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142ページ目

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夕方


テロル「はぁー、やっぱサーベル4個持っても使うのは2本だけだよなぁ」


フツメン「そりゃそうだよ…」


アグニャ「後でドックに行ってサーベルの代わりにピストルもう一個かミサイルでも持たせてもらったらどうかな」


テロル「そうするわ」


フツメン(地味に二人とも僕を倒してるのが悲しいな…)ションボリ


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アグニャの部屋


アグニャ「ふぅ…ただいまっと」


アグニャ(今日はテロルくんの実力が知れたし、一緒に遊べて楽しかったなぁ)


アグニャ(今まで一人で戦ってたけど…これからは二人で戦えるんだ…)ニヤニヤ


アグニャ(一人よりすっごく安全だし、すっごく安心だし、すっごく強くなれるんだろうなぁ)


アグニャ(うふふ、楽しみ…早く次の戦闘こないかな)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日


フツメン「やあ、二人ともおはよう。今日はアステルを出発するからね」


テロル「うっす」


アグニャ「テロルくん、アステルのお家に荷物とか取りに行かなくていいの?」


テロル「俺の荷物ないしなー。今まで住んでた部屋も会社の寮だし家電とかも備え付けのだったし…」


フツメン「おや、意外とミニマリストなんだね」


テロル「うんや、別にそういうわけじゃないけど…」


アグニャ「まあそういう事なら大丈夫そうだね。艦長、次の目的地はどこですか?」


フツメン「えっとね、ケシカスっていう惑星に行って敵の新型兵器を奪いに行きます」


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テロル「新型兵器…もしかしてそのまま俺が…」ワクワク


砲撃手「なわけねーだろ!奪った兵器はその後最寄りのコロニー支部へ持っていって、本部に送ってもらうんだぞ」


フツメン「そうだね。それでケシカスなんだけど惑星軍とコロニー軍が半々で陣取ってて結構激戦区だから…テロルくん、初陣だけど死なないでね」


テロル「マジすか…」


アグニャ「大丈夫!あたし頑張って支えるから…」


テロル「センパイさすがっす」


フツメン「うんうん、二人で協力して奪いに行ってね。それじゃ出発してくれ」


操舵手「おす!」


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テロルの部屋


テロル(激戦区らしいしちょっと鍛えとくか…)ポチ


テロル(装備は…お、昨日ドックで変えてもらったのがゲームにも反映されてる…すごいシステムだな)


テロル(サーベル2本にピストル2丁…二個使いは男のロマンだよな!)


テロル(でCPUは…よし、このゴロとか言うへっぽこそうな名前のやつを叩き潰そう)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


30秒後


テロル「おかしいだろー!」グワァ


テロル(つ…つい声に出てしまった…けど、ガチでおかしいだろ)


テロル(なに、あの…なに?マジでさ…よく分かんないけど死んだし…バグ?)


テロル(ちょっともっかいやってみよう…)


テロル(また即死したら艦長にゲームバグってるって文句言いにいこ)ファイ!


トコトコ…ビャンビャンビャン!ズバァドカーン…


テロル「…」


テロル「よし、もっかい…」リトライ


プカプカ…ビャン!ドカーン…


テロル「ワンパン…!」ムカムカ


テロル(おかしいだろ…相手の装備は20年前のピストルとサーベルだぞ…ロボットに至っては…)


テロル(うわ、数字までバグってるわ。ロボットの製造日が数百年前になってやんの)


テロル(アグニャも勝てねえって言ってたけど、これバグだから勝てねえよ。さ、ブリッジ行こ…)


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