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テロルの部屋
アグニャ「ほんとに大丈夫？お医者さん呼ばなくていい？」
テロル「もうだいぶ良くなってきた、ありがとう」
テロル(まさか俺のテロで…そんな大きな事が起こっていたとは…)ゾワ
アグニャ「なんか心配だな…お邪魔じゃないなら、もう少しここで様子見とくよ？」
テロル「え？あ、おう」
テロル(な、何て言ってたのかよく分かんなかった…)
アグニャ「…」
テロル(くそ…もしも俺があの時テロしたガキだったって分かったら…艦長やエシャーティさん、俺を目の敵にするんだろうか…？)
アグニャ「あ、汗かいてるし水分補給しないとね…？」トコトコ
テロル(もしかしたら…ゴロの仇ということで…俺を…)
アグニャ「はい、冷蔵庫に入ってたコーラだよ」コトン
テロル(どうしよう…どうしよう…俺、このままずっとビクビクしながら好きな人に隠し事をしていくのか…？)
アグニャ(全然返事しないし、さっきからずっと汗が止まらない…ほんとにどうしたんだろう？)
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アグニャ「ね、ねえ…」トントン
テロル「うわ！な、なんだまだいたのか？」ビックリ
アグニャ「本当に具合悪そうだよ？ね、とりあえず立ってないで座るか横になったら？」
テロル「え…あ、そうだな…俺立ったままだったのか…」
アグニャ「ほら、コーラ」
テロル「おう…」ゴクリ
アグニャ「もしかしてさ、何か悩みとかあるのかな」
テロル「んえ？」ブボァー
アグニャ「きゃ！ちょ…ごめん、飲みながらじゃ返事できなかったね…」ベトベト
アグニャ(ほんとにやばいっぽい…正常な判断力が失われてるって相当だよね…)
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テロル「あ、すまん…えっと、シャワー使っていいぞ…着替えは適当にタンスから着れそうなの持ってっていいから…」
アグニャ「え、あ、そこは普通に判断するんだ…」
テロル「え？」
アグニャ「まあいいや…覗かないでね」
テロル「おう…」
アグニャ「じゃ、じゃあシャワー借りるね…」
テロル(ふぅ…とりあえず落ち着こう)
テロル(コーラでも飲んで…ちょっと横になろう)ゴクゴク
テロル(そうだ…一人で抱え込んでも疲れるだけだ。アグニャに相談…してみるか)フゥ…
テロル(アグニャならなんか話しやすいしな。あいつにはすまんが、相談相手になってもらおう)
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数十分後
アグニャ(な、なんか男の人にお風呂上がりの姿みせるの恥ずかしいな…)
アグニャ(もう…お化粧も落としちゃったし早く帰りたいけどドア開けれない…)モジモジ
アグニャ(テロルくん寝てるよね…あんなに具合悪そうだったし寝たよね…うん、寝てるよ！いけアグニャ！)ガチャ
テロル「よう」
アグニャ「あ…お風呂上がったよ…」ウツムキ
テロル「さっきはコーラ吹っ掛けて悪かったな。もうだいぶ良くなった、ありがとう」
アグニャ「そ、そうなんだ…じゃあたしも部屋に戻るね…」ソソクサ
テロル「え、もう戻るの？まあ止めやしないけど…ちょっと話したい事があるんだ、明日にでも相談に乗ってくれないか」
アグニャ「う、うん、わかったよ」
テロル「ん…？いつもと顔が違うな？なんか透き通った感じですごい綺麗だな…」
アグニャ「うぇ！？」ドキン
テロル「あ、風呂上がりだからか。ごめん引き留めて…さっきは付き添ってくれてありがとな」
アグニャ「え…うん。じゃあね…」ドキドキ
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アグニャの部屋
アグニャ(ふぅ…テロルくんの服、洗濯して明日返さなきゃ)
アグニャ(今日はなんか様子がおかしかったなぁ…体調悪そうだったり、いきなりイイ台詞言ってきたり…)
アグニャ(す…透き通った感じで…すごい綺麗…)テレテレ
アグニャ(にへへぇ…うれしいなぁ)ニヤニヤ
アグニャ(はぁ、テロルくんはエシャーティさんが好きなんだよね…)
アグニャ(やっぱあたしは友達止まり…なのかな…)ショボン
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