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夕方
フツメン(にしても、エシャーティは最初あんまやる気なかったのにいざ始めたらすごくイキイキとプレイしてたな)
エシャーティ「わーっはっは!ひれ伏せ負けた者どもよ!」
テロル「ははー!」ビター
アグニャ「ははー!」ビター
テロル(ん?おお…エシャーティさんのスカートが…あと少し…)チラ
アグニャ「…」ベチ
テロル「あだー!なにすんだおめー!」
アグニャ「えっち!へんたい!ろくでなし!」ベー
ギャアギャア
フツメン「ふふふ…和やかだね」
エシャーティ「そうね、たまにはワーワー騒ぐのも楽しいわね…」
フツメン「だろう?君の旅を邪魔する気はないけどさ、たまにはこの艦に泊まりに来なよ。みんな歓迎するよ」
エシャーティ「あら口説いてるの?」
フツメン「まさか。君を満足させれるのはゴロくんくらいさ」
エシャーティ「ふふ、分かってるじゃない」
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食堂
テロル「ん?エシャーティさんは?」
アグニャ「ロボットの様子みにいったよ。明日ネオス出発するから、旅の備品の買い出し…らしいよ」
テロル「ふーん。じゃ邪魔しない方がいいかもな。艦長んとこでも行くか」
アグニャ「艦長に用事があるんだ、珍しい」
テロル「いや、用事っていうか…エシャーティさんを虜にしたゴロってやつの事、教えてもらえないかなって思ってよ」
アグニャ「え、エシャーティさんてゴロさんが好きだったの!?」
テロル「ああ、エシャーティさん直々にゴロが好きって言ってたから間違いない」
アグニャ「でもゴロさんはもう…」
テロル「…でも既に死んだやつを未だに好きでいるなんて…エシャーティさんはとんでもなく一途な女性だよな…」ポヤーン
アグニャ「あたしもゴロさんがどんな人か気になるな…一緒に聞きにいこ!」
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フツメン「ゴロくんがどんな人だったか、か…」
フツメン「それは…パイロットとしての腕の事かな?それとも一人の人として?」
アグニャ「一人の人間として…どういう人だったかを知りたいです」
テロル「エシャーティさんが好きな男を知れば…俺もエシャーティさんに好かれると思って聞きに来たんだ」
フツメン「そうだな、人間としては非常に優しかった子だったね」
フツメン「あとかなり人当たりが良かったから、短い間しか一緒にいなかったけど今でも印象に残るような…そんな感じだった」
テロル「優しい人がエシャーティさんは好きなのか…!」
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アグニャ「でもそれだけじゃ、エシャーティさんは人を好きにならないような気がするな…」
フツメン「そうだね、優しいだけなら僕もいい線行ってるし。そうそう、僕はその場にいなかったから人づてに聞いた話なんだけど…」
フツメン「まだ子供だったエシャーティが大の大人に殴られそうになったとき、即座に庇った事もあるそうなんだ。ゴロくんもまだ子供だったのに、すごい勇気だよね」
テロル「…」
アグニャ「さすがにこれはそうそうマネできないね?」
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