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153ページ目

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ブリッジ


フツメン「やあ二人とも、火星観光してたんだってね。仲よくしてるみたいで僕は嬉しいよ」ニコリ


テロル「観光に行ったのにね、俺は戦いをしなければならなかったよ」


アグニャ「でも一緒に戦って…始末できたよね」


テロル「ああ…」


フツメン「よく分かんないけどそれは良かったよ。あ、あと前回の作戦成功を踏まえて、君たちの階級を一つ上げることにしました」


テロル「お!マジで?俺まさかの大佐?」


アグニャ「あたしは今上等兵だったから…特技兵かな」


フツメン「えー、テロルくんは上等兵でアグニャちゃんは兵長となります。おめでとう!」パチパチ


テロル「じょ…上等兵…!ちょっと強そう!」パァァ


アグニャ「特技兵じゃなく兵長になる…ってことはもしかして」


フツメン「うん、アグニャちゃんはパイロットチームの隊長さんを勤めてもらいます。アグニャ小隊誕生だよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


テロル「えー!アグニャ小隊…?それテロル小隊じゃなくて!?」


フツメン「残念だけどアグニャ小隊だよ。実績も実力もアグニャちゃんのが今は上だからね」


アグニャ「えへへ、ごめんねテロルくーん」ニヤァ


テロル「ぬぅん…!今に見てろ、すぐ追い越して俺が隊長になってやるからな…」


フツメン「その意気だ!互いに切磋琢磨して高めあってくれると僕は嬉しい。僕はエコヒイキなし色眼鏡なしで評価するから頑張れば下克上も可能だよ!」


アグニャ「とにかく艦長ありがとうございます!あたしを隊長に選んでくれて…これからも全力で頑張りますね」ケイレイ


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夕方


テロル「そういえば昇格したらちょっと強い武器とかくれたりしないんすか?」


フツメン「ん?あー…僕が上等兵になったときは確かネオス行って好きな武器を買ってもらったな…」


アグニャ「へえー!そんな事が…艦長、あたしたちも…」


フツメン「そうだね。アグニャちゃんはそろそろ自分に合った武器が何か分かってきただろうし支給認可を取ってこよう」


テロル「俺は?」


フツメン「うーん…使いやすい武器が何か、具体的にあるかい?」


テロル「サーベル!…とピストルかな」


フツメン「なるほど」


フツメン(近距離戦闘が得意なのか…ゴロくんもそうだったな…いや、彼はそこにある武器を使ってただけだから得意な武器は分からずじまいだったかな…?)


テロル「艦長、どっすか?ダメとか言わないでくださいよ?」


フツメン「よし、じゃあテロルくんも認可取ってこよう。初陣であの戦果は確かに称賛ものだからね。これくらいは当然だろう」


テロル「分かってるすね!さすが艦長!いよ、将軍!コロニー軍の顔役!イッツアスタンダァフェイス!」ヒューヒュー


アグニャ「調子いいよね、ほんと…」


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