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200ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アグニャ「テロルくん!あいつら凄まじい連帯だね!」ワイヤバシ


テロル「密着してるのに、撃っても斬っても各々が上手く避けるな…」


アグニャ「…そうだ!テロルくん、普通のサーベルに持ち変えてグルグル回して!そこにあたしがマシンガン撃つから!」


テロル「ええ!?俺を殺す気か!?」


アグニャ「違うの!理屈じゃサーベルの刃の方がパワーあるからマシンガンのビームをはね飛ばして、別方向に飛ばすから…」


アグニャ「弾道の予想しにくいスプリンクラーみたいな弾幕を張れるはずなの!」


テロル「そうなのか?まあ腕上げてグルグルすりゃ、コクピット狙わなくてすむから少しは安全だし…やってみるか」


アグニャ「ありがと!作戦決定ね!」ブツン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


敵っち「ぐるぐると」


敵っち2「ふざけたまねを」


敵っち3「するなんて」


敵っち4~6「ゆるさーん!」グァァ


アグニャ(来た!ここまで近づいたら跳ね返されたマシンガンの弾がもろ当たりまくるはず…!)


アグニャ(でももしも失敗したら…6機に接近されたテロルくんは…)ゾワァ…


アグニャ(…いや!あたしの作戦をあたしが信頼しないでどうする!テロルくんはあたしを信じてグルグルしてるんだ!いくぞ!)パパパパ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ビシビシビシビシ!!


ドドドドドドカーン…


砲撃手「艦長!敵ロボットの反応、10機から4機に一気に減少!」


フツメン「6機同時討ちだと!?」


砲撃手「しかも敵艦と残存ロボット、撤退する様子っす!」


フツメン「…よし!アグニャ小隊にワイヤ通信だ!」


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ドック


テロル「いやー、あの作戦はやべえと思ったけどあんな上手くいくとはな!アグニャって頭いいんだな!」


アグニャ「えへへ…以前テロルくんがゲームでやってた戦術だよ?シミュレーションと現実は違うからどうなるかは分かんなかったけど」


テロル「んえ?ああ…確かにアグニャ相手にサーベルグルグルしたことあったっけな…でもあれはアグニャの成果だ!すげえよ!」


整備士「おうおう艦長が待ちぼうけだぜ。早く報告に行ってやんな!」


整備士2「しかし今回は中々被弾が少ないな。あんな大勢相手したのに…腕が上がったんだなお前ら」


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ブリッジ


フツメン「やあやあ11機もの敵ロボットと2隻の駆逐艦撃墜、お疲れ様!」パチパチ


砲撃手「くぅー敵艦2隻落とすとかボーナスが目玉飛び出るほどケタが跳ね上がるぜ、羨ましい…」


テロル「ボーナスかぁ…」


アグニャ「そういえばテロルくんってせっかくソピアーに長期間いたのに、全然買い物してなかったよね?」


フツメン「そういえばそうだね。結構お金貯まってるだろうし何か買う予定なのかい?」


テロル「そうだな…まあせっかくだしいつもより多めにコーラでも買うか…」


砲撃手「いやいや、コーラなんてパイロットの固定給でも好きなだけ飲めるじゃん!俺たち砲撃手ですらコーラくらい飲みまくれるし…」


アグニャ「そういえばここに来る時に何も荷物持ってこなかったよね…趣味とかないの?」


フツメン「そうだね、持ってきたの普段着てるその服くらいだよね。ちょっと贅沢してもいいんじゃないかな」


テロル「うーん…まあそのうちなんか買うか…」


フツメン(あっこれ結局何も買わないパターンだ…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


※後書き


いつも一乙女一生記を読んでいただきありがとうございます。

200ページも読み続けてくださって本当に感謝しています。

あと少しで完結ですのでどうか最後までお読みいただければ嬉しいです。

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