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ブリッジ
フツメン「3人ともどうだった?ゾシさんは変わりなかった?」
アグニャ「緊張したけど、親しみやすい人で安心しました。でも、まさに王女って感じの方ですね」
エシャーティ「ま、いつも通りだったわ。でも最近平和だから、以前よりちょっと丸っとしてたわね」
テロル「ええ?そんなデブって見えなかったけどな…」
フツメン「そうかい、それはまあ…君はこの後どうするんだい?僕たちは一旦ソピアーに行こうと思うんだけど」
エシャーティ「本部に行くんだ。じゃあたしとは一旦オサラバね、コロニー軍の大元に行く理由はないし…」
フツメン「とかいって、ちょくちょく墓参りしてるでしょ」
アグニャ「墓参り?」
フツメン「ああ、ゴロくんのお墓がソピアーにあるんだ。本部の敷地にね」
テロル「そうだったのか」
エシャーティ「まあとにかく、あたしは一旦離れるわ。ちょっと一人でやりたいこともあるし」
フツメン「そうか、それなら引き留めないよ。またどっかで会ったらよろしくね」
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ドック
テロル「なにもこんな急に別れなくても…」
エシャーティ「じゃいつ別れればいいの」
テロル「欲を言えば別れたくないす」
エシャーティ「ま、広いようで狭いのよ、宇宙って。なんかあんたたちにはまたすぐ会うような気がするし」
アグニャ「だといいな…あたしはもっとエシャーティさんと一緒に過ごしたかったです」
テロル「俺は…うん、俺ももっと過ごしたいっす!」
エシャーティ「なによ、一回言い淀んで…もしやゾシに見惚れて、あたしはどうでもよくなってきた?」
テロル「そ、そうじゃないっす、エシャーティさんが一番ステキです!ええ、それはもう」
アグニャ(…)チクリ
エシャーティ「いざそう言われてもぶっちゃけあんま嬉しくないけど…まあ楽しかったわ、それじゃ」ノリコミ
テロル「エシャーティさん、また会いましょー!」フリフリ
アグニャ「気を付けてくださいね、お元気でー!」フリフリ
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