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ゴロ「…」ゴァァ
エシャーティ「くそ…足ナシはキツいな…」ヒョロヒョロ…
ゴロ「…」ズバァ!
エシャーティ「ほっ!お返し!」ビャンビャン
ゴロ「…」キィンキィン
テロル「うそだろ…ビームピストルの弾を…」
アグニャ「サーベルではじいた…」
エシャーティ「というのも読んでるわ!あらよっと!」ヒュンッ!
ゴロ「!」ブス!
ゴロ「…」ヨロリ
フツメン「なるほど…サーベルでビームはじくのは大振りになるからね…はじいた後のスキを狙ってナイフを投げるといいのか」ナルホド
エシャーティ「ま、腕1本さっきぶっ壊せてたから当たったけどね。たぶん腕2本あったら受け止めてたわね…」ビューン
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テロル(ゴロは腕1本と頭部をやられて…エシャーティさんは腕1本と両足か…)
アグニャ(ゴロさんはカメラなし、エシャーティさんは移動制限…エシャーティさんが少し有利?)
エシャーティ「…」ピタリ
ゴロ「…」スッ
エシャーティ「…」タラリ
ゴロ「…」ジー
テロル「これどういう状況?」
エシャーティ「ゴロはたぶんカメラ死んでるからセンサーとソナーで探ってるはず…下手に動いたら足のないあたしは…避けれないから終わる」
アグニャ「そうか…向こうはビーム砲があるから…」
フツメン「対してこちらは…ビームピストルとサーベルだけだ…」
アグニャ「さすがにもう…よくて引き分けじゃ?」
エシャーティ「ふん、諦めるのはまだよ」キリッ
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エシャーティ「まずは…ワイヤで!」バシューン
テロル「遠くにあるガレキに…ぶつけた?」
ゴロ「!」クルリ
ズドドドド…
アグニャ「あ!ガレキの方を撃った!ワイヤ当たった衝撃で崩れたガレキにセンサーが反応したのかな」
エシャーティ「後ろを向いちゃって…」ビャンビャン!
ゴロ「…」バシバシ!
アグニャ「よし!足が壊れた!いけますよ!」
エシャーティ「わかってら!えええい!」ヨロヨロ…
エシャーティ「くそー!足がないとほんと動きにくーい!」
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エシャーティ「そうだ…相手も動きが鈍いならこうすりゃいいか」ポイ
ヒューン…
テロル「あー、サーベル投げいいすね」
ゴロ「!」パンチ
バシ!ヒューン…
エシャーティ「え、うそ…うわっとと!」ビャン!
ボカーン!
アグニャ「ま、まさか飛んできたサーベルをカメラもなしで、パンチで…」
テロル「頭おかしいぜ…」
フツメン「しかも爆発の衝撃からこちらの位置を特定までしたみたいだよ…ビーム砲がこちらを向いてる…!」
エシャーティ「ま、負けるかァ!20年の差を見せちゃる!」ゴロゴロ…
テロル「で、でんぐり返しで近づいていくのか…」
アグニャ「でもすごいスピードだよ!」
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ゴロ「トドメダ…」ピカ…
エシャーティ「せめて…相討ちじゃー!」ビャンビャンビャンビャン!
ドガシャーン…!
フツメン「ビーム砲を発射直前で壊して…爆発させたのか」
テロル「け、結果は…!?」
…
エシャーティ「両方とも戦闘不能で引き分けね…」
アグニャ「す…すごい戦いでした!」
テロル「俺なんか開始数秒でやられるんすけど…いやー、エシャーティさんパネエっすね」
フツメン「中々お手本になる戦いだったよ、さすがだね」
エシャーティ「あはは、いまいちスッキリしないけど…ま、いいか」
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