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味方「お、おいおい、大丈夫か！？」ワイヤバシ
味方「くそ、返事をしろ！」シーン…
味方(あっちの女の子の機体は…ハッチ付近の装甲が焦げ付いている！)ワイヤバシ
味方「おい！大丈夫か！？頼む、返事をしてくれ…」
あたし「う…うっ…」グスン
味方「音が聞こえる…！無事か！？ハッチこじ開けなくて大丈夫か！？返事をしてくれ…」
あたし(ゴロ…ゴロ…こわい…助けて…)ポロポロ
味方「くそ！こっちも深刻なのか！…あ、あいつもいた！おーい！」ワイヤバシ
フツメン「もしもし？」
味方「やったあああああ！！繋がった！無事か？」ガッツポ
フツメン「はい、エアバックに埋もれてますが無事です。これどうやって空気抜くんでしょう」ムギュー
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コロニー軍 ケシカス支部
艦長「なるほど、じゃあゴロは爆発的な加速を一瞬でやってのけたから、あまりのGに耐えられず気を失った…ということか？」
整備士「うす、それが医者の予想ですが…実際はGに耐えて、鬼神のごとく動きで相手を一方的に倒してるんですわ」
整備士2「その様子は坊主のロボのカメラ、嬢ちゃんのカメラ、あとは味方さんのカメラで撮られてるんで確実だと思うぜ」
味方「カメラだけじゃなく、俺の目もな。それにしても、あんな加速…ボロいと思ってたが、実は最新鋭のロボット？」
整備士「そうそう、それなんだがあの坊主…リミッターを外してやがった。あ、あのロボットのリミッター解除装置はこんなやつっす」
艦長「レバー？」
整備士2「金属製…なんすけど、なんと歪んでるっす…あの坊主、相当力いっぱい引いたんすね」
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艦長「えー、で…反応がないゴロくんたちを、味方くんとフツメンくんで運んでくれたんだな」
味方「そうだ。二人のロボットはもう色々パーツが無くなってて、運ぶのに苦労はしなかったくらいだ。気くらい失うさ」
フツメン「僕も戦闘中にエアバックが膨らんだ衝撃でびっくりして気を失ってたんだ」
整備士「嬢ちゃんのロボットは右腕をもがれてて、坊主のロボットは全身が急加速と格闘戦の衝撃で歪んでやがる」
整備士2「いくらすっげえフレームとはいえ、あれはさすがに最後の輝きだろうよ。直したとしても、すぐに歪むと思うわ」
艦長「なるほど、よくわかったぞ。彼らには休みが必要だな…それに新しいロボットも…」
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