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72ページ目

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ブリッジ


艦長「砲撃担当!主砲再充填、充填後即撃てるように射線合わせとけ!操舵手!いつぞやのバレルロール、もっかい決めてくれ!」


操舵手「あいあいさー!くっそ揺れるぞ!捕まっとけ!」グルグル


砲撃手「対空機関砲が4割やられた!つぶれた箇所の砲撃担当は、修理班の手伝いに行ってこい!」


砲撃手2「わかった!くっそー忙しい…やっぱ化け物みてえにかてえな空母は」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


敵空母


敵将「よし、十分に敵戦艦に近づいたな」マイクオン…


敵将「全乗り組み員に告ぐ。これより本艦は相手に対してオールコンピュータ制御で特攻する。乗り組み員はただちにドックへ行き、救命ポッドに乗れ。繰り返す…」


敵将(ふぅ…俺もすぐそっちへいくぞ、勝手に死にやがったクソ野郎…待ってろよ)ブツン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ブリッジ


艦長「むぅ?相手の様子が変じゃの?やけに攻撃がパターン的になったのう」


砲撃手「まるでコンピュータ制御っすね」


操舵手「ていうかすげえ勢いでこっち来てね?あの迷いのない直進じゃあ、その内あたっちまうぜ?」


艦長「まさか特攻か!操舵手、避けれるか?」


操舵手「ギリ当たる!」


艦長「ぬええい!マイク貸せ!…えー、緊急事態じゃ!ガチでヤバイので乗員はみな衝撃に備えろ!」


艦長「次は…艦内のエネルギーを最低限必要なの以外全部主砲に回す!少しでも空母をバラバラにして、当たっても被害を抑えるのじゃ!」ボタンポチ


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ピンポンパンポン…


スピーカー「艦内の照明、エレベータ等のエネルギーの供給を止めます…ご注意ください」


パッ…


整備士「くそ、整備中だってのに!懐中電灯どこだったっけ!?」


あたし「え?なに、どうしたの」


フツメン「たぶん戦艦の主砲にエネルギーを回すために艦内へ回してるエネルギーを使うんだろうね」


ゴロ「それほど切羽詰まった戦いなんだね…今すぐにでも出撃して、空母倒す手伝いしたいけど…」


整備士2「お前のロボットが一番ボロボロだ!出たら死ぬぜ!」


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敵空母


敵将「それでは乗り組み員のことを頼む。俺の尻拭いをさせてすまねえな」


したっぱ「ううっ…機械制御で突っ込めば良いじゃないですか!なんで艦長が残って操舵するんです!」


敵将「機械制御じゃ、コンピュータがイカれたら終わりだろ?だから最後まで人間が動かすんだよ」


したっぱ「そんな…」


敵将「じゃあな。モタモタしてると救命ポッドが射出される前に轟沈しちまうぜ。ほら、早くいけ!」


したっぱ「…ありがとうございました」ケイレイ


敵将「よし…それでいい…久しぶりの操舵だ、ブランクがねえといいがな…」


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