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工場の外
テロル(ま…マジかよ…)アゼン
アグニャ(敵の応援が…10機…)ボウゼン
テロル「なあ、絶体絶命じゃね」ワイヤバシ
アグニャ「そだね…よし…シールドは諦めよ!これで身を守りながら突き進むよ!はい、キミの分!」ヒョイ
テロル「だよな、死なないのが第一だもんな…しゃーねえ、逃げるか…」ウケトリ
アグニャ「それじゃ3秒後に戦艦の方へ全力ダッシュね…3、2、1…」
テロル「おらあああああ!ベタブミじゃああああ」ブツン
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ケシカス上空
エシャーティ(ふんふふーん、ここに来るのも久しぶりだなー。未だに軍と軍が陣取り合戦してんのね)ビューン
エシャーティ(あら、まさに逃げるコロニー軍と追っかける惑星軍が…まったく、逃げてるんだから見逃しなさいよね)
エシャーティ(コロニー軍は2機でダメージ大きいのが1機…惑星軍は10機で全機ダメージないぽい…?)
エシャーティ(うーん、これはさすがにちょっと頂けないわね。古巣の人のピンチだし、ちょっと助太刀しよ)ゴォォ
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アグニャ(ん?後ろだけじゃなく上空からも反応が…もう!最悪!これ以上増えないで…)ビュオオ
テロル(終わった…俺の人生…)ビュオオ
エシャーティ「あーらよっと、てね」ピッキャアン!
ズドドドド…
アグニャ「ひー!えっぐいビーム…」ドキドキ
テロル「あばー!と、とにかくダッシュダッシュ…」ビュオオ
エシャーティ(ふふ、驚かせたかな…っと、まだ8機いるわね。気を抜いちゃダメね)ピッキャアン!
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ブリッジ
砲撃手「あ、艦長!アグニャちゃんとテロルくんの機影、見えます!二人ともシールド持ってますよ!」
フツメン「ほんとか!この難しい作戦をよく初陣でこなしてくれた…才能があるな、テロルくんは」
砲撃手2「艦長!テロルたちの後ろから8機くらい敵が!」
フツメン「マジ?」
砲撃手「やべえおまけも持ってきたっすね…あはは」チーン
フツメン「仕方ないさ…迎撃してくれ!…ドック聞こえるか!テロルくんたちが近づいたらハッチ開けて回収用意!」
砲撃手「艦長!上空にももう1機いるみたいっす!あっちは砲撃仕様っす!」
艦長「なに!?…って、あのロボットは…」
砲撃手「機体のどこにも所属マークが描いてないし、識別信号もめちゃくちゃな羅列…ということはあの人っすかね?」
艦長「彼女だな。まさかこんなに早く見かけるとは思わなかったな…」
砲撃手「そうすね。っとと、敵が射程距離に入ってくるぞ、対空砲狙いすましとけよ!」
砲撃手たち「うーい!」
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