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ソピアー
テロル「ゴロの墓に行って挨拶したし、俺の制服も受け取った」
アグニャ「ソピアー滞在も今日が最後だね。あっという間に1週間が過ぎたねえ」
フツメン「みんな長期間休めて英気を養えたみたいだね。次の目的は月に行って現地のコロニー軍まで物資を送り届ける任務だよ」
テロル「月かー。月って何があるんだろ」
アグニャ「もう、遊びに行くわけじゃないんだよ。物資を届けたら次の目的地に行くから観光する暇はないと思うよ」
フツメン「そうだね、今回は4つぐらい先までもう予定が詰まってるからね。あんまり1ヶ所に長居はしないね」
テロル「そうなのか」
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ソピアー付近の宙域
フツメン「航海は順調に進んでるね」
操舵手「うす!本部でセッさん号も大規模改修したから、調子いいっすよ!」
フツメン「それはなによりだ。…ん?あそこにある戦艦の残骸は…」
砲撃手「どうやらセッさん号と同型の艦っすね…本部まであと少しだったのに、ヤられちまったんですね」ナムサン
操舵手「安らかにおねむりをー」ナムサン
フツメン「あの特徴的なメインスラスター…あれはコロちゃん号だ!なんて悲惨な状態なんだ…」
砲撃手「艦長の古巣っすよね、それは悲しいっすねー…」
操舵手「そういえばコロちゃん号は数日前から本部に帰る予定だったのに連絡がとれなくなってたらしいっすね。轟沈したのは結構最近なんすかね?」
フツメン「最近か…そういえば月には僕もお世話になった、コロちゃん号の元艦長が住んでるんだっけな」
砲撃手「ちょうどいいじゃないすか、その元艦長さんに任務のついでに報告すればいいんじゃないすか?」
フツメン「そうだね。あまり時間に余裕はないけどそうしようかな」
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テロルの部屋
アグニャ「で、これが6年前に新登場したビームネイル!なんとロボットの指先からビームが出るんだよ」カタログスッ
テロル「うっかりビーム出したまま拳を握ったらどうなるんだ?」
アグニャ「…手が焼け飛ぶよ」
テロル「自動で消えたりしないのかよ!じゃこれは?」
アグニャ「それは17年前に出たビームビール瓶!なんかいにしえの映画やドラマでビール瓶で殴る役者を見て感銘を受けたから作ったとか…」
テロル「これさあ19年前のビームメイスとなんか被ってね?あっちもビームで殴る用途じゃなかったっけ」
アグニャ「…そうだね」
アグニャ「あ!でもこれは好評だから今も少数だけど残ってるよ!ビームピコハン!」
テロル「もうこれ遊びで作ってるだろ…」
アグニャ「どっこい、ビームピコハンはハンマーなのにすごい軽くて取り回しがいいし、ビーム出してない時は物理スティック武器になる優れものだよ!」
テロル「そうなのか…」
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