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159ページ目

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ドッグ


フツメン「二人とも無事かい?」


アグニャ「平気です。それより敵の戦艦は?」


フツメン「あれなら主砲の充填が終わり次第、撃ち落とす。一心不乱にこちらに近づいているが、恐らく特攻をしかけるんだろう」


テロル「ひえー、おそろしや…」


フツメン「まあ主砲1発で確実に轟沈するだろう。が、一応君たちはまだロボットに乗っててくれ。倒しきれなかったら尻拭いを頼むよ」


アグニャ「分かりました」


フツメン「ま、ほぼ杞憂に終わるだろうけどね。それじゃ」ブツン


テロル(切れた。ふぅ、のんびり待つとするか)


整備士「あー忙し忙し!まったく、腕とか脚とか持ってかれて…取り換え面倒なんだぞたく」イソイソ


テロル(はは、ドッグじゃ大忙しで整備してくれてるや。なんかコクピットの中でボケッとしてんの、申し訳ねえなあ)


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ブリッジ


テロル「いやー、杞憂だったなぁ」


フツメン「杞憂に終わったねぇ」


アグニャ「杞憂でよかったですねほんと」


フツメン「二人とも疲れただろう?あと少しでネオスだが、今日は休むといい。また明日ネオスに行くといいよ」


テロル「おけーす。そういえば槍って案外使いやすかったなぁ」


アグニャ「あの敵が使ってた武器?なんかピストルとかの弾、薙いだだけではじいててインチキじみてたね」


フツメン「割りとサーベル以外にもビームでできてる近接武器はいっぱいあるんだけど…」


フツメン「サーベル以外は常に新兵器として出たり、いつの間にか消えてたりを繰り返してるんだよね」


テロル「へー」


アグニャ「そういえば10年前はビームブーツとかありましたよね」


フツメン「あはは、あったなそんなの…懐かしい」


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翌日


フツメン「さて、二人にはネオス重工業という工場へ行って、好きな武器を受注してきてもらうんだけど」


テロル「待ってましたぜダンナ」


フツメン「事前に話を通してるから、セッさん号の者だって伝えればいいからね。この地図の工場に行くんだよ」ヒョイ


アグニャ「分かりました!」ウケトリ


フツメン「あとは…一人につき200万以内に抑えてね。欲しいものがそれ以上の場合は200万までは出すけど残りは自腹で出すことになるよ」


テロル「オッケーオッケー」


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ネオス


アグニャ「ね、テロルくんは何にする?」


テロル「大本命はサーベルだけど…正直サーベルに強い弱いってないしな…」


アグニャ「そっか…あたしはマシンガンかな」


テロル「アグニャってマシンガン絶対持ってくけど、そんな強いか?使いやすいけどさ」


アグニャ「うーん、射撃自体は下手だからライフルは使いこなせないし、近くに敵いるとサーベル使うからピストルも使わなさそうだし…」


アグニャ「消去法で最初の実戦にマシンガン持ってったけど、案外自分に合ってるから使い続けてるよ」


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テロル「そういえばアグニャって最初からずっと一人で戦ってたのか?俺が入ったときは一人だったけど」


アグニャ「いや、新人だった頃はあたし以外にも二人、訓練生上がりの新人がいたんだけどね…」


テロル「ほうほう、新人三人組だったわけだ」


アグニャ「二人とも初陣でやられちゃった…」


テロル「それは…ご哀愁サマで…」


アグニャ「そこからはセッさん号は次々に戦地に向かわされて支部で人員補充する間もなく…アステルに来てやっとテロルくんが入ったってわけ…」


テロル「そうか…大変だったんだな…あ、あれ工場じゃね?」


アグニャ「ん…地図の工場だね。じゃ入ろうか」


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