表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/209

47ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゴロの部屋


ゴロ「というわけで、ここが部屋だよ。二人とも、今日から自分の部屋だと思ってくつろいでね」


ゾシ「うむ、本当にありがとう。そなたの厚意には必ず報いるからの。今日からよろしくお願いするのじゃ」ペコリ


あたし「まったく、どうしてこんなことになったのかしら…」


ゴロ「さて、荷物も降ろしたし次は食堂にでも行こうか。ゾシさんもお腹すいたんじゃない?」


ゾシ「そうじゃの、確かに腹は空いておる…」クー


ゴロ「ふふ、かわいいお腹の虫だね。それじゃ行こうか」


ゾシ「ぐぬぅ、耳のいいやつめ…」カァァ


あたし(むっかー!いーちゃいちゃして、もー!)ムカムカ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夕食後


あたし「さて、ゴロが風呂に入ったわね」


ゾシ「む?それがどうかしたのかの?」


あたし「あのね、あんたゴロのことどう思ってるの?第一印象は?」


ゾシ「そうじゃのう、同年代の男の者と話すことは滅多にないからの…」


ゾシ「まだいまいち分からないのう…あやつが親切な男なのは分かっておるが」


あたし「ふん、ま、別にいいわ」


あたし(ゴロはこんな女にウツツを抜かすようなやつじゃないもの。大丈夫よ、大丈夫…)


ゾシ「あ、そういえば妾の着替えがないのじゃ…」


あたし「ええ?そう言われても…あたしのが着れるなら部屋から取ってきて貸してあげるけど…」


ゾシ「なんと、まことか。ありがたいぞ。それじゃ着れるどうか、実際に着てみて試さぬか?」ヌギヌギ


あたし「そうね、着れなかったらあたしの部屋に行くのが無駄だしね」ヌギヌギ


ゾシ「着れなかった場合は…ゴロに借りるとするかのう」ヌギヌギ


ゴロ「ん?呼んだ?」フロアガリ


ゾシ「」


あたし「」


ゴロ「Oh!ナンデシタギスガタナンダイ」


キャーーーーーー…!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌朝


ゴロ(ふぅ、いい朝だな)


ゴロ(昨日は…色々あったけど…とにかく今日も頑張ろう)


あたし「起きたわね、スケベ」ゲシ


ゾシ「やはりそなたは、下心があったのじゃな」サゲズミ


ゴロ「誤解だ、昨日のは本当に偶然お風呂から上がったんだ。というか君たちも少しは悪いよ、ねえちょっと」


あたし「まったく、もういいわ。今日は警備なんだしさっさと朝食食べて仕事するわよ」


ゾシ「ゴロよ、今後は気を付けての。妾も何度も許しはしないぞよ」


ゴロ「二人ともお許しいただきありがとうございます…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ