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160ページ目

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工場


アグニャ「すみません、セッさん号の者なんですけどー…あ、先客ぽい人の対応してるみたい。待っとこうか」


テロル「そうだな…ん?あ!あの人は!」


アグニャ「あの人?どうかしたの?」チラリ


エシャーティ「じゃー調整よろしくね」


おじさん「ああ、いつも利用してくれてありがとう…お客さんも物好きだよな、こんな何十年も前のロボットとか武器を使い続けて」


エシャーティ「ロボットも武器も使えりゃいいのよ使えりゃ。あ、もしかして買い換えさせて儲けたいの?」ジロリ


おじさん「それも正直あるけど…ま、ネオス製でほぼ統一してくれてる手前、下手にそうは言えませんわ…おっと、次のお客さんが来たみたいだ」


エシャーティ「そ、じゃよろしくね」


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テロル「よしきた!エシャーティさん!俺だよ、覚えてる?」


エシャーティ「あ、あんたは…えー、その」


テロル「え…覚えてない?」ガーン


アグニャ「あ、工場の人ですか?セッさん号の者なんですけど」


おじさん「ああ、そうだが…君たち知り合い同士だったのか?」


アグニャ「え…さあ?」


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エシャーティ「あー、そう、テロル…テロルだったわね。ナンパのね、はいはい」


テロル「そうです!いやー今日もキレイっすね!ところでなんでこんなとこに?」


エシャーティ「あたしも一応ロボット乗ってるからさ、たまに整備とかしにこういうとこ来るのよ」


アグニャ「あ、そうだ…こないだのケシカスでは助けて頂いてありがとうございました」


エシャーティ「ん?ケシカス…あ、もしかして君たちフツメンのとこのパイロット?」


テロル「そっす!」


エシャーティ「あーはいはい、あれね。思い出したわ」


おじさん「ごゆっくりどうぞ」オチャコトン…


アグニャ「あ、すみません…」


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アグニャ「そうだ…エシャーティさんはどんなロボットに乗ってるんですか?」


エシャーティ「ん?ああ、おじさん、もう整備始めてる?」


おじさん「ああ…あ、見てっても構わないぞ」


エシャーティ「ありがと。というわけで、見せてあげるわ。あそこにあるのよ」


テロル「うおお、エシャーティさんのロボット…」ドキドキ


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アグニャ「こないだはじっくりと見なかったけど…改めてみるとすごい装備ですね」


エシャーティ「ビーム砲はインパクトあるでしょ?まああれ20年前のモデルだけど」


アグニャ「20年前…?そういえばよく見るとどこかで見たような…」


テロル「あれ?このロボットって訓練装置の名無しCPUじゃね?あのクソ強い…」


アグニャ「…」


アグニャ「ほ、ほんとだー!」ギョウテン


エシャーティ「…?」


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