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206ページ目

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惑星シャトー


秘書「大臣、本日入港したコロニー軍の戦艦、セッさん号の艦長から通信が来ました」


ゾシ「セッさん号から通信?分かった、繋げてくれ」


フツメン「やあゾシさん、今日はちょっと話したい事があってね。あ、テロルくんとアグニャちゃんも連れていきたいんだけどいいかな」


ゾシ「ああもちろん構わん。ちょうど妾もおぬしに話したいことがあってのう。まあ、話したくない話なんじゃがな…」


フツメン「そうなんだ。僕たちの話もあまり話したいような話じゃないんだよね…」


ゾシ「まあよい、それでは待っておるからのう」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シャトー防衛省


ゾシ「おお、来たなフツメンよ。テロルとアグニャも久しぶりじゃのう」


エシャーティ「おひさ」


フツメン「キミもいたのか、うーむなんとタイミングのいい…いや悪い…?」


テロル(え…?エシャーティさんもいるのかよ…)


アグニャ(ちょっとテロルくん…今日はやめとかない?さすがに二人同時に打ち明けるのは…)


テロル(いや…ここで逃げたら次もたぶん逃げてしまう。腹くくって勇気だしてぶち明ける)


アグニャ(そ、そんな無謀な…)


エシャーティ「二人とも内緒話なんて、ずいぶん仲がよいことで…あたしよりアグニャちゃんが良くなったのかなテロルくーん?」


フツメン「ああ、彼らは彼らでちょっと大事な話し合いしてるんだ…からかわないであげて…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


フツメン「じゃあ…僕から最初にいいかな?」


ゾシ「うむ」


エシャーティ「なにを話すのかしらね?」


フツメン「少し前にね、コロちゃん号が沈んだんだ」


ゾシ「そうか…何十年もあの戦艦は生き抜いていたが、ついぞ退役の前に沈んだのか…悲しいのう」


エシャーティ「…」


フツメン「エシャーティ、もしかしてだけどさ…キミが襲ったとか…」


ゾシ「な…妾たちは長いことあの艦で共に過ごしたではないか!こやつは間違っても思い出のある古巣を沈めるなど…」


エシャーティ「ごめん、コロちゃん号はあたしがやったわ」


フツメン「そうか…」


ゾシ「なぜ…一体なぜじゃ!あの艦は沈めていい艦じゃないじゃろ!?なぜなのじゃ!」


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