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ゴロ「とっさにロボットに乗ったけど…とにかくあの子と話さないと…無線や外部スピーカーは敵にも聞こえるから…ワイヤー通信だ!」
ゴロ「聞こえるかい!?」ワイヤバシ
あたし「おーすげー!どうやってんのこれ、ラジオ?」
ゴロ「落ち着いて聞いてほしいけど、ぼくも焦ってるんだ…あのね、目の前のロボットは…今このコロニーを攻めに来てる惑星軍なんだ」
あたし「…マジで?」
ゴロ「マジで。あのロボットのマークは惑星軍のやつだ…それでね、ぼくたちのロボットは近接武器しか持ってないみたいなんだ。だから絶対戦おうとせずに…」
あたし「そうね…でもこれロボゲーとおんなじ操作方法なのよ?いけんじゃない?」
敵(ここは…ボロッボロのポンコツがあるだけか…チッ…ただのゴミ捨て場か…)
ゴロ「ダメ!とにかく逃げることだけを考えるんだ!バレない内にあいつの開けた穴に向かって飛ぶよ…」ソウジュウ
あたし「まあいいか、さっさとにーげよ。飛ぶのはこうね?」ソウジュウ
敵「ん!?ガラクタだと思ったら動いた!?仕方ねえ、倒すか」ライフルスッ
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ロボ「ピコンピコン…」チカチカ
ゴロ「くっ…そう易々と動く機体を見逃さないよね…ちゃんと飛べてるかい!?」ビューン
あたし「ちょっとー!なんかロックオンされたみたいなんだけど!?あたしに向かって撃ってこないわよね!?」
敵「撃つべし撃つべし!」ビャアン
ロボ「熱源捕捉!緊急回避します」ブルン
あたし「ぎょええええええ!」グルリン
ゴロ「大丈夫かい!?…もっと早く上がれポンコツ!」ベタブミ
敵「撃つべし撃つべし!」ビャアン
あたし「ちょ…こっちばっか狙わないで…ゲロはきそ…」ギャルルルル
ロボット「きんきんきんきん緊急回避ィ!」ゴォォ
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地上
ゴロ「ふぅ…ひとまず地上に出れたけどまだ追ってきてるね…」ドキドキ
あたし「おええ」グッタリ
敵(やっぱ自動ロックアシストだけじゃダメだなあ)ポチポチ
ゴロ(覚悟を決めろぼく…!女の子は守らなきゃ…!)
ゴロ「ぐったりしてそうだね、大丈夫?」
あたし「大丈夫なわけないわよ!なんでこっちばっかアイツ狙ってくるの!?」グッタリ
ゴロ「何でだろうね…」
敵「ん?2機仲良く寄り添ってワイヤまで張って…作戦会議か?」ビャアン
ゴロ「うわあああッ!…しまった、ワイヤーが!」
あたし「まーた緊急回避か、酔うわぁ」グルリン
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あたし「てあれ?ゴロ?ゴロー?繋がらなくなったわね…」
ゴロ「…行くしかない!ビームサーベル…壊れてないよね…!」ブゥン
敵「うお、サーベル持ってたのか…ライフルの調子悪いし俺も白兵戦といきますか」ブゥン
あたし「ん?なんか戦ってるなぁ…助太刀してやるか…」
ゴロ「えーい!」フリカブリ
敵「あらよっと」ツバゼリ
あたし「チャーンス!オラキィィック!」トッシン
敵ロボ「アダー!」ドシン
ゴロ「…!今だ!」ハッチブッサシ
敵「あつつつつts」ジュワ
敵ロボ「ダメぽ」キノウフゼン
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ゴロ「一応…倒したのかな…」
敵ロボ「…」シーン
あたし「おー!みてみて、ライフル使えるみたいよ」ビャアン
ゴロ「あはは…タフだなぁ」
あたし「ん?ねえあっちの方、戦艦ぽいのない?」
ゴロ「…ほんとだ!望遠して…おお!ラッキー、コロニー軍だよ!」
あたし「そうなんだ?じゃあの戦艦まで行ったら避難できるかな?」
ゴロ「アニメとかだと大体そうだし、行く価値はあるね!でも油断せずに行こうね」
あたし「おっけー」
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