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2日後
あたし(ケシカスから出発してもう数日経ったわ…時間の流れが早いわねえ)
艦長「さて、次の目的地の惑星シャトーまであと半日か」
あたし(次の目的地ってシャトーってとこだったんだ…)
ゴロ「シャトーと言えば惑星開拓史の中でも初期から開拓されてる、由緒ある惑星ですね」
艦長「そうだ。今回の目的はそこで大きなセレモニーがあるのでそれの警備だ。王家の観覧もあるから、警備とはいえ大仕事だ」
あたし「今の時代にも王様なんているのね…」
ゴロ「シャトーにはいにしえの時代の…お城なる建築物があるらしいよ。それも、色んな種類のね」
艦長「んで城には城主、つまり王がいるんだな。と言うわけでシャトーには王さまが結構多いのだ」
ゴロ「ぼくたちの警備する地域の最寄りのお城は…キャッスル系のやつがあるみたいですね」チズペラ
あたし「ふーん…って、こんな建物マジであるの!?オトギ話のやつみたいね、すっごいわ」キラキラ
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セレモニー広場
王女(くそ…王家の奴らめしつこいの…)ダダダ
王女(この人混みの中でよう追っかけるのう、仕事熱心な事じゃ)ハァハァ
王女(何とかこの惑星から出れれば…さすれば妾の身も自由に…)フゥ…
警衛士「いたぞ!あっちだ!おええ!」ダダダ
王女「むぅ…息つく間もないのう」ダダダ
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昼過ぎ
艦長「うーし、シャトーに無事到着だな。それじゃいつも通り支部に顔出すとするか」
ゴロ「ぼくたちはどうしましょう?」
艦長「そうだな、ゴロ小隊は自由行動でいい。セレモニーは明日だからな。今日は各自観光でもしてくるといいぞ」
あたし「やったー!ね、ゴロ。一緒にお城でも見に行かない?」
ゴロ「うーん、お城って一般人が入れるのかなぁ」
あたし「入れなくても近くで見るだけでいいわ。とにかく行こうね」
ゴロ「うん、わかったよ」
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セレモニー広場
王女(あの戦艦は…コロニー軍のマーク…)ダダダ
王女(一か八か近づいてみて…潜りこむのじゃ)ハァハァ
ザワザワ…
通行人「あれ?今の人って…」
通行人2「なんか、王女様っぽかったよな…」
通行人「まあでもこんなとこにあんな有名人いないわな」ハハハ
王女(勘づかれるのも…時間の問題かの…)ダダダ
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