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ゴロ「…というわけらしい」
あたし「4隻も敵が!?…って、今まさに遠くから2隻また来てるわよ!?」
フツメン「尋常じゃない大艦隊だ…これは正真正銘、本気で侵略するつもりだ…!」
ゾシ「あんなに大量に艦があると倒さないといけないロボットもめちゃくちゃ多いんじゃ…」
ゴロ「後からまだ敵が来るにしても…一旦あの6隻は対処しときたいな…」
あたし「でもどうやって…」
ゴロ(アステルを侵略されたらこの子の両親が危険な目に…それは避けなくては…)
ゴロ(ひとまずの主力は彼女のビーム砲だ…でもこの距離からだと遠すぎてビームが届く前に減衰してしまうな…)
ゴロ(近づけば…一斉にロボット出されて数で圧倒されるかもしれない…このまま待ってても近づかれたらアウト…)ジワリ…
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ゴロ(今こそ…ぼくの力の見せどころだ)
ゴロ「レフィエビーム砲をぼくに渡してくれ。代わりにピストルを1丁渡すから」
あたし「いいけど…」パージ
ゴロ「キミは一度コロちゃん号に戻って、ロングバレルビームライフルをつけて戻ってきて」
あたし「わかったわ。なにか作戦があるのね、頼もしいわ」ビューン
ゴロ「よし、と…ゾシとフツメンさんはこの辺りで引き続き防衛を」
フツメン「わかったよ」
ゾシ「ふふん、この3人で防衛なら鉄壁前線じゃな」
ゴロ「あ、ぼくは敵艦隊に突っ込んで、先手打ってくるから」
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ゾシ「一人でか?ぬはは、冗談はよせやい」
ゴロ「本気だよ。じゃここよろしくね。隊長命令だから守らないとダメだからね」ブツン
フツメン「ちょ、ちょっとゴロくん?切れた…」
ゾシ「ふ、不安なのじゃ…やばそうならすぐ駆けつけるのじゃ…」
フツメン「そうだね、いくらゴロくんでも6隻相手に一人は無謀だ。危なそうだったら防衛は支部の人に任せて助けにいこう」
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ゴロ(ビーム砲のエネルギー源は追加エネルギー炉に設定して…サーベルはメインエネルギー炉に戻しとこう)カチカチ
ドッギャアン!ドッギャアン!
ゴロ「うわっと!」グルリン
敵艦「主砲ぼーん!」
空母「ミサイルぼーん!」
空母2「なにやつ!であえであえ!」
ロボットワラワラ…
ゴロ「うおおっふ!」ビャッビャッ
敵艦「なんつー動きだ」
ゴロ「アラァー!」ピキャーンピキャーン!
ズドォォン…ドカカーン…
ゴロ(ロボットは2機…敵艦1隻は被害軽微か…!)ピーピー!
ゴロ(あらよっと!×7)スイスイスーイ
敵ロボ「き…きめえ動き…」ビャアン
敵ロボ2「まるで殺虫剤かけたゴキじゃん」ズバァ
敵ロボ「近寄りたくn…」ジュワァ
ゴロ(数の優越に浸ってて動きがもたついてる…これなら少しはいける!)ビャンビャン!
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ゾシ「見えるか?フツメンよ」
フツメン「うん。アレは鬼神だね…いや奇人…?」
ゾシ「うむ、被弾しつつも珍妙な動きで圧倒しておる。勝つためなら見てくれを捨てれるのじゃな、ゴロは」
フツメン「あ、ピストル投げ捨てたと思ったら通信用のワイヤ飛ばして…トリガー引いた…?」ボウゼン
ゾシ「もうついていけないのじゃ、今の動きのせいでまた一段とゲームのCPUがインチキ動作になるのじゃ…」
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