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夕方
工厰長「おう!支部長から話は聞いてるぜ、新しいロボットの受領だろ、後は渡すだけだ!」
艦長「おうありがとう。早速コロちゃん号に運んどいてくれ!」
工厰長「あいよ!パイロットは誰だ?うちの仕事はあと武器をつけるだけなんだが、どれをつければいいのかと思ってな」カタログヒラ
ゴロ「あ、ぼくです。この中から選ぶんですか?」ペラペラ
工厰長「そうだ。うちの工厰にあるのはそのシリーズのライフルとこのモデルのサーベルと…」ウンタラ
ゴロ「おー、こんな武器もあるんですね、どれどれ…」カンタラ
艦長「長くなりそうだな…じゃ、終わったら運んどいてのー」カエロ
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夜
あたし「で、結局どんな武器つけてもらったの?」
ゴロ「結局ね…無難にビームライフルとビームサーベルをつけたよ。オプション兵装も欲しかったけど、兵長クラスじゃ好きにはつけれないって…」
あたし「あたしとお揃いのスーパーライフルとかなかったの?結構良いわよあれ」
ゴロ「あ、あれね。ここの工厰には無かったんだ。ぼくには使いこなせない武器だろうしね。キミみたいに射撃上手くないし…」
あたし「ふふん、まーあんな得物であの戦果はあたしの技量あってこそだしね。よく分かってるじゃない」エヘン
ゴロ「ほんとほんと」
あたし「もーもっとほめなさいな!あたしってすごい…」ハッ
あたし(てなにのほほんと話してるの、あたし…ちゃんと、助けてくれたお礼言っとかないと…)モヤモヤ
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10分後
ゴロ「あはは、あの時のフツメンさんはやばかったね」ニコニコ
あたし「そ、そうねー」モヤモヤ
あたし(もう、なんだか言い出しにくいわ…)ハァ
ゴロ「ん、ため息なんかついて…眠くなった?ごめんね、もう遅いしね。そろそろ自分の部屋に戻るよ」スック
あたし「待って」
ゴロ「ん?」
あたし「その…」モジモジ
あたし「最近さ…ほら、」
ゴロ「あ、なんかした?ごめんね、何やらかしたかわからない…」
あたし「もう、違うの…」モジモジ
ゴロ「…分かった、ゆっくりでいいよ。ゆっくり、言いたいこと言ってほしいな」ニコニコ
あたし(…ゴロのくせに、気が利く言い方ができるじゃない…)
あたし「え、えっと、あのね…」
…
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