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翌朝
艦長「お、みんな来たか。それじゃ次の目的地の説明をするかの」
ゴロ「そうか…もうそろそろゾシさんともお別れなんだ…寂しくなっちゃうね」
フツメン「そうだね、せっかく仲良くなれたのにね…」
ゾシ「そうじゃの…」ショボン
あたし「…」
艦長「さて、次はネオスというコロニーへ向かう。新しめのコロニーじゃが、最近そこの付近の宙域に惑星軍がよくいるらしい」
フツメン「ネオスは中立のコロニーでしたよね？それならばネオスの自衛軍が対処するのでは」
艦長「うむ。その通りじゃ。じゃが何やら惑星軍はネオスの領土ギリギリのとこをうろついてるそうでな」
フツメン「ああ、だから領土外に干渉しないネオス軍は、見ているだけしかできないのか」
艦長「そう、それでネオス側からうざいけどネオス軍で対処したら問題になるから、何とかしてって頼まれた感じじゃろう」
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あたし「でもなんで惑星軍はそんな変なことしてるのかしら？」
艦長「恐らくネオス軍の新型兵器を運び出す輸送艦をぶっ潰して奪うんじゃろう」
ゴロ「新型兵器…ですか？」
艦長「うむ、武器開発力で最先端を走るネオスが中立を保てるのは、ハイテクな武器を常にスミッコ部隊まで配備できるからなのじゃ」
フツメン「コロニーの領土1個を守るにはとても莫大な人員や資源が要るけど、ネオスは武器販売だけでもすごい儲かってるからね」
ゴロ「そうなんですね…なんだか物騒そうなコロニーだけど、ゾシさんとはそこでお別れか…」
ゾシ「むぅ…確かに物騒そうじゃ…しかしずっと世話になるのも迷惑じゃ、ネオスも住めば都じゃろう」
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あたし「じゃーさ、コロニー軍入ってパイロットしない？」
ゴロ「ちょ、ちょっと…唐突だね」
ゾシ「パイロットじゃと？」
あたし「そう！あたしたちと一緒にパイロットすればいいじゃない。昨日のゲームでセンスはあるってわかったし…」
艦長「そうなのか？パイロット足りてないからコロニー軍はいつでも歓迎するぞ」
ゾシ「パイロット…パイロットか…」ウーム
ゴロ「確かにゾシさんの動き方は上手だったけど…命を落としちゃう危険が常にあるんだよ？よく考えてね」
艦長「そうじゃよ、いくら物騒とはいえ、パイロットするよりはコロニーで平凡に住むのが安全じゃからの」
艦長「ま、ネオスに着くまであと4日はかかる。それまでにじっくりと考えればいいじゃろう」
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