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130ページ目

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あたし(まっずいわね…エネルギーペーストのゲボゲボオムレツ味…)


あたし(ふぅ…)


あたし(そうよね…まだあんまり頭が働かないけど、死ぬのはダメよね…)


あたし(やりたいことも欲しいものも何もないけど…とにかく生きるだけ生きておこう…)


あたし(そうだ…母さんたちに連絡とっとこう。一応予定じゃ明日は出港なんだし)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


父さん「どうしたんだ?電話なんかかけてきて…もしかして久しぶりに会ったら、離れたくなくなったか?」


あたし「あのね父さん、あたし今すごく悲しいの」


父さん「…わかった。話したいことか?辛いことなのか?」


あたし「できれば口に出したくないし辛いことだけど、言わないといけないこと」


父さん「わかったよ、話してくれ。ゆっくりでいいぞー、父さん時間いっぱいあるからな!」


あたし「ふぅ…あのね…ゴロが死んだ」


父さん「…そうか、昨日のニュースでやってた惑星軍のあれだな。そうか…そう…」グスン


あたし「ちょっと、泣かないでよ…あたしだって…うう…」ヒック


父さん「そうか…ゴロくんが…昨日の戦闘で…あんなにいい子だったのにな…」ズルズル…


父さん「待って、耐えられん…母さんにかわる」ブシュッ


あたし「…」グスン


母さん「あ、どうしたのあなた。父さんも泣いてるし…」


あたし「うん、あのね…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


深夜


あたし(父さんたちに話したら少しスッキリした。まだまだ100%立ち直れそうにはないけど…)


あたし(フツメンの言った通り、悲しみを分かち合うと楽になった…気がする)


あたし(はぁ…ゴロに会いたい…)オマモリスッ


あたし(ゴロ…ちゃんと持ってたんだね、おまもり…)ニギニギ


あたし(ん…ゴロ…)グスン


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