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135ページ目

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コロニー軍支部


テロル(オネエさんは…こっちに来た…よな?)


スマホ「ブーブー」


テロル(ん?メール?会社から…あ!)


テロル(オネエさんの尻を追っかけるのに夢中で、昼休みの時間過ぎちまった…!やべえ…どないしよ…)


メール「はよもどれアンポンタン!10分以内に戻れなきゃクビだクビ!戻れても給料減額だ!」


テロル「ひえー…」


テロル(戻れねえよ…こっから10分で会社まで行けねえよ…終わった…)ホウシン


テロル(こうなったらヤケだ。オネエさんに会って口説きにかかろう…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


テロル「あ、すいません。こちらにエシャーティって人いませんか」


支部の人「ん?女の人か?…女の人ならさっき戦艦のセッさん号の方に行ってたぞ」


テロル「戦艦…セッさん号…?」


テロル(なんちゅうネーミングだよ、セッさん号て…セッさん号て!)


支部の人「キミはその女の人の知り合いか?」


テロル「え?うーん、知り合いですわ」


支部の人「そうか。セッさん号はな、あっちの区域に接岸している。用があるんなら早めに済ませな」


テロル「どうもす!助かりあす!」ペコリ


支部の人「いいってことよ」


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戦艦セッさん号


テロル(勢いで軍艦なんかに入っちゃったけど、やばくね?)


テロル(エシャーティさんも見つからないし帰るか?でもこのまま帰るのはなぁ…会社クビになったし…)ウーム


整備士「ん?誰だお前、ここになんか用か?」


テロル「ん?あー…人を探してたんですけど見つかんなくて…ん?あそこにあるのはロボット?」


整備士「おう、あれはまさしくロボットだぜ。で、探してる人って誰だ?」


テロル「あ、えっと、エシャーティって名前のオネエさんなんすけど…」


整備士「エシャーティ…うーん、聞いたことあるようなないような…」


テロル「あ、ガチで探してるわけじゃないんす。用も大した事じゃないし」


整備士「そうか?まあそれならいいが…じゃ俺は作業に戻るぞ。じゃあな」


テロル「うす」


テロル(ロボットかっけえなあ。にしてもエシャーティさんはどこに消えたんだ?確かに軍の敷地に入ったのは見たんだが…)


テロル(仕方ねえ、帰るとするか…)


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テロル(あ!いるじゃねえかあそこに…)


エシャーティ「じゃまた近くに来たら寄るわ。そっちも達者でね」


軍人「ああ、またね」


テロル(誰かと話してるな…彼氏か?)ケッ


テロル(ってエシャーティさんロボットに乗って飛んでったぞ…やっぱ軍人だったのか!)


軍人「ん?どうしたんだい、なにか用かな」


テロル「ゲ!」


軍人「ゲ、てなんだい。怪しいね、ちょっといいかな?」


テロル「ま、待ってくれ!俺はちょっとエシャーティって人に用があっただけなんだ!」


軍人「エシャーティ…?」


テロル(お…おいおい、今お前が話をしてた女だろ!なんですっとぼけてんだよ!)


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