似合わないわよ」プークスクス


ゾシ「まるで口調に話をさせられてるみたいなのじゃ」キャッキャ


ゴロ「だよねー。昨日制服もらったから着てみたんだけど、なんか気分乗ってきてちょっと偉い人っぽくしゃべったんだけどさ」アハハ


フツメン「でも似合ってるよ制服。ちょっとサイズが大きい気がするけど」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ドック


ゾシ「おおー、妾のロボットがあそこに鎮座してるのじゃ!ミサイルいっぱいじゃー!」ウキウキ


あたし「わ、新品!いいわねー!あたしのロボットはこの中でダントツで古いわよ?みてあそこの歪み」


ゴロ「じゃあぼくのロボットと変えるかい?ぼくは別になんでもいいからさ」


整備士「ん?交換か?それなら新しい武器つける前だから今のうちだぜ?武器つけた後に付け替えるの面倒だしな」


あたし「いいの?じゃせっかくだし譲ってもらおうかしら」


ゴロ「と言うわけなんで、すみませんがお願いしますね整備士さん。新しい武器はぼくがピストル…」


フツメン「僕はブルパップマシンガンさん!」


あたし「ビーム砲だったかしら」


整備士「おう、間違えねえようにちゃんとつけとくぜ!そんじゃあな!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ゴロ「そういえば次の目的地はどこですか?」


艦長「ネオスからほど近いコロニーのアステルじゃ。そこにコロニー軍支部があるから近況報告とかしに行くのじゃよ」


あたし「えー!アステル!?そこってあたしの親が避難しにいったとこじゃない!」


ゴロ「へぇー、そうだったんだ。よかったね、久しぶりに顔会わせに行けば?」


艦長「そうじゃな、アステルには結構長く留まるし君には少し休みをあげよう」ホッホ


あたし「え、それってさ、ゴロも同じくらい休んだりできるやつ?」


ゴロ「ん?そんなわけないでしょ。艦長はね、君が両親と久しぶりに水入らずで…」


艦長「む?むむ?…なるほどのう、そうかそうか」


ゴロ「どうしたんです艦長」


艦長「ゴロくんは鈍感じゃから分かってないのじゃろうが…この子が君も休みか聞くのは…」


あたし「待て、勘違いしないで」


艦長「ほっほ、やはりケシカスの医務室で顔近づけてたのはやっぱその気が…」


あたし「ちょっと…あれはほんとに誤解…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


艦長「まあとにかく、ワシも若い者の仲を邪魔するほどヤボじゃあない。今回はゴロくんも休みをとるとよいじゃろう」


ゴロ「なんかヒドい誤解を受けてるみたいですが…厚意はありがたく受けとりますね。確かに最近は忙しかったし…」


あたし「誤解を受けてるって思うんなら反論しろや!」ムキー


あたし(…でもありがとう艦長…めいっぱいゴロと過ごせるなんて嬉しい…)


ゴロ「アステルか…ぼくも君のご両親に久しぶりに会っとこうかな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ