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4ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日


あたし「結構うまかったね、食堂の…コロちゃんサーディン」ケプ


ゴロ「ていうかこの戦艦、コロちゃん号っていうんだね…そっちのほうが驚きだよ」


クルー「お、君たち昼食すんだのかい?もうそろそろ月に着くよ」


ゴロ「分かりました。降りれるように準備しときます」


あたし「わーい月だ月だー」キャッキャ


クルー「艦から出るときは艦長に挨拶してってね、それじゃ」


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ブリッジ


艦長「もうそろそろ月か…あ、そこの君。月で買い物を頼まれてくれんか」


砲撃手「いっすよ、何ほしいんですか」


艦長「ルナティック・サ・ボンていう白ワイン」


砲撃手「おけっす…ん?艦長、レーダーに反応ありっす」


艦長「んん?せっかく月まで無戦闘で行けそうだったのに…どんくらいの戦力よ」


砲撃手「おっきー反応…空母1に戦艦2っす」


艦長「えー結構でかい部隊じゃん、敵の所属じゃないといいなあ」


ピポポン…ピポポン…


砲撃手「敵っすよ!空母からロボットらしき反応が4機、出てるっすわ!」アセアセ


艦長「」


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荷室


スピーカ「戦闘体制!戦闘体制!各員即座に持ち場へ急行せよ!繰り返す…」


あたし「なんかヤバそうじゃない?なんだろうね?」


ゴロ「分からない…誰かに聞きたいけどみんな緊急で大変だろうし、どうしようか」


あたし「ええーちょっとは時間割いてくれるよ…忙しいだろうけどさ」


ゴロ「…そうだね、ぼくたちも何かできるならしたいし。ブリッジに行こうか」


あたし「えっわざわざ仕事もらいに行くの」


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ブリッジ


艦長「くぅぅ月で補給しようと思ったのに…人員なし、物資なし…これじゃ迎撃すらままならん」


ゴロ「艦長さん、この騒ぎはどうしたんですか?」


艦長「おお君か…いやーそれがな、おっきい敵部隊とコンニチハして…」


砲撃手3「敵ロボット、かなり接近中!」


艦長「はぁーパイロットは今一人もいないしこりゃダメだ…すまんな君たち…」ガックシ


あたし「ちょっとちょっと!こんなとこで死ぬなんてイヤよ!ゴロ、なんか考えはないの!?」


ゴロ「そうだね、ぼくも死にたくないよ…艦長さん、ロボットに乗って戦っていいですか」


艦長「うーん子供を戦場に出すのは気が引ける…が、みすみす死なせるよりは…」ドウシヨ


あたし「ゴロが行くならあたしも行く!さすがにこのままじゃ死に待ち同然…なら戦って死ぬのもアリじゃない?」


艦長「くぅーワシたち軍人の不甲斐なさで…君たちみたいな子供が戦場に…」シクシク


クルー「艦長がめんどくさいモードになった!君たちはドックへ行ってくれ、整備士たちにはこちらから連絡しておくから」


ゴロ「よし、急ごう!」


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