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152ページ目

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数日後 火星


フツメン「それじゃ整備士くん、奪取したシールドを牽引して着いてきてね。支部に引き渡しに行こうか」


整備士「うす!」


キュラキュラキュラ…


ゴロ「火星に着くのもあっという間だったなー」


アグニャ「ね、テロルくん。せっかく火星に来たんだしどっか観光に行かない?」


テロル「おう、いいぜ。て言っても火星って何が名物なのかわかんねえぞ」


アグニャ「あたしも…あ、あれは有名だよ!」


テロル「お、なんだ?教えてくれよ」


アグニャ「えっと…げ、げぼ…オムレツ」ボソリ


テロル「おおん?オムレツ?オムレツが人気なのか!いいね、そう言えば最近卵料理食ってなかったしな」ウンウン


アグニャ「え、いいの?」


テロル「んん?オムレツだろ?いいじゃねえか、食いにいこうぜ!」


アグニャ「あ、うん」


アグニャ(ゲボゲボオムレツ…もしかして好きなのかな…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


火星の街


アグニャ「あ、あそこ飲食店みたい。入ろっか」


テロル「おう!火星で名物の料理ならどこ入っても食えるだろうしな。あー腹減ってきたな」


アグニャ(な、なんかほんとはゲボゲボオムレツだって分かってない…とかじゃないよね…)


店員「2名様ですねこちらの席どうぞ」スッ


テロル「あざー!あ、名物のオムレツ頼むわ!アグニャも食うだろ?2人前な!」


アグニャ「え!?ちょ…え!?」


店員「了解、ドリンクはいかがしましょう」


テロル「うーん俺コーラでいいや」


アグニャ「え…あの…じゃあたしもコーラ…」


店員「出来上がり次第お持ちいたしまーす」スタスタ


アグニャ「…」


アグニャ(え?これまさかあたしもゲロゲロオムレツ食べる…?)サァァ…


テロル「楽しみだな!」ニコリ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


数分後


店員「お待ちどうさま」コトン…


テロル「!?」


店員「火星名物…ゲボゲボオムレツでございます」プーン…


アグニャ「」


店員「サービスでコーラもこの中に入れときました。それではごゆっくり…」スタスタ


テロル「え」


アグニャ「ごめん」


テロル「ゲボゲボ…ゲボゲボ!?」


アグニャ「ごめん…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2時間後


テロル「許さねえからな」チーン


アグニャ「ほんとにごめん…でもあたしも…被害者だよ…」チーン


テロル「それもそうだな…一緒に悪しき酸味と戦った仲間だもんな…」ウッ…


アグニャ「うん…うん!ありがとう…」オ…オエ


テロル「とにかくあのブツを始末できたのは…よかった…」


アグニャ「ほんとね…頼んどいて残すのはあれだもんね…」


テロル「…」


アグニャ「…」


テロル「おえ…」


アグニャ「う…もらいゲェするから…やめて…」


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