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テロルの部屋
テロル「ど、どうだった?」
アグニャ「そうだね…良い知らせと悪い知らせ、どっちからがいい?」
テロル「うわああああ悪い知らせある時点で終わったようなもんじゃねえかああああ」チーン
アグニャ「ちょ…これやってみたかったのに避けないでよ…」
テロル「あ…すまん…じゃ良い知らせから…」
アグニャ「コホン!艦長は全然大丈夫そうだよ!だから機会があれば、話してみたらいいよ。絶対気が楽になると思うな」
テロル「そっか…じゃ悪い知らせは…」
アグニャ「エシャーティさんは何がなんでも復讐に向かうだろうね。殺す気満々で、とてつもない迫力だったよ…」
テロル「そうだよな…じゃゾシ王女も彼女だったんだし同じ感じだろうな…」
アグニャ「本当にエシャーティさんはゴロさんが好きみたいなんだね…今でも恋してる乙女みたいな表情してたよ」
テロル「はぁ…どうしよう…いっそ殺されてみるのもいいよな、それが俺の償いに…」
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アグニャ「そんなこと…言わないで!」バチーン
テロル「ぶっふ…!?」ヒリヒリ
アグニャ「ヤケになって…命を捨てるような事言わないでよ!あなたが死んだら…あたし悲しいもん…」
テロル「…」ジーン
アグニャ「きっと…そう、きっとエシャーティさんを改心させる術はあるよ!だから…罪を償う、とかそんな事で死んだりしないで…」ウルウル
アグニャ(あ…あれ?あたしなんで泣きそうなんだろ…)
テロル「ごめん…ごめんな。そうだよな、俺がいなくなったらこの戦艦のパイロット、またアグニャ一人だもんな…」
アグニャ(ん?)
テロル「そんな負担の大きい仕事、嫌だもんな…分かった、簡単に死ぬとかもう言わないからな!」ガシッ
アグニャ「え…いや…そんなドライな意味でいったんじゃないんだけど…」
テロル「んん?」
アグニャ「も、もう…」
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