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シャトー防衛省
秘書「こちらの部屋です」
エシャーティ「何度も来てるから分かってるわよ。あんたも何年も秘書しててご苦労ね」
秘書「いえいえ」
アグニャ(エシャーティさんて…偉い人とも人脈あってすごいなぁ)
ガチャ…
ゾシ「おお、来たか!久しぶりじゃのう。そっちは初めましてかの?」
エシャーティ「おひさ。相変わらず暇そうね」
ゾシ「じゃろ?秘書たちが有能で、みなの出してくる案を妾は認可するだけじゃしのう」
テロル「えー、あー…自分、コロニー軍はセッさん号でパイロットを勤めてるテロルでありますですー」ギクシャク
アグニャ「アグニャであります!自分もテロル殿と同様でありますですぅ!」ビクビク
ゾシ「よい、よいぞそなたたち。妾は偉くも何ともないぞ。力を抜くのだ、そしてとりあえず座るといいじゃろう」
エシャーティ「このソハー、バッカみたいに柔いわよー」オイデ
テロル「うす」
アグニャ(テロルくん切り替えはや!)
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秘書「それではごゆっくり」
ゾシ「さて、そなたは最近変わりはないか?シャトーは見ての通り、平穏そのものじゃ」
エシャーティ「そうね、実は最近調べてる事があってね…これよ。まだ大して調べられてないから、話せることもないけど」
ゾシ「ふむ、後で見させてもらおう。そこな二人、そなたらの事も知りたいのう、よければ教えてほしいのじゃ」
アグニャ(テロルくん…あたしムリ!先にお願い!)コソコソ
テロル(おっけー)コソコソ
テロル「えー、俺はアステルからエシャーティさんを追っかけてまして…そしたらなんかコロニー軍のパイロットになってましたわ」
ゾシ「ほう、エシャーティ…エシャーティ?」ダレダ?
エシャーティ「あたしよ!あんた友達の名前も忘れてたワケ!?」
ゾシ「ああ…ああ、そうじゃったな。すまんすまん…」
エシャーティ「ていうかテロル…あたしを追っかけて来たって…ヤバくない?」ドンビキ
アグニャ「ストーカーですよね」ドンビキ
ゾシ「入隊の動機が不純なのじゃ」ドンビキ
テロル「アグニャおまえのばんだぞ」
アグニャ「うわあ逃げた…」
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アグニャ「えっと…あたしは強くて魅力的な女性になりたくて、子供の頃にコロニー軍の訓練校へ入りました」
ゾシ「ほほう。子供の頃から明確に夢を定め、それを叶える努力を始め、続けるのは素晴らしいのじゃ」
アグニャ「いえ…それに、実は最近までは漠然とした夢故にモチベーションがふと切れることがあったんですけど、今は…」チラ
エシャーティ「え、なによ」
アグニャ「まさに…あたしの求めていた夢そのものみたいな存在に会えて…すごくインスピレーションが…」クドクド
エシャーティ「なんかこっちもこっちでキモい…」ドンビキ
ゾシ「こちらはまだ清純な感じで良いではないか」
テロル「やっぱエシャーティさんは最高だぜ!」キャッキャ
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