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2ページ目

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ゴロ「とっさにロボットに乗ったけど…とにかくあの子と話さないと…無線や外部スピーカーは敵にも聞こえるから…ワイヤー通信だ!」


ゴロ「聞こえるかい!?」ワイヤバシ


あたし「おーすげー!どうやってんのこれ、ラジオ?」


ゴロ「落ち着いて聞いてほしいけど、ぼくも焦ってるんだ…あのね、目の前のロボットは…今このコロニーを攻めに来てる惑星軍なんだ」


あたし「…マジで?」


ゴロ「マジで。あのロボットのマークは惑星軍のやつだ…それでね、ぼくたちのロボットは近接武器しか持ってないみたいなんだ。だから絶対戦おうとせずに…」


あたし「そうね…でもこれロボゲーとおんなじ操作方法なのよ?いけんじゃない?」


敵(ここは…ボロッボロのポンコツがあるだけか…チッ…ただのゴミ捨て場か…)


ゴロ「ダメ!とにかく逃げることだけを考えるんだ!バレない内にあいつの開けた穴に向かって飛ぶよ…」ソウジュウ


あたし「まあいいか、さっさとにーげよ。飛ぶのはこうね?」ソウジュウ


敵「ん!?ガラクタだと思ったら動いた!?仕方ねえ、倒すか」ライフルスッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ロボ「ピコンピコン…」チカチカ


ゴロ「くっ…そう易々と動く機体を見逃さないよね…ちゃんと飛べてるかい!?」ビューン


あたし「ちょっとー!なんかロックオンされたみたいなんだけど!?あたしに向かって撃ってこないわよね!?」


敵「撃つべし撃つべし!」ビャアン


ロボ「熱源捕捉!緊急回避します」ブルン


あたし「ぎょええええええ!」グルリン


ゴロ「大丈夫かい!?…もっと早く上がれポンコツ!」ベタブミ


敵「撃つべし撃つべし!」ビャアン


あたし「ちょ…こっちばっか狙わないで…ゲロはきそ…」ギャルルルル


ロボット「きんきんきんきん緊急回避ィ!」ゴォォ


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地上


ゴロ「ふぅ…ひとまず地上に出れたけどまだ追ってきてるね…」ドキドキ


あたし「おええ」グッタリ


敵(やっぱ自動ロックアシストだけじゃダメだなあ)ポチポチ


ゴロ(覚悟を決めろぼく…!女の子は守らなきゃ…!)


ゴロ「ぐったりしてそうだね、大丈夫?」


あたし「大丈夫なわけないわよ!なんでこっちばっかアイツ狙ってくるの!?」グッタリ


ゴロ「何でだろうね…」


敵「ん?2機仲良く寄り添ってワイヤまで張って…作戦会議か?」ビャアン


ゴロ「うわあああッ!…しまった、ワイヤーが!」


あたし「まーた緊急回避か、酔うわぁ」グルリン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あたし「てあれ?ゴロ?ゴロー?繋がらなくなったわね…」


ゴロ「…行くしかない!ビームサーベル…壊れてないよね…!」ブゥン


敵「うお、サーベル持ってたのか…ライフルの調子悪いし俺も白兵戦といきますか」ブゥン


あたし「ん?なんか戦ってるなぁ…助太刀してやるか…」


ゴロ「えーい!」フリカブリ


敵「あらよっと」ツバゼリ


あたし「チャーンス!オラキィィック!」トッシン


敵ロボ「アダー!」ドシン


ゴロ「…!今だ!」ハッチブッサシ


敵「あつつつつts」ジュワ


敵ロボ「ダメぽ」キノウフゼン


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ゴロ「一応…倒したのかな…」


敵ロボ「…」シーン


あたし「おー!みてみて、ライフル使えるみたいよ」ビャアン


ゴロ「あはは…タフだなぁ」


あたし「ん?ねえあっちの方、戦艦ぽいのない?」


ゴロ「…ほんとだ!望遠して…おお!ラッキー、コロニー軍だよ!」


あたし「そうなんだ?じゃあの戦艦まで行ったら避難できるかな?」


ゴロ「アニメとかだと大体そうだし、行く価値はあるね!でも油断せずに行こうね」


あたし「おっけー」


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