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ブリッジ
フツメン「やあ二人ともおはよう。うんうん、テロルくんも大丈夫そうだね。昨日体調悪そうだったから心配したよ」
テロル「い、いやー、すいません、ははは…」
アグニャ「おはようございます。エシャーティさんも朝はブリッジに来るんですね」
エシャーティ「あー、ちょっと癖でね。軍艦に乗ってるとなんか朝はブリッジ行かないといけない気がしてさ」
フツメン「そうそう、シャトーにもうそろそろ着く頃だよ。コロニー軍と友好的な関係のとことはいえ惑星だから、警戒はしとく感じでね」
エシャーティ「まあ万に一つも襲ってくるとは思えないけどね。特にあいつがいるとこに寄港するんでしょ?絶対大丈夫よ」
フツメン「ま、そうだね」
アグニャ「あいつ…って、どなたですか?」
フツメン「ああ、シャトーの大きな大陸のハインツ地方の防衛大臣、ゾシさんだよ」
アグニャ「ゾシ…ってあの惑星の王家出身ながらコロニー軍に入隊してた過去を持ってて、その経験を買われて防衛大臣に任命された…」
エシャーティ「なんかそう言われると偉い人みたいね」
フツメン「うーん、実際偉いんじゃないかな…」
テロル「なんか知り合いみたいな雰囲気っすね」
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フツメン「ああ、以前話したゴロくんが連れてきた王女様ってゾシさんのことだよ」
アグニャ「え!?そうなんですか!?」
テロル(え…それってつまり…ゾシってのもゴロと仲良かったんじゃ…)
エシャーティ「ゾシも未だにゴロが忘れられなくて、独身なのよね。あーあ、ほんと罪な男よ、ゴロ…」ショボン
テロル「あ、あの、ゾシさんとゴロさんの関係は…」
エシャーティ「ん?フツメンに聞いてないの?あたしとゾシはゴロの彼女だったのよ」
アグニャ「ええ!?じゃ、じゃあ二股…?」
エシャーティ「そうよ。しかも彼女公認でね?今考えるとゴロってヤバい事提案してたと思うけど…」
フツメン「思うけど?」ニヤニヤ
エシャーティ「あたしもゾシも…不満はなかったし…」ポッ
テロル(赤面するエシャーティさん艶やかだ…この人を好きにできたゴロはなんて羨ましいやつなんだ)
アグニャ(ゾシさんもそんなにゴロさんが好きだったんだ…ゴロさんどんだけいい男だったんだろう?)
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