50ページ目
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂
ゾシ(食堂は確かここだったのう、そろそろ食べようか…しかし、なんだか世話になりっぱなしで申し訳ないのう…)モジモジ
ゴロ「あれ、ゾシさんもお昼かな?一緒に食べるかい」
フツメン「僕たちも一旦休憩でお昼なんですよ」ニコニコ
ゾシ「む、ゴロたちか…お誘いありがとう、では4人で一緒に食べるかの」
あたし「そうね」
ゴロ「ふぅ、お腹すいたね…お?メニューにやけに見たことない名前の料理が追加されてる…」
フツメン「ポトフにポワレ、ガレッド…?グラタンとかは見たことあるけど…」
あたし「あ!デザートにマカロンとかクレープとかミルフィーユあるじゃない!もー!最高!どれ食べようかしら」ウキウキ
ゾシ「この料理を食べたことないのか?これはいにしえの原初の惑星で食べられていた料理らしいぞ。シャトーではよく食べられておるが」
ゴロ「へぇー、そうなんだ。どれも美味しそうで…メニューの写真だけでも、いい臭いがしてきそうなほどだ」グー
ゾシ「原初の惑星ではの、これらの料理は世界三大料理とまで言われるほど大人気の料理だったそうじゃ。じゃから今でもこうやって残っておるのじゃの」ウムウム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴロ「おおー、いっぱいソースがかかってて美味しそうだね」ポワレ
フツメン「このスープ料理も食欲引き立てる色と香りだよ」ブイヤベース
あたし「こっちはパイみたいなのに目玉焼きが入ってるわね」ガレット
ゾシ「妾は逆に、ゲボゲボオムレツとかケシカスひじきの方が気になるがの…」テイショク
ゴロ「あ、ゾシさんは普通の定食なんだ」
ゾシ「うむ、その料理は普段から食べておるしの。妾にとってはこっちの定食の方が新鮮じゃ」
あたし「さ、早く食べてデザートのマカロン食べましょ!」モグモグ
ゴロ「そうだね、まだ仕事もあるし食べるとしようか」モグモグ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴロ「そういえば、ぼくたちがいない間何かしてたのかい?」
ゾシ「む…そ、それなんじゃが…」
あたし「なによ、そんな言いにくそうに…変なことでもしたの?」
ゾシ「実はの…部屋にあった戦闘訓練装置とやらが気になって、勝手に遊んだのじゃ…す、すまん!」ペコリ
ゴロ「ああ、あれね。いいよ別に、誰もいなくて暇だろうし、ぼくの部屋の物は好きにしていいって言ったしね」ニコニコ
ゾシ「そ、そうか!いやー、そう言ってくれると助かるのじゃ。艦長に手伝いを申し出ても、することないと言われてのう」
フツメン「僕の部屋にも訓練装置あるけど、最近はあんまりやってないなあ」
ゴロ「まあ忙しかったりしますしね。さて、そろそろ行こうか。それじゃゾシさん、またあとでね」
あたし「いやーまだマカロンとミルフィーユしか食べてないいー働きたくなーい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




