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20年後…
アステル
テロル「ん?今日はあの日か…もう20年も経つんだな」
ダチ「あの日ってなんの日だよ。いきなりどうしたおめえ」
テロル「は?お前俺と何年も働いてんのに知らねえのかよ…」
ダチ「ぜえーな、ん?」
テロル(はぁ、これだからこいつは出世できねえんだよバーカ。まあ俺も万年ヒラ作業員だけど…)
テロル「ん…?おい、あの女の人…キレイじゃね?」
ダチ「あ?お前ああいうのタイプなんだな、年上好きだったのか」
テロル「うーむ…なんて美人だ…」
ダチ「気になるのか?声かければ、ぼくちゃんと遊んでぇーん!てな」
テロル「ぜえーな」
テロル(しかし中々に気になるオネエさんだ。ちょっと誘おうか…)
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お姉さん「ん?」
テロル「すいません、呼び止めて。ちょっといいすか」
お姉さん「なによ」
テロル「いや、キレイな女の子だなーって…今俺昼休みなんすけど、ちょっとメシでもどうすか?」
お姉さん「なに、ナンパ?いいじゃない、楽しませてくれるのかしら」
ダチ(マジで!?こりゃ…遊んでる系か)
テロル「あざす!あ俺テロルって言いますわ」
エシャーティ「あたしエシャーティ。お腹いっぱい食べさせてね?いくわよ」
テロル「あ、はい」
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昼過ぎ
テロル「…」ボウゼン
エシャーティ「ごち」ケプ
テロル「あ、あの…割り勘…」
エシャーティ「うふ、割り勘で足りるのかしら?」デンピョウスッ
テロル「…」ギョエー
エシャーティ「あはは、マヌケ面ね。いいわよ、あたしがお金だすわよもちろん。こんなに食べたのあたしだしね」デンピョウペチペチ
テロル「すいません…給料前だったの忘れてて…」
エシャーティ「いいわよ別に。あたしも久しぶりに誰かとご飯食べれて楽しかったし。んじゃあね」
テロル「えっ」
ツリハイラナイワ…アザーシター…
テロル(颯爽と出ていってしまった。くそ、気になるオネエさんだ…)
テロル(仕方ねえ、ちょっと追いかけてもっかいだけ話をしよう…)
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