表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
154/209

154ページ目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日


艦長「支部経由で本部に君たちの武器支給の認可を仰いだ結果…」


テロル「…」ドキドキ


アグニャ「…」ドキドキ


艦長「二人ともオッケーでした!いえーい!」


テロル「きました!さっすがだぜ!これが戦艦の艦長サマですよ、素晴らしいですわ!」ヒューヒュー


アグニャ「ありがとうございます!あたしたちのために何度も支部へ足を運んでくれて…」ペコリ


フツメン「かわいい部下たちが頼んできたんだ。何がなんでも認可くらいはもらってくるさ」キリッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



テロル「あ、整備士さんちーす」


整備士「おうどうした?武器を替えといてほしいのか?」


テロル「それなんすけど、俺ネオスに行ったら新しい武器もらえるんすよ」


整備士「ん?ネオス?あそこは中立コロニーじゃなかったか?確かに兵器製造は一流らしいが…」


テロル「中立なんすか?でもネオスってコロニーなんすよね。じゃコロニー軍が入るのは別いいんじゃねえすか」


整備士「そうなのかな…俺世界の政治とか情勢はよく知らねえし、中立っていっても案外そんな感じなのかもな」


テロル「たぶんそっすよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夕方


アグニャ「言われてみれば、わざわざネオスで武器もらうのって不自然な気もするよね」


テロル「だろ?なんで艦長はネオスで武器を支給されたんだろうな?」


アグニャ「うーん、ネオスといえば兵器開発の最先端を往くコロニーらしいから…コロニー軍にも多少は供給してるらしいけど…」


テロル「うん」


アグニャ「問題は…よく中立のネオスに入港できたな、ってことかな。一体どういうコネを持ってるんだろ、底知れないね」


テロル「うおお…訳がわかんねえ…もう直接艦長に聞いてくるわ!」


アグニャ「ええ…そう来る?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ブリッジ


フツメン「ああ…それね」


アグニャ「よろしければ詳しく教えてほしいです」


フツメン「あれはね…僕が大してすごかったわけじゃなくて、僕の戦友たちが強者揃いでそのおこぼれに預かったってだけさ」


テロル「おこぼれ…というと」


フツメン「君たちも知ってるだろうけど、ゴロくんていうすごい子がいてね。僕は彼の率いる小隊の一員だったわけで」


アグニャ「ふむふむ」


フツメン「ある日彼はとある惑星の王女様をコロニー軍に引き入れたんだ」


テロル「王女様を!?」


フツメン「で、その王女様に新しいロボットを支給しないといけなかったし、ゴロ小隊のみんなもそろそろ新しい武器がほしい頃だった」


アグニャ「でもどうしてそこで武器の供給先にネオスが上がったんですか?」


フツメン「ネオスから結構重要な任務を受けてててね…無事に終わらせて入港したんだ」


フツメン「で、ネオスの防衛省に任務成功を報告して…出港する前にネオスの工場で好きな武器を買ってもらった…って感じだよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ