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軍人「ああ…エシャーティ…そんな名前だった気もするな…」
テロル「…」
軍人「で、何の用だったんだい?ここらは軍艦やロボットが行き来する場所だよ。あまり一般人には縁が無いとは思うけどな」
テロル「それはだな…俺はテロルっていう者なんだが…訳あって今さっき会社をクビになった若者でして…ってこれは別にどうでもいいか」
軍人「ふむ…」
テロル「エシャーティて人に会いたくてここまで追っかけたんだ。女の尻を追っかけてこんなとこまで来るか?とは思うだろうが…それだけだ」
軍人「そっか。信じるよ」
テロル「マジで?いいあんちゃんだな、あんた!軍人って結構イイ人多いな!」
軍人「あっそうだ。ねえキミ、今無職なんだよね」
テロル「そうだが」
軍人「興味があれば、コロニー軍に入らない?」
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テロル「んん?どうしてだ?」
軍人「いや、あの子に会いたくてここまで来たんでしょ?」
テロル「ああ…あ!もしかしてあんた、エシャーティさんの上司とか?んで俺とエシャーティさんを同じとこに配備してくれるとか…」
軍人「いや、彼女はね…今は軍人じゃないんだ。でも軍に入れば彼女に会う可能性もあるかもよ」
テロル「軍に入れば…彼女に会える…?軍人じゃないんだろ?エシャーティさんって」
軍人「それはそうなんだけどね、彼女は世界を旅しているんだ。んで僕の乗ってる戦艦も世界のいろんなとこ回る仕事多くてね」
テロル「…」
軍人「ま、確率は低いけどさっきみたいに鉢合わすこともあるんだ。どうだい?アステルにずっといるよりも会えるとは思うよ」
テロル「よくわからん…」
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テロル「だいたいなんで俺をスカウトしてんだよ」
軍人「今僕の乗ってる戦艦がね、パイロット不足でね。ゲームが得意な若者が一人欲しいとこなんだよ」
テロル「ゲーム…っていうとあのロボットのアクション対戦ゲー?」
軍人「ご明察。あのゲームの操作と実際のロボットの操縦ってだいたい同じなんだ。どう?あのゲーム好き?」
テロル「大好きだ。あれが仕事になるんなら天職と言えるくらいだ」
軍人「おお、頼もしい。じゃあコロニー軍に入ってくれるかな?結構パイロットって給料もいいよ」
テロル「いいじゃねえか!やってみるぜ!よろしくな!えっと…」
フツメン「僕はフツメンって呼ばれてるよ。えっとね、セッさん号っていう戦艦の艦長をやってるんだ。よろしくね」
テロル「か、艦長サマでありましたか!これは失礼をしましたでありますですー!」ケイレイ
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