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202ページ目

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惑星シャトー


秘書「以前捜索をさせた機械人間プロジェクトの資料の事後経過データを入手いたしました」


ゾシ「おお、よくやったのじゃ。中身は見れるのかのう?」


秘書「当然です」パソコンスッ


ゾシ「ふむふむ…おお、前回よりも56号の基本情報なんかもあるのじゃな。なになに…」


パソコン「機械人間試作56号。生前は十代の少年でコロニー軍のパイロットを務める。優れた操縦技能と円滑なコミュニケーションを行える能力が特筆すべき点である」


ゾシ「十代の少年で…パイロット…?」


パソコン「製造後、生前の乗艦が戦艦コロちゃん号であったためコロちゃん号へ委譲。生前と遜色ない行動を確認。パイロット能力も良好。引き続き経過を観察」


ゾシ「コロちゃん号に乗っていたじゃと…!?それに生前ということは既に死んでいる者…」


ゾシ「もしや…もしや56号は本当に…!」


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フツメン(エシャーティがコロちゃん号を沈める…あり得ない話だが…)


フツメン(超人的なパイロットを乗せていたコロちゃん号を沈められるようなパイロットは彼女くらいしか思い付かない…)


フツメン(そうだ、次の目的地に行く前にシャトーに寄ってゾシさんにも相談しよう)


アグニャ「あ、艦長戻ってたんだ!無事に物資の引き渡しできましたよー!」


テロル「へへ、みんなに金使えって言われたからちょっと奮発して良い酒買ってきたぜ!艦長飲もうぜー」


フツメン「ああ、お疲れ様。僕の代わりに任務を済ませてくれてありがとう。次の目的地に行く前にちょっと私用でシャトーに寄るね」


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食堂


テロル「さあさあ始まりました、第一回セッさん号乗組員主催!慰労宴会です!はい拍手!ぱちぱちぱちー!」ベチベチ


アグニャ「わーぱちぱちー!」ペチペチ


砲撃手「いえーい!酒だ酒だ!」


操舵手「うへーなんでゲボゲボオムレツがあるんだよ…」


フツメン「ん?このお酒は…ルナティック・サ・ボンか」


テロル「あっそれは俺がさっき買ってきた酒だぜ!艦長も飲もうぜ!」キュポン


フツメン「ふふ、ありがとう。いいワインを買ったね」


アグニャ「あたしはお酒弱いから炭酸水で割って飲むね」


テロル「それじゃ乾杯しますか」


アグニャ「うん!」


フツメン「そうだね」


砲撃手「それじゃ…」


操舵手「グラスを手に…」


カンパーイ!


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アグニャの部屋


アグニャ「ぶー」


テロル「大丈夫かお前…」


アグニャ「むー」


テロル「ほら、部屋だぞ…仕方ねえ、ベッドに寝かせるか」ヨイショ


アグニャ「にー」


テロル「まったく、酒弱いって言うくせにおいしー!とか言ってがぶ飲みするから…」モウフカケ


アグニャ「ぐー」zzz


テロル「よしよし、これで風邪引かないな。俺も飲み過ぎちまったし部屋に帰るか…」


アグニャ「ねー」zzz


テロル「!?」ビックリ


テロル「よ、呼んだか?」


アグニャ「ぶー」zzz


テロル「寝言かよ…」


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